2014/08/31

「イバラキスタン」 という独立国家

はてなダイヤリーに 「謎の独立国家イバラキスタン」 という記事がある。「イバラキスタン」 というのはもちろんネタで、茨城県のことを言っている。茨城県在住の身としては少々気になったので、読んでみてかなり共感してしまったのである。

とにかく、茨城県の橋本昌知事の肖像写真から漂ってくる 「権威主義国家の大統領感」 がすごいという話である。中央アジアの国々の大統領から発するオーラと、ものすごく共通する。そういえば、顔立ちも体型もどことなく似ているし。

中央アジア諸国の大統領の、何となく 「実質的には独裁政権なんじゃない?」 と思わせる在任期間を、以下に記そう。

ナザルバエフ大統領 (カザフスタン 在任23年)
カリモフ大統領 (ウズベキスタン 在任23年)
ラフモン大統領 (タジキスタン 在任20年)
ニヤゾフ元大統領 (トルクメニスタン 在任16年)

いずれもやたらと長期政権である。米国大統領の任期が 4年で、2期 (8年) までしか務められないという制約を考えれば、これはもう、大変なものだ。

で、我がイバラキスタンの 「ハシモト大統領」 はと言えば、なんと、昨年 5期 20年の任期を終えて 6選となり、既に 21年目に入っている。このままいけば、中央アジアの諸大統領と立派に肩を並べる 24年の長期政権となることが確実なのだ。

私は昨年の 8月 28日に 「茨城県知事選挙にため息をつく」 という記事を書いて、橋本氏の 6選出馬の厚かましさに疑問を呈した、というか、呆れてみせた。こんな多選では、もう誰も逆らえない独裁国家みたいなものになる。

茨城県に引っ越してきて以来、強く感じていることだが、ここはどうも日本離れしているところがある。本当に 「謎の独立国家」 といってもあまりおかしくないのである。

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2014/08/30

「納豆ラーメン」 というものを創作してみた

何か変わったものが食べたくなって、かといって面倒くさいものは作ってもらうのも恐縮だし、自分で作る気もしない。ふと思いついて、「納豆ラーメン」 なるものを食ってみようという気になった。

世の中にはいろいろなラーメンがあって、さらに多くのラーメン屋が新メニューを開発しているが、今に至るまで納豆ラーメンというものは聞いたことがない。しかし私は 「納豆スパゲティ」 というのが好きで、一時凝っていたことがあった。ならば、納豆ラーメンだって十分に 「あり」 だろう。

さらに我が庄内地方には、「納豆汁」 というものがある。味噌汁に納豆を溶かし入れるのだが、なかなか風味が立って美味しい。庄内以外の地域では全然見られないのが不思議なぐらいである。納豆スパゲティと納豆汁が美味しいのだから、納豆ラーメンだってきっと美味しいだろうという確信のもとに、さっそく作ってみた。

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納豆風味を際立たせるために、スープは和風の鰹と昆布出汁を使い、味は醤油と塩のミックス。敢えて納豆以外の具は使わずに、シンプルに決める。麺はやや固ゆでである。

さてとばかり、やや恐る恐る食ってみると、うん、旨い! 思った通りである。

麺に納豆のとろみが馴染んで、ただでさえツルツルなのが、ますますツルツルである。しかしネバネバ感は思ったよりもずっと軽くなっていて、かなりライト感覚に落ち着いている。

スープを和風にしたのは大正解だった。これが鶏ガラや豚骨ベースだったら、風味が喧嘩してしまって、台無しになっていただろう。しかも、醤油だけでなく塩をミックスさせたので、くどさが全くなくて、いい感じだ。

「納豆とラーメンを混ぜるなんて!」 と、抵抗のある人には絶対に受け入れられないだろうが、食い物の間口の広い人にはきっと歓迎されると思う。

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2014/08/29

低反発素材を使った製品を巡る冒険

世の中には 「低反発マットレス」 とか 「低反発まくら」 とか 「低反発クッション」 とかいう品物があふれている。いくつかは試してみたが、個人的には恐縮ながら、「そんなにいいかなあ?」 という感覚しかない。

