2015/04/27

ことさら大きな文字よりも、十分な行間がありがたい

還暦を過ぎるといよいよ老眼が進んできて、近くの小さな文字が読みづらい。眼鏡をかけても、なんだか誂えた時よりも老眼の度が進んだみたいで、なかなかうまく焦点が合わず、しかも一日の終わりに近付くにつれて目の疲労度が増し、ますます視界がぼんやりする。周囲の友人・知人の多くも、似たようなことでこぼしている。

というわけで、世の中では印刷物や Web の文字を大きくすることが求められる。少子高齢化で年寄りが増えているので、これはかなり緊急の要請だ。新聞の文字だって、今世紀に入ってから際立って大きくなっている。

新聞の文字は、昭和 26年頃からしばらくは 15段組で 1段 15文字だった。12段組で 1段 12文字が標準となった今からみると、かなり小さい。新聞各社は、この文字サイズの拡大によって 「読みやすさ」 が増したとしている。確かに昔の小さな字と比べれば、読んでいて目が疲れてどうしようもなくなるなんてことはなくなった。

しかし文字サイズに関しては、むやみに大きくすればいいというものでもない。私としては、文字を大きくするよりも十分な行間をとってくれる方がありがたい。

Img_2284 例えばこの写真、私が住んでいる自治体の 「議会便り」 という広報紙のページである。市議会で討議・決議されたことが、項目ごとに説明してあるのだが、なにしろ読みにくい。

高齢者を意識してのことだろうが、フォントは十分に大きく取ってあるので、「字が細かすぎて読めない」 ということはない。しかしぱっと見たところ、「空間が少なく、文字ばかりがびっしり並んでいる」 という印象で、初めから目がウロウロしてしまうのである。

「フォントが読めるぐらいに大きい」 ということは必要条件だが、決して十分条件ではない。むしろフォントを大きく取ったために、十分な行間が確保されず、「黒くべったりした見た目」 になって、読もうという気にすらなれないことが多いのである。

フォントサイズは必要最小限に抑えても、行間を十分に取る方が読みやすいことの方が多い。とくに 1行が長くて行間が狭いと、行末から次の行に移る際に、わけがわからなくなってしまう。このことが理解できないと、無闇に大きなフォントで、しかも太文字にしてますます「黒くべったりした見た目」 にして、読みにくいものにしてしまうというケースが多い。

いくら高齢者でも老眼鏡をかけて読むことが多いのだから、ことさらに大きなフォントは必要ない。文字を必要以上に大きくしたために行間がびっしり詰まり、視線の移動がスムーズに行かないと、それだけで読みにくくなり、読み続けるのが嫌になる。

広報紙などの編集にあたっては、このことをきちんと知っておいてもらいたいと思うのである。

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2015/04/26

太陽光発電、我が家でもようやく開始

昨年末の 「年末年始は大荒れになるというので」 という記事で、「我が家の屋根にもようやく太陽光発電パネルが乗っかることになった。年明けの中旬頃に工事が行われる予定である」 と書いたまま、その後の報告をしていなかった。実は工事が遅れに遅れ、今月中旬にやっと完了した。

太陽光発電は、早いうちに導入しておかないと売電価格が下がってしまうというので、どうやら設置ラッシュのようなのである。おかげで部品と作業員の手配に驚くほど手間がかかり、当初の予定から 3か月も遅れてしまった。まあ、文句を言っても仕方がないので、現実に我が家が発電所になったことを喜ぶことにしよう。

我が家はそれほど大きい家ではないし、屋根の形も寄棟造りで斜めの線が多いためデッド・スペースが大きく、パネルの枚数もあまり多くできなかったので、発電能力も 3kw/h に少し足りないぐらいという、可愛らしいものである。それでも、晴れてさえいれば自分の家で消費するよりずっと多くの電力を生み出すことができている。

一日中曇り空とか雨降りだったりとかすると、発電量はぐっと下がってしまい、東京電力から電気を買うことになるが、これまでの 10日間の通算では、発電量の半分も自家消費せず、売電している。元々我が家は省エネ型のライフスタイルだから、年間を通しても大幅な 「黒字」 となるのが確実だ。

これまでは 「再生可能エネルギーの活用」 を主張しながら、自分の家でそれを実行していないのが痛恨だったが、これからは 「ウチは、自分の家で発電してるんだ、文句あるか」 と、堂々とモノが言えるようになった。経済的なメリットよりも、このことが一番大きいという気がする。

