2017/05/25

子どもの野球離れ

子どもの野球離れが進んでいるのだそうだ。今月 22日の NHK ニュースの伝えていたところによると、「指導者不足」 が最も大きな問題らしい。中学校あたりの野球指導者はほとんどが素人同然で、自分の野球部体験が唯一の拠り所のため、旧態依然とした根性論が横行しているという。

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私の故郷の隣町、山形県鶴岡市では、公的な指導者講習を受けなければ野球指導ができないシステムになっていると伝えられた。ニュース画面で流れたのは、「古い指導では、何かあると 『走ってろ!』 と命じてきたが、それが何の役に立つのか?」 と、講師が疑問を呈する場面だった。講習を受ける指導者予備軍は、それを指摘されて初めて、旧来の根性論優先の指導の弊害に気付くようだ。

こうした根性優先主義は、あたら若い子たちが自分の体を壊してまで滅私奉公することを美化する妙な精神主義となり、最終的には高野連のお偉方の権威主義につながる。私なんかちょっと極端な印象をもっていて、北朝鮮の TV ニュースの、あのすごいオバサン・アナウンサーの口調を聞くと、高野連のもろ権威主義のおっさんの口調を思い出したりしてしまう。

高野連の坊主頭強制は、北朝鮮の弾道ミサイル開発とそれほど変わらないレベルの 「誇りの象徴」 なんだろうという印象までもっている。かの朝日新聞は、こうした妙なシステムの頂点に位置するという、不思議な側面ももっている。世の中、まことに一筋縄では語れない。

ともあれ野球というスポーツは、今となっては 「ダサい」 「オヤジっぽい」 というイメージを強めているようだ。日本では一流選手になれば、まだサッカーよりも金になるが、団塊の世代の大多数があの世に行ってしまう頃には、その差はかなり縮まるか、逆転されるかしているかもしれない。

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2017/05/24

熱中症と風邪っぴき

夏日が続いて、熱中症で搬送される人が続出と報じられる一方、周囲では風邪っぴきが多く、マスクをして咳き込む姿が気の毒なほどだ。これ、日毎の気温変化や朝晩の寒暖の差が大きな原因となっているらしい。

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夏日を記録した日の夕方に帰宅して食事をしてから、一日の疲れでついうとうとしていると、寒さで目を覚ますことがある。日中はあんなに暑かったのに、夜になると少々冷えてくる。まだ 「熱帯夜」 になるほどの、念の入った暑さになっているわけではないのだ。宵の口がが寝苦しくても、夜明け頃には布団を一枚足したくなるほどになる。

さらに、一昨日あたりまでの暑さから 「平年に近い気温」 なんてものに戻ると、「涼しい」 とか 「肌寒い」 とか感じる人もいる。そんなこんなで、気温の変化が人間の体に結構なストレスを及ぼす。敏感な人ほど風邪をひきやすい。

よく 「季節の変わり目」 なんて言い方をするが、近頃はその言い方がそぐわなくなった。実体としては 「変わり目」 というより、季節感が大幅に行ったり来たりする時節なので、体が付いていけないと感じることがよくある。「温暖化」 なんて言い方も適切ではなく、実感としては 「極端化」 に他ならない。

私は近頃、ちょうどいい具合に馬鹿になってきているので、風邪をひかない体になってしまっているようだ。「馬鹿は風邪をひかない」 というのは、体が鈍感だと風邪もひかないというぐらいの意味なのだと思っている。こちらはテキトーに年を取って、頭も体も鈍感になってしまっているようだ。

しかしあまりにも鈍感だと、夏になって気温の変化に気付かず、知らぬ間に大きなストレスを体に強いていたりする。それで限界値を超えてしまって風邪に結びつく。「夏風邪は馬鹿しかひかない」 という諺は、そんなところから来ているのだろう。

いくら馬鹿になっても、風邪には気をつけようということだ。

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2017/05/23

「医薬部外品だから効くんだ」 という CM にビックリ

最近、ビックリ啞然としてしまった CM がある。クルマを運転していたところ、アリナミン V のラジオ CM で、「これって医薬部外品だから効くんだ」 というナレーションが流れ、耳を疑った。「じゃあ、医薬品だと効かないってわけ?」 と、言いたくなってしまうではないか。ググってみたら、テレビ CM 版もあり、YouTube にアップされている。