私が個人的に購入した経験のあるのは 「低反発クッション」 というものである。仕事柄、一日中パソコンに向かっていることもあり、とにかく座っている時間が長いので、お尻が痛くなるし、腰痛にもなりやすい。それで数年前に、ホームセンターで売られていたのを、お試し感覚もあって、つい買ってしまったのである。

で、その感想。椅子の座面に置いて腰を下ろすと、何だか妙な感覚になるほどゆっくりと沈む。当初は 「うん、これ、固さが直接伝わってこないから、いいかも!」 という気がする。それまでの固い座面との違いがありがたく感じられる。しかし 1週間もしないうちに、「あれ、そんなにいいかなあ?」 という疑問の方が多くなる。

というのは、「ゆっくり沈む」 というのはいいのだが、20〜30分も座っていると、沈み尽くしてペッタンコになっているのに気付く。ペッタンコということは、要するに、ちっともクッションの役割を果たさないということである。

で、「何だか変だなあ」 と思いながら立ち上がると、沈んでペッタンコになっていた部分が、ゆっくりと元に戻ろうとする。すぐには戻らないが、やがて元通りになる。それでもう一度腰を下ろすと、しばらくは快適だが、20〜30分もすると再びペッタンコになっているのに気付く。

というわけで、20分以内の仕事だったら快適なのかもしれないが、そんなことは滅多にないので、せっかく買った物だが、今では押し入れの肥やしになってしまっているのである。

「低反発枕」 というのは、出張先の某ビジネスホテルで試す機会があった。やっぱり、頭を乗せるとゆっくり沈む。ゆっくり沈んでやがてペッタンコになる。私は枕は低いのが好みなので、これは別に気にならない。

しかし寝返りを打って頭が横に移動すると、それまで頭のあった部分が、しばらく低いまま残り、新たに移動した部分は徐々に沈み始める。ということは、頭だけが重力の法則で、元の場所に戻ろうとする感覚がある。まあ、すぐに新しい状況に馴染むのだが。

とはいえ、私の場合、長時間のデスクワークで肩から首にかけてコリコリの場合が多いので、一時的で微妙な感覚に過ぎないとはいえ、頭が元の場所に戻ろうとするのに首全体で抵抗するというのは、少々安眠阻害要因に思われた。自分では買わないだろう。

「低反発マットレス」 というのも、出張先のビジネスホテルで経験した。ベッド・スプレッドとして導入されていたのである。この場合は、まあ、ベッド・スプレッド程度の厚さしかないので、「ゆっくり沈む」 とかいう感覚すらなく、あるんだかないんだかわからないものでしかなかった。

どうせ 「あるんだかないんだかわからない」 程度のものだったら、わざわざ高い金を出して買うほどのものでもないだろう。ただ、これは個人的感覚なので、中には重宝する人もいるかも知れないと思い、念のため、ネット販売のサイトでカスタマーレビューを当たってみた。

すると、なんと好意的な反応がやたら多いのである。世の中、わからないものだ。クッションの場合は 「ゆっくり沈んで、ペッタンコになるだけ」 という、私と同じ感想も少なくないが、「腰が楽になる」 という声も多い。ただ、長時間座る人ほど 「2枚重ねないとダメ」 といった指摘が多くなる。

一方、枕の場合は好意的な反応がぐっと増える。どんな環境でも安眠してしまう私でも気になったことが、多くの人には全然気にならないみたいなのが意外だ。私がよっぽどパソコン仕事で首がコリコリになっているのか、あるいは皆さん、よっぽど寝にくい枕から買い換えたのか、そのどちらか、あるいは両方なのだろうか。

マットレスの場合は、さらに好意的な反応が増える。ただ、製品としてはベッドスプレッドではなく、床あるいは畳の上に直に敷いて寝るタイプのものが主流で、「敷き布団と併用すると快適」 という声が多い。いずれにしても、ある程度の厚みが必要のようで、4cm 程度のものは不評だ。