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2015/04/25

首相官邸に落下したドローンと、田舎の旧家に入った泥棒

高校時代の同級生が嫁に行った先が田舎の旧家で、広大な敷地を囲む塀に沿って歩いて廻るだけで結構な散歩になるらしい。さらにやたらと大きな土蔵があり、この土蔵が泥棒に破られて中のお宝を盗まれたことに、半月も経ってから気付いたという。

こんな話を思い出したのは、例の首相官邸の屋上に放射性物質入りのドローンが落下していた件で、犯人らしき男が自首したというニュースからだ。この男は 「ゲリラブログ参」 というブログを書いていて、そこに今回のドローン落下事件の詳細も書いているというので、行ってみたら、確かにその通りだった。

このブログの 4月 12日付の記事に、今回のドローン事件の犯行について詳細が書いてある。それによると、4月 7日に小浜を出発し、9日夜明け前に首相官邸に向けてドローンを飛ばしたことになっている。前庭に落とそうとしたが、真っ暗で操縦不能になり、どうなったかわからないまま現場を離れたことになっている。帰宅後にニュースを見ても何の報道もないので拍子抜けしたらしいことも窺われる。

そして 22日付の記事で、ようやくドローンが発見されたとのニュースを確認、「遅せーよ職員!てゆーか警備員じゃないのか・・・2週間放置て・・・」 と書いている。まあ、確かに首相官邸の警備って間が抜けている。高校時代の同級生が嫁に行った先の旧家並の呑気さだ。本当に、こんなんで大丈夫なのかしらん。

それから、この犯人は 「反原発を訴えるため官邸にドローンを飛ばした」 と供述しているらしいが、その意図は当然ながら全然達成されていない。こんなような自分勝手な思い込みというのが、この類いの連中の共通点と言えそうな気がする。

ブログでこんな物騒なことを書いていたら、すぐに話題になって逮捕されていても不思議ではないのに、当人が自首して初めてブログが話題になっている。いかに読者が少なかったかが窺われる。とにかく行ってみればわかるが、読者の読みやすさなんて少しも考慮されていない。本当に読みにくいデザインなのである。このあたりにも、自分勝手さを感じてしまうなあ。

【追記】

この男は出頭を決意するまでブログを非公開にしていた形跡があるらしい。道理でね。

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2015/04/24

イラッとくる新手のスパムメール

ある日、私の iPhone のメルアドに 「Fwd:佐世保東翔高等学校の同窓会の出席確認」というタイトルのメールが届いた。次のような文面である。

タカボー参加します!!詳細決まったら教えて

それとヤマケン、アド変えたでしょ?前のアド送れなかったし…それに転送メールに書いて無かったから洋介から聞いた

(以下略)

これ、メルアドを間違えて送信されたのかと思ってしまう人もいるかもしれないが、この類いはすべてスパム・メールと思った方がいい。下手に 「送付先を間違えてますよ」 なんて返信すると、きっと面倒なことになると思い、放っておいたら、その翌日、こんな続きが舞い込んだ。

あ、そうだ!!今回は先生も呼んで、昔話に華咲かせたいなって思ってるんだけど、どう?もう成人式以来、会ってないし、30歳になった俺らの成長を見てもらおうよ(笑)先生呼んで良いなら、連絡先知ってるし任せて

いかにも罪のなさそうな文面で、つい親切に 「送付先を間違えてますよ」 という返信をしたくなっても不思議ではないが、ここでも思いとどまって、無視。すると、さらにしつこく、こんなのが届く。

仕事忙しいのか??先生も予定あると思うし、呼んでOKならOK、NGならNGって返事欲しいんだけど…先生来たら楽しいと思うんだけどな 連絡待ってるぞー!

この辺で、さすがにうっとうしくなって、「メルアド間違ってるから、もうこんなの送信するな!」 と、警告メールを入れたくなる人もいるだろうが、ぐっと我慢して無視。すると、またまたこんなのが。

ヤマケンだよな?同窓会の転送メールにお前のアドレスに書いてなかったから、洋介から聞いてそのアドに送ってるんだけど。。。俺のメール届いてないの?