改めてよく聞いてみると、CM の登場人物はまず 「これって、エナジードリンクと何が違うの?」 と呟き、その次に 「医薬部外品だから効くんだ」 と言っている。好意的に解釈すれば、「医薬部外品はエナジードリンクよりも格上のカテゴリーと解釈され、ということは、エナジードリンクは信用できないけど、医薬部外品なら効いてもいいよね」 という意味で言っているのだろう。

しかし 「医薬部外品だから効くんだ」 という部分だけを切り取ってしまうと、ビミョーに 「医薬部外品だから」 の部分にアクセントを置いていることもあって、自然な流れとして 「医薬品は効かないけどね」 と、言外に言っているような印象を残す。こう言っちゃナンだが、どうにも言葉足らずの CM である。

言葉足らずということで言えば、大西英男議員の、例の 「がん患者は働かなくていい」 という野次のニュースを思い出してしまう (参照)。大西議員という人はこれまでにもいろいろな問題発言をしていて、まあ、よくよく言葉のセンスがない人である。巫女さんよりもずっと公式にしゃべる機会の多い政治家さんのくせに。

ただ今回の野次に関しては、本人は 「喫煙可能な店で働かなくてもいいのではないかという趣旨だった」 と弁明している。つまり、「がん患者は、なにも煙草の煙がモクモクしている店で働かなくてもいいじゃないか」 という意味だったらしい。(参照

百歩譲ってこの弁解の言い分を認めるとしても、ちゃんと働こうとしているがん患者の就労機会を狭めてもいいのだという意味になってしまい、弁護の余地はない。ただ、前後の話のつながりを無視して、「すべてのがん患者は働かなくてもいい」 と言ったように聞こえかねないニュースの伝え方は、ちょっといかがなものかと思わざるを得ない。

去年の 「巫女さんのくせに」 発言が決して女性蔑視発言というわけではなかったことは、当ブログでも書いている (参照)。オヤジ趣味丸出しの不愉快発言ではあるけどね。

で、「がん患者は働かなくていいよ」 という部分や、「巫女さんのくせに」 という部分だけを抜き出してセンセーショナルに伝えたいという人は、「医薬部外品だから効くんだ」 という CM に関しても、「医薬品への信頼を揺るがす問題 CM」  (医薬品会社の CM なのにね) として大きく取り上げなくちゃおかしいだろうと思うのだよね。まあ、武田薬品は広告料をどっさりくれるから、言いにくいだろうけど。

【同日 追記】

驚いたことに、アリナミンの CM には 「医薬品だから効く」 というバージョンもあると知った。「どっちが本当なの?」 と聞きたくなってしまうが、アリナミン A (医薬品) と V (医薬部外品) の違いのようで、だったら、V の方は 「医薬部外品でも効くんだ」 ぐらいに言わなきゃ、節操が問われるよね。(本当に効くかどうかは別として)

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2017/05/22

iPhone の画面にひびが入ってしまったが

iPhone は割れやすいという話を聞いてはいたが、私は 「そうかなあ?」 と、それについては全然のほほんとしていた。しかし、ついにやってしまったのである。堅い床に落下させて、画面の右上に蜘蛛の巣状のひびが入ってしまったのが、先週中頃のことだった。そのひびが 4日かかってフロント全面に広がった。

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当初は、まあ、端っこのひびだし、液晶部分にはほとんど広がっていないし、液晶のカバーシートも貼ってあることだから、そのまま使い続けようと思っていた。そして昨日、宮城県への出張で、iPhone の 「Yahoo カーナビ」 (このアプリは優秀だ) を起動し、クルマのダッシュボードに据え付けて出かけたのである。

ところが常磐道を降りて国道 4号線を辿り始めた時に、隅っこだけにあったひびが急にピシピシっと広がり始めた。すると、天気が良すぎるほどだったので、太陽の光がひびに乱反射し、地図が読めない。これには困った。液晶に映る地図情報がほとんど見えないので、「次、左方向です」 などの音声情報だけを頼りに、ようやく目的地に辿り着いた。