まったくもう、日本語としてもなってないし、ブチ切れそうになるが、やはりぐっと耐えて無視、無視、無視。すると案の定、さらに追い討ちが来る。

なぁ?何で無視??そんなに無視するなら、俺同窓会欠席するわ こんな感じのまま参加しても楽しくないし、俺が行くことによってお前も楽しめないだろ。じゃー欠席って事で宜しく

内容的にはそろそろこれで一段落かと思ったが、さらにこんなダメ押しがあった。

友達に教えてもらったアドレスにメールしてたんですけど、どうやら俺が打ち間違えてたみたいです。ずっと友達にメールしてたと思ってました。何通も本当にすいません。送ったメール全部削除するので、そちら側も削除お願いしますm(_ _)m

馬鹿め、削除なんかするか。せっかくだから、しっかりブログのネタにさせてもらうわ。ちなみにちょっとググッてみると、このスパムに下手にレスすると、しまいには馴れ馴れしく某有名芸能人の名を騙ってきて、出会い系サイトに誘導されるという顛末に至るらしい (参照)。

というわけで、最近はこんなスパムが流行っているらしいので、ご注意を、というお話である。

ちなみに 「佐世保東翔高等学校」 というのは実在の高校のようで、同校サイトのトップページには 「迷惑メールにご注意! 本校同窓生を名のり、同窓会名簿への掲載や同窓会参加を勧誘するメールが出回っています。本メールはまったく本校とは関係がありません、くれぐれもご注意ください」 との表示があった (参照)。

ただ、この注意書きの 「本メールは」 という言い回しは、明らかな誤用とは言い切れないまでも、前後の 「本校」 という言い方との関連もあって、とても下手な、紛らわしい言葉遣いである。この高校の国語の先生は気持ち悪くなったりしないのかなあと思うし、学校の評価が下がりかねないと心配にもなるが、まあいいや、放っとこう。

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2015/04/23

全線復旧開通した常磐道を走ってきた

今日ちょっとした用があって、仙台にある妻の実家を 2人で日帰り訪問した。経路は、先月に前線復旧開通した常磐自動車道を利用した。

この常磐道の復旧開通に当たっては、一部区間の放射線量がやたら高いというのが話題になっていた。放射線量の高い区間にはところどころにモニタリングポストが立てられ、時間当たりの放射線量がリアルタイムで表示されることになっている。先月の開通時は、放射線量が 5.5μSv/h  (マイクロシーベルト・パー・アワー) に達している区間があるとして、あちこちのサイトで不安の声が上がっていた。

というわけで、ちょっと心臓の辺りがザワザワする感覚を覚えながらも、放射線量の高い区間に夫婦で突入したのである。しかも 1日のうちに往復したのだがら、その被曝量は短時間に 2倍になる。心理的抵抗はあるが、とにかくチャチャっと日帰りするために、最も短時間で行って来れる常磐道を通ることに決めたのである。

筑波の地から常磐道に乗り、初めは片道 3車線だが、水戸を過ぎると 2車線になる。そしていわき中央を過ぎると片道 1車線の対面通行区間になり、さらに進んで行くと、例のモニタリングポストが登場する。

初めのうちは、0.2μSv/h ぐらいの数値だ。これなら大したことはなかろうと思うが、東日本大震災直後は、地元でたまにこんな数字が出たりすると、本当にゾクゾクする感じがした。洗濯物などは、できるだけさっさと取り込むようにするなど、かなり気を遣っていたものである。

さらに進むと、2.3μSv/h なんていう数字が表示されている。ちょっと進んだだけで、一挙に 10倍以上の数値だ。「やな感じだなあ」 と心の中でつぶやき、「できるだけサクサク通り過ぎよう」 と、妻と言葉を交わす。ほかに余計なことは言う気にもならない。

Img_2257

そして、ついに出た。双葉町付近に設置されたモニタリングポストには、5.4μSv/h という数字が表示されている。

先月のニュースで伝えられた 5.5 μSv/h よりは、やや下がっている。しかしつい先日、知人が通行した時には 4.6μSv/h が最高値だったと言っていたから、どうやら短期間のうちにずいぶん増えたり減ったりするようなのだ。

ちなみに 3μSv/h 以上の放射線量を、1年間浴び続けると、放射線作業者が 1年間で平均的に浴びても良いとされている放射線量 20mSv/y  (ミリシーベルト・パー・イヤー) を越え、放射線被曝が原因のガンによる死亡率が、計算上では 10万人中数十人の割合で増加すると言われている。

ということは、時間当たりの数値がより高い 5.4 μSvという状態でも、ほんの短時間に通過する程度では、人体への影響は小さい。レントゲン写真を撮るより大丈夫なのだろう。だから大げさに死ぬの生きるのと騒ぎ立てるつもりはないが、やはり気持ちの上ではあまりいいものではない。

そもそも、この付近は今でも住民がよそに避難したままになっている。この事態をとうしてくれるんだということになる。私の反原発の意識は変わらない。

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2015/04/22

やっぱり マック と Chrome は相性が今イチのようだ

昨年の今頃の時期、「Mac と Chrome は相性が悪いようだ」 という記事を書いた。Mac で Chrome を立ち上げたまま、マルチタスクをしていると、頻繁にフリーズしてしまっていたのである。そのため、この時は Chrome の使用を諦め、Safari 一本で行こうと想っていた。

しかし今年 1月になって、「Mac Chrome 4.0 安定版」 というのがリリースされ、これを使う分には、名前の通り安定していて、頻繁にフリーズしてしまうということはなくなった、これを受けて、「しばらく Safari と Chrome を使い分けてみよう」 という記事を書いている。

しかしそのほぼ 半月後に、やはり Mac と Chrome との相性は根本的には解決されていないことに気付き、上記の記事の 「追記」 として次のように書いている。

Chrome を起動させたままにしておいても、前ほど頻繁にフリーズすることはなくなったが、Office アプリでややこしい処理をさせると、レインボウ・カーソルが出現する傾向があるとわかった。しかしその場合でも、システム全体がフリーズしているわけではなく、Chrome を閉じれば短時間のうちにレインボウ・カーソルは消えて、通常の状態に復帰する。

Chrome を起動させていることによるレインボウ・カーソルの出現は、この時点ではそれほど頻繁なものではなかったが、最近になって、Chrome のバージョンアップにより、これまで以上に 「RAM 食い虫」 になってきたらしく、Chrome を立ち上げたまま Word や Excel を使った作業をするだけで、頻繁にフリーズするようになった。

私が今でも Chrome を使い続ける理由は、Safari とココログ編集画面の相性が今イチなためで、日常的な作業は Safari で行っている。ココログ編集画面以外では、むしろ Safari の方が使い心地がいいので、自然そうなっているのだ。

今後は、Chrome は使っている時以外はまめに閉じるという習慣を付けた方がよさそうなのである。面倒くさいけど。

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2015/04/21

アピール下手の茨城県

私は茨城県に住んでもう 35年近くになろうとしていて、故郷の山形県 (18年)、大学時代から暮らし始めた東京都 (10年) よりもずっと長くなってしまった。

35年も住めば少しは馴染んでしまったところもあるが、茨城ネイティブではないので、まだまだ 「茨城人」 にはなりきっていない。だから、「地域ブランド調査」 とやらで毎年最下位が指定席となっている件についても、「そうだろうなあ」 と、まったく冷静でいられる。

この 「地域ブランド調査」 というのは、民間調査会社のブランド総合研究所というところがこの 6年間継続しているもので、茨城県は 2012年の 46位 (つまりビリから 2番目) を除いて、ずっと最下位の座をキープしている。つまり、日本一ブランド力の低い県であると烙印を押されたわけだ。

これに危機感を覚えた茨城県庁は、茨城県といえば 「ヤンキー」 が連想されるのを逆手にとって、茨城県出身の芸能人が 「なめんなよ」 とスゴむという企画の観光キャンペーンを開始したが、これに対して茨城県議会が猛反発したらしい。「けんか腰だ」 「誰に 『なめんなよ』 と言っているのか」 「ますますイメージが悪くなる」 「国語として成り立つ言葉なのか」 などと、低レベルのツッコミを連発したというのでる。

それで茨城県庁としては、PR の手法に四苦八苦していて、今年の春のキャンペーンは、「見どころがいっぱいの茨城に来てください」 という面白くも何ともないキャッチフレーズになってしまった (参照)。本当に茨城というところは、外へのアピールが下手だなあ。

茨城に引っ越してきてからずっと感じていることだが、茨城県のネイティブは、狭い身内の中で大将になりたがる。総檜造りのご大層な家を建て、黒塗りのベンツでホームセンターやスーパー銭湯に乗り付けるのが大好きだ。そして周りから 「大将、さすが、たいしたもんだねえ!」 と言われることに無上の幸せを感じているようなところがある。