今日はホテルを朝の 6時頃に出発し、昼前に地元に戻って、速攻で修理してもらった。修理と言っても、実際には 「本体交換」 で、費用は 4万円以上。しかし契約時に保険に入っていたので、9割は後で戻ってくる (月々の支払いから相殺される) と言う。それを聞いて、保険は入っておくものだとしみじみ思った。(写真は本体交換後の新品)

修理 (というか、交換ね) は、Softbank ショップではできないというので、Apple と正式契約を結んでいる 「カメラのキタムラ」 でしてもらった。今や 「カメラのキタムラ」 はカメラ屋なんかじゃなく、スマホの修理屋になっているのだね。道理であちこちに小さな店があると思った。

この店で修理してもらった領収書を添付した書類を Softbank ショップに提出すると、保険が適用される。正式契約を結んでいなくても修理してくれる業者があるにはあるようだが、その場合は保険が適用されない。ただ保険に入っていない場合は、アウトサイダーの方が少しは安くあがるようだ。

本体交換をする際に、「元の機種のデータはすべて消去されますが、大丈夫ですか?」 と確認される。「iTunes と iCloud で、二重にバックアップしてますから、大丈夫です」 とは答えたものの、いざ自分でデータ消去の操作をさせられた時は、「やっぱり、かなり気持ち悪いよね」 とつぶやいてしまった。皆そう言うらしい。

新しい iPhone を手に入れて早速自宅に戻り、データをバックアップした。Mac の iTunes を起動させて、あとはケーブルで繋いでやりさえすれば、自動で粛々と作業が進行する。これは本当にありがたい。ほぼ 1時間後には、すっかり元通りの iPhone が復活した。月末に乗る JAL の、タッチ・アンド・ゴーに使う二次元バーコードも、Wallet アプリにしっかりよみがえっている。全然問題なしだ。

というわけで、面倒な 「お預かり修理」 なんてこともなく、半日足らずで問題は解決した。やはり保険とバックアップは必須ということである。それから当然のことだが、パスワード管理もしっかりね。

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2017/05/21

福島県を通って宮城県入り

つくばの地からクルマで常磐道を通り、宮城県に来ている。この経路はこれまでも数回利用したが、途中の福島県で、原発事故現場に近いエリアを通過すると、路肩のあたりに 「放射線量」 を表示するモニタリング・ポストが出現する。

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このモニターで表示される数値は、一昨年の 4月は一番高い双葉町付近で 5.4μシーベルト/時なんてことがあった (参照) が、最近はそれ以下の数字を示していることが多いようだ。今日の数字は、老眼が進んだせいかよく確認できなかったが、3.5 ぐらいだったと思う。

クルマで通過するだけでただちに悪影響を蒙るような数値ではないが、それでもやっぱり人情としていい気持ちはしない。それまで 「外気導入モード」 にしていたカー・エアコンの設定を、「内気循環」 に切り替える。この地域では外気を車内に取り入れる気にはならない。

ここを通り過ぎる度に、「この国は、とんでもない原発事故を起こしてしまった国なのだ」 と、改めて思い知らされる。安倍首相は東京オリンピック招致の際に 「原発は統御されている (under control)」 と言っていたが、言葉の意味がわかって言っているとは思えなかった。

明日はまた同じ道を逆から辿る。そそくさと帰ろうと思う。

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2017/05/20

道路交通では、たとえアイコンタクトがあったとしても......

我ながらまったくしつこいと思うが、自転車の逆走についての付け足しである。細い道で、自転車が逆走している方が、「クルマの運転者と対面していてお互いの存在を確認でき、目が合うので、すれ違う時に安心感がある」 との言い分があるが、実際の場面ではアイコンタクトがあったとしても、安心は禁物というお話だ。

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2年ちょっと前に、「わずか 20分の間に 2度唖然とした交通事情」 という記事を書いた。その中から少々引用してみよう。横断歩道を渡っている私の目の前に、左側から強引に突っ込んできて、歩道の縁石にぶち当たる自爆事故を起こしてしまったオバサンの話である。

向こうから走ってくるクルマの運転席のオバサンとは、確実に目が合ってさえいて、お互いの存在をしっかり確認できていた。そして相手は、横断歩道の前で十分すぎるほどの余裕を持って停止できるだけのノロノロ運転だったのである。

ところが彼女は、私が横断歩道を渡っている目の前に割り込むように無理矢理かつ強引に突っ込んできて、自爆してしまったのである。ガリガリっと大きな音をさせて、歩道の縁石にバンパーの左前をこすってしまったようだが、こちらはそんなことに関わっているほど暇ではないので、さっさとその場を後にした。

というわけで、アイコンタクトは安全を保証するものじゃない。目が合ったというだけで安心しちゃいけないのだ。世の中にはこんなオバサンも存在するのである。

確かにアイコンタクトがあると、お互いに安心したような気分になることはある。この時も私としては、「目が合って、お互いの存在をしっかり確認したんだから、よもや横断歩道に突っ込んでくるなんてことはあるまい」 と、常識的な判断をした。

とはいえこれがいくら 「常識的な判断」 でも、いつもの私なら、「オバサンは絶対に横断歩道の前で停まらない種族だから、ここはやりすごしておこう」 と、自衛のために思う。ところがこの時の相手は、本当にじれったいほどのチョー・ノロノロ運転だったのだ。それで私も、「これならいくらオバサンでも、停止しないまでも、私が渡り終えるまでには横断歩道にたどり着かないだろう」 と判断したのである。

ところがあろうことか、彼女はこの場面で強引に突っ込んできたのだ。今になってあの場面のタイミングを考えてみると、もしかしたらあのオバサン、少々加速さえしていたかもしれない。だって、「あんなにトロトロ走ってたクルマが、どうして今、俺の目の前で自爆してるの?」 って感じだったからね。

オバサンとしては多分、「目が合って、私のクルマが近付いているのを確認したんだから、あの人は横断するはずがない」 と、ものすごく身勝手な判断をしたのだろう。ところが彼女の意に相違して、私は横断歩道を渡り始めた。

ここで彼女は、咄嗟にムカついた。「まあ! この私と目が合って、クルマが近付いてるとわかってるのに、渡り始めるって、どういうことなの? なんて無神経で、失礼で、無遠慮で、アブない人なの!」

ここまでの彼女の思考は、このように明確に言語化されていたわけじゃないだろうが、後から説明しようとすれば、要するにこういうことだったろう。そして次の瞬間に、「あの無神経な人が渡りきる前に、私の方が急いで通り過ぎなきゃ!」 と、無茶苦茶な発想をした。早く言えば、「あんた、どきなさいよ。私が先よ!」 ってことだ。

ここまでひどい判断をしてしまうと、少々加速してまで私の前をすり抜けようとするまでのプロセスは、ほぼ自動的流れである。それまでのチョー・ノロノロ運転で、横断する私をやりすごしさえすれば何の問題もなかったのに、とんでもない了見違いをしてしまったわけだ。

とにかく、彼女の脳内には 「自分の都合」 しかなかった。確実に言えるのは、横断歩道の手前で停車するという交通法規は、意識にのぼることすらなかったということだ。その結果、驚いて飛び退いた私の目の前で歩道の縁石に 「ガリガリッ!」 と、ミジメな自爆である。結構な高級車だったけどなあ。私が瞬間的に飛び退かなかったら、人身事故になっていたかもしれない。

もし最悪のケースで人身事故になり、治療費を負担することになっても、彼女は決して納得しなかったろう。内心ではあくまでも、「だって、しかたないじゃないの。向こうが急に横断し始めたんだから!」 と思い続けるに違いない。いや、人身事故に至らなかったことだって、「クルマの修理をしなきゃならなくなったのは、急に横断し始めたあの人が悪い」 と、今でも思っているだろう。