古くは平将門が、中央に対抗して 「平新皇」 を名乗り、「大将」 になりたがった。ずっと時代を下っては 「尊皇攘夷」 の急先鋒になって、開国路線を展開した井伊直弼を暗殺したりもした。そんな風に、結構 「俺が、俺が」 という意識が強いのだが、いかんせん、それがすべて内向きで、外向きのベクトルがとても弱い。

だから、群馬、栃木、茨城の北関東 3県の中でも、抜群に要領が悪い。肩肘張ってふんぞりたがる割に、いつも一番損をする役どころになっている。

それは多分、茨城が昔から北関東の 「どん詰まり」 であることによるものだと、私は近頃思うようになった。同じ北関東でも、群馬は中山道、栃木は奥州街道の、重要な中継地となっている。それに対して茨城は、水戸街道でほとんど完結してしまっていて、そこから先への主要ルートというのを形成してこなかった。

他との交わりが少ないから、どうしてもアピールが内向きになり、外に向かってどう振る舞えばいいのか、学んだことがない。関東と信州や奥州を結ぶうちに、どう振る舞えば得になるかを曲がりなりにも学んだ群馬や栃木と違い、茨城はどう振る舞えばダサダサに思われるかに無頓着なまま、今日まで来てしまった。そして他からはダサダサに見えてしまうような要素こそが大好きという、損な県民性を獲得してしまった。

だから観光キャンペーンでも、唯一のアイデンティティの表現につながる 「なめんなよ」 を放棄してしまうと、後はどうしたらいいかわからず、結局は何もアピールしない、どうでもいいポスターに落ち着いてしまったというわけだ。

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2015/04/20

気の毒な韓国の今後 3年間

韓国の朴槿恵大統領の支持率が、今年の初め頃は 30%を切り、任期 3年を残して早くもレイムダック状態と伝えられたが、先月は 40%台に回復したと報じられている。いやはや、それにしても短期間に上がったり下がったり、大変なことである。

大統領自身の支持率はやや回復したが、その一方で側近たちの裏金疑惑が大炎上状態のようで、大統領が南米歴訪中に代行を勤める立場の李完九首相が、裏金疑惑の最前線にいて、辞任は目前などと言われている。

韓国の大統領の権限というのはものすごいもので、5年の任期の間は何をしても逮捕されないことになっているが、任期が終わって 「ただの人」 になった途端に在任中のいろいろな罪に問われてボコボコにされてしまうことが多い。退任後に無事だったのは、金大中と李明博の 2人ぐらいのものだが、この 2人にしても、身内は遠慮なく逮捕されている。

いや、その前は在任中に暗殺されたり、退任直後に自殺なんてこともあったほどだから、私なんかは 「韓国で大統領になりたがるなんて、よほどのもの好きだよなあ」 なんて思っていた。なにしろ、韓国大統領を経験してまともな晩年を送った人というのは、皆無なのだから。「自分だけは例外になる」 というつもりなんだろうが、過去にも全員そのつもりだったはずなのだから、どうなるか知れたものではない。

前任者の李明博は、前述の通り、退任後に逮捕されたりはしなかったが、任期中からいろいろな疑惑が取り沙汰されていた。あまりにいろいろあるものだから、国民の目を逸らすために反日キャンペーンを張りまくって、竹島上陸パフォーマンスまでしてみせたりした。

朴槿恵大統領の場合も、側近の裏金まみれが暴露されて、当人までは及んでいないものの、政権がボロボロ状態になっている。せっかく 40%台まで回復した支持率も、また下がってしまうだろう。

韓国大統領というのは再任が禁じられているから、いずれにしても政権末期はレイムダックになることが避けられない。しかし朴槿恵大統領の場合は、任期がまだ 3年も残っているのだから、その間は韓国の政権がまともに機能しないとなると、他人事ながらお気の毒というほかない。

あと 3年間は 「反日」 しか武器がないことになるから、李明博の時と同様になんだかんだと反日キャンペーンを張りまくりたいところだろうが、今回は米国から 「歴史についてああだこうだと言い過ぎるのは、いかがなものか」 と、ちょっと釘を刺されたりしている。手詰まりのまま乗り切らなければならない 3年というのは、とても長く感じられるだろうなあ。

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