とまあ、この体験で私は、「道路では、いくら目が合ってお互いの存在が確認できていたとしても、甚だ自分勝手な判断をする人もいる」 と学んだのである。というか、今回紹介した事例では、「目が合ったからこそ、向こうがより勝手で極端な判断をした」 ともいえる。アイコンタクトって、実は両刃の剣だ。お互いに自分の都合で判断しがちだから。

すべての人がまっとうな遵法意識をもっているとはもとより期待しないが、そんなレベルをあっさり飛び越えて、とんでもない非常識な行為に及ぶ人もいる。とくにオバサンはアブない。これが単なる偏見であってもらいたいが、悲しいかな、私の経験知は 「いや、決して偏見とは言い切れないから、オバサン・ドライバーには気をつけろ」 と囁く。

そして私も命は惜しいから、その囁きに素直に従う。そしてあんな経験をしてからというものは、ことさらなまで素直に従っている。

(上で使用した写真は今回紹介した事例の現場ではない。念のため)

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2017/05/19

ゆるい左カーブでは、突然逆走自転車が現れる

(この記事は、一度 17日の記事の 「追記」 として書き加えたものだが、結構大事なことなので、しつこいようだが本日付の独立記事としてアップし直すことにした)

こちらがクルマを運転している時でも、はたまた自転車に乗っている時でも、逆走自転車に出くわして一番肝を潰すのは、例えば下の写真のような、ゆるい左カーブを辿っている時だ。

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クルマや自転車で、この写真の手前から向こうに向かって走っている時、左の生け垣の影から突然逆走自転車が現れることがある。それはもう、ちょっちゅうある。なにしろ、このあたりでは、自転車の 80%以上が右側通行してるのだから、日常茶飯事である。こちらがクルマの場合は、急停止せざるを得ないが、相手は絶対に謝りもしない。

向こうから来る自転車がまともに左側通行して、このカーブを大回りしてくれれば、何のことなくすれ違えるのに、このあたりの自転車は、ほとんど逆走して、生け垣の影から突然飛び出してくるのだ。ここは隠れた危険地帯である。

(余計なお世話と言われるかもしれないが、私がこの写真の左の土地のオーナーだとしたら、よりによってこんな背の高い生け垣は設置しない。スカスカで見通しのいいフェンスに取り替えたいところだ。目の前の道路の安全のためには、確実にその方がいい)

「センターラインのないような細い生活道路なら、自転車の右側通行もあり」 なんて、逆走を助長するようなことを言っちゃいけないのは、この写真を見るだけで理解できる。中には平気でそんな指導をする学校の先生もいるらしいが、そんな人は直ちに停職にしてもらいたい。危なくて、子どもを預けられない。

私は自分が歩行者として向こうから右側通行してくる時でも、何となく怖いと思う。出会い頭にクルマや自転車が現れるのを想定して、慎重にならざるを得ない。まあ、繰り返すがこの辺の自転車は 80%以上が右側通行だから、変な話、自転車と出くわすリスクは低いが、クルマと出くわすリスクは十分にある。だから私は往きも帰りも絶対に、この写真の右側の歩道を歩く。

ちなみに、バギーカーに掴まった老人は、歩道の縁石を越えるのがおっくうらしくて、歩道の反対側をヨロヨロと歩く。これはこれでかなり注意しなければならない。なにしろ、彼らがこちらから向こうに行く時は、歩行者として左側通行しているのだから、逆走自転車とは逆走同士になって、下手したら衝突する。逆走自転車で老人に怪我させてしまったら、かなりの責任問題になる。

そして自転車で逆走するようなヤツは、そんなリスクはつゆほども考えていない。これも前に書いたことだが、基本的な情報 (簡単な交通法規とかね) が、すべての人に当たり前に行き渡るなどと考えるのは甘すぎる。まともに生きていくのにどんなに必要で適正な情報であろうとも、それを受け取らない人は、金輪際受け取らない。それは受け取るのを拒否しているのではなく、ただひたすら無意識なのだ (参照)。

歩行者として右側通行する時でさえ恐ろしい気がするのに、よくまあ自転車で平気で逆走できるものだと、私は遠くを見る目で嘆息してしまうのである。

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2017/05/18

逆走自転車って、本当に 「チョーヤバ!」

今月 14日、昨日に引き続き、くどいようだが 「逆走自転車」 に関する話である。YouTube で検索してみたら、逆走自転車の多いこと、多いこと。まさに世をはかなむほどである。私も 「我が家の周辺では自転車の 8割以上が右側通行だ」 と書いたが、下の動画を見れば決して大げさな言い方じゃないと実感してもらえるだろう。

この動画をアップした人は、「道路の左端を走行する」 という原則をしっかり守って、逆走自転車を回避するために自ら車道側に膨らむのを敢えて (断固として) 拒否している。だから相手が避けなければ、一瞬 (あるいは一瞬以上) お見合い状態になる。そして逆走自転車というのは、自分からは避けない傾向が強いため、このお見合いがやたら多い。

そしてお見合い状態になっても、逆走側はほとんど謝らない。たまに 「ゴメンね」 程度に軽く会釈する人が、多少は可愛らしく見えてしまうほどで、中には逆ギレするオヤジもいる。つまり逆走する人の多くは、自分が違法行為をしているとの自覚がない。

お見合い状態になる寸前で、逆走自転車の方が避けるケースも少しはあるが、それはそれで結構危ない。遵法走行自転車とその後ろからくるクルマのわずかな隙間に突っ込んで行くなんていうのもあって、そんなケースでは、クルマの運転者としてはかなりの 「ヒヤリハッと」 感覚を味わっているだろう。

この動画にはさらに、単なる逆走以上の複合的危険走行の事例が満載だ。例えば夜間走行の場面では、多くが (というか、ほとんどが) 「無灯火での逆走」 である。ライトが光っているように見えても、ほとんどはこちら側のライトの反射でしかなく、要するに 「マジ、ヤバい」 走行である。

さらにその上を行く危険走行もある。「無灯火」 「傘さし」 「逆走」 という 「危険走行の三冠王」 とも言うべきオバサンが、動画の 2分 10秒あたりに登場する。このオバサンはお見合い状態になっても、無理矢理かつこの上ない強引さで、道路の端をこじ開けるようにすり抜けていく。こういう人がいるから、「オバサンは無敵」 「最強 (最凶)」 などと言われる。

4分 40秒あたりには、逆走車を避けようとして転倒してしまっている遵法走行自転車が録画されている。さいわい大きな怪我はなかったようだが、もし転倒した自転車の直後からクルマが来て轢かれたりしていたら、この逆走車は医療費と慰謝料をかなりの比率で負担することになるだろう。

自転車に乗っていて交通事故の加害者になり、多額の医療費や慰謝料を払うケースも増えており、とくに逆走のケースでは言い訳ができない。そして自転車で右側走行をする人に、その覚悟があるとは到底思えない。

この動画をみれば、自転車の右側通行がいかに危険で、きちんと左側通行をしている自転車にいかに理不尽なリスクを強いているかがわかるだろう。私のこの記事ごときが自転車の逆走を減らすことに大きな効果を発揮するとはとても思えないが、読んだ人が回りに 「逆走自転車ってチョーヤバだよ」 と語ってくれれば、ほんの少しは足しになるかもしれない。

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2017/05/17

自転車の右側通行は、他人の命を危険にさらす

3日前に 「最強の命知らず」 という記事で、自転車の右側通行がとりもなおさず 「逆走」 であり、とても危険ということについて述べたところ、「自転車の右側通行については、容認派です」 というコメントがついた。仕方がないので、これについてもう一度、念を入れて書く。

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3日前の記事では、自転車の右側通行について、"これ、クルマの視点からすると 「逆走」 にほかならないので、本当にコワい" と、つい 「クルマ視点」 で書いてしまったが、実際によりコワいのは、こちらも自転車に乗っている時である。自転車で左側を遵法走行している時に、逆送自転車が現れると、マジで身の危険を感じる。

上のイラストを見てもらいたい。図の右上で、きちんと左側通行でこちらに向かっている自転車 A が、あなただとする。そして、あなたの目の前に、オッサンの自転車 B が右側通行で 「逆走」 して来る。

経験則からいうのだが、逆走自転車というのは、自分からは絶対に道を譲らない。ということは、衝突を回避するために、あなたの方が反射的に車道側に膨らんでしまう可能性が高い。

しかし図のように、あなたの後ろからはクルマが迫ってくるのである。へたしたら、あなたはクルマに接触してしまう。最悪の場合は命を失うかも知れない。そしてその大きな原因は、右側を逆走してくる自転車のオッサン B にある。同様に左上の C も、D に理不尽なリスクを強いている。D の後ろからは大型トラックが迫っているかもしれないではないか。

願わくは、あなたが B や C のような逆走自転車乗りになって、遵法走行者を傷つけてしまったりすることがないようにということだ。

【追記】

3日前の記事に、萩原水音さんから次のようなコメントがついた。

以前馴染みにしていたサイクルショップのオーナーと以下のことで同意したのですが、自分が自転車で車道の左端を通行していて、前方から逆走チャリが来た場合、こちらが回避するよりも左端に停まってしまったほうが得策だと。

こちらは法に従って通行している訳ですから、もし逆走チャリがよけてクルマと接触したとしても「危険を感じたので停まった」ということで法的には問題ないはず。

至極妥当なので、私もこれからは逆走自転車が来たら避けないで直ちに左端に停まり、逆走自転車の方が車道側に出て避けることを要求することに決めた。逆走車にはクルマが見えているだけに、車道側に出るのはかなり恐ろしかろうが、違法走行してるのはそっちなんだし、そのくらいのリスクは引き受けてもらう。

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2017/05/16

大企業の PC が案外 Windows XP のままで動いてるらしい

世界中で猛威を振るっているという例のランサムウェア、"Wannacry" は、北朝鮮の国家的仕業という噂まで出ていて、まあ、大変な騒ぎである。とはいえ申し訳ないが、Mac ユーザーである私にはどこか他人事で、マライア・キャリーの "I Don't Wanna Cry" なんて思い出してしまった。呑気でごめんね。

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この Wannacry というのは、Windows をきちんと最新版にアップデートしてさえいれば感染せずに済むものであるらしい。ところが世界中でこれほどの PC がおかしくなっているのは、いかに最新版にアップデートせずに、昔のバージョンのままで使われ続けている Windows が多いかということを物語っている。

日本でも日立製作所、JR 東日本、イオンなど、名だたる企業が感染しちゃってるという。これは 「だって、社内システムが Windows XP で構築されちゃってて、Windows Vista 以降の OS では動かないから、しょうがないんだよね」 なんていう事例が案外多いからだと思う。OS をバージョンアップすると、社内システムも作り直さなければならないので、大変な手間と費用がかかるのだ。

そんなわけで、古い Windows のままのサーバか何かを、インターネットには直接つながずに動かしている企業が案外多い。しかし直接つないでいなくても、何しろ社内のいろんなシステムを動かしているのだから、LAN を通じてつながってしまっている。Wannacry というやつは、感染してしまった PC が、周囲のつながったマシンに自動的に攻撃を仕掛けてしまうので、感染してしまったというケースが多いらしい。

というわけで、OS のバージョンアップって、企業にとっては案外 「余計なお世話」 ということが多いのだよね。Microsoft が勝手にバージョンアップして、旧バージョンの OS はお世話してくれなくなるのだから、たまったものではない。そんなわけで、結構な大企業の内部で大昔の Windows XP が動いちゃってるといのは、人には言うに言えない恥ずかしい事情のようなのである。

Microsoft としてもその辺の事情はよくよく承知していて、だからこそ今回の騒ぎでは特例として、Windwos XP 用のパッチも出してくれている。「放ってもおけませんわいな」 ということなのだろう。だったらずっと放り出さないで、ちゃんと世話し続けてくれと言いたくもなるだろう。

【5月 22日 追記】

英政府通信本部元本部長のデビッド・オマンド氏がサポート期間終了後のシステムであってもMicrosoftのようなベンダーはセキュリティに責任を持つべきだと主張する一方、米国では上院議員 2名が政府機関の発見した脆弱性の開示などに関する法案を提出している。(参照

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«うどん屋の「つゆが美味しくなりました」 という広告