子細にみると、体圧が適度に分散されて寝やすいという声もあるが、逆に腰の部分だけが沈んでしまい、寝疲れするという指摘もある。このあたりは、個人的な感覚の違いが大きいようだ。

まあ、要するに 「好きずき」 ということなんだろうが、こればかりは試してみないとわからないから、新規購入のリスクは、高価な物ほど大きいと思う方がいい。さらに、購入して間もなくカスタマー・レビューに投稿する人が多いだろうから、それまで使っていたものとの比較で、過度に好意的なレビューになっている可能性もある。

私がクッションで不満を感じるにも、1週間近く経って初めて気付いたのだから、そのあたりの要素も勘案してみる必要があるだろう。

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2014/08/28

コーチと監督

スポーツの指導者の呼称は、ローカル・ルールと国際基準が入り乱れてしまっている。まあ、通常はそれでも支障がないからいいのだが、翻訳を生業とする人はちょっと困ってしまうだろうと、余計な心配をしている。

例えば、野球の監督は、英語では manager (マネージャー) である。ところが、日本の野球はベースボールとは異なった世界を構築していて、マネージャーといったらおにぎり 2万個作る人のことになってしまう。彼女のことを英語で監督と間違われないように紹介するには、何といったらいいのだろう。

スポーツ・チームの監督の役割をする人は、普通は coach (コーチ) である。バスケットボールでもフットボールのナショナルチームでも、日本で 「監督」 と呼ばれている人は英語では coach という肩書きで紹介される。

コーチが複数いる場合は、head coach が、いわゆる 「監督」 に相当する。Maneger と呼ぶ野球の方が、ずっと少数派のはずだが、日本では一番偉い人を 「コーチ」 と呼ぶことはまずない。

「コーチ」 というのは、外来語として十分に定着しているのだが、日本では外国から入ってきたスポーツとして野球が最もメジャーになってしまったもので、どうしても一番偉い人は 「監督」 と呼ばないと気分が出ないということになっているようなのだ。

そんなわけで、アギ—レさんも、本来は coach なのだが、どの新聞を見ても 「コーチ」 ではなく、「監督」 として紹介されている。コーチと呼ぶと、野球の世界に馴染んだ日本人には、格下の人と思われてしまうのだろう。

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2014/08/27

モンティ・パイソン復活ライブと、世界一おもしろいジョーク

8月 24日に放送された 「モンティ・パイソン復活ライブ・前編」 を、ビデオで録画しておいて、ようやく見ることができた。放送では、以前に放映されたビデオを取り混ぜ、さらに、いとうせいこう、宮沢章夫、松尾貴史、須田泰成の 4氏が解説者的に登場して、モンティ・パイソンのおもしろさを伝えている。

以前テリー・ギリアム (モンティ・パイソンのメンバー) が来日した時、いとうせいこうがわざわざ会いに行って 「あなた達に大影響を受けた。おかげで今の自分がある」 というようなことを言ったら、「それについては謝る」 と言われたというエピソードには、笑ってしまったよ。

ところで、モンティ・パイソンの数あるネタのうち、私が一番おもしろいと思っている 「世界一おもしろいジョーク」 (The Funniest Joke in the World) について、このココログでも既に紹介したとばかり思っていたのだが、いくら検索してもヒットしないのである。

実は、Today's Crack をココログに移行する前、平成 15年 3月に、「知のヴァーリトゥード」 のサイト内で紹介 (参照) しているのだが、これだとあまりにも目立たなくて Google 検索にもひっかかりにくく、話題にならない。それで、ココログでも書き直したつもりでいたのだが、痛恨にもどうやら書き忘れていたらしいのだ。

どんなギャグかというと、次のようなものである。(以下、再録)

あるギャグ作家が自宅で 「世界一おもしろいジョーク」 を書き、それを自分で読み返し、あまりおもしろすぎて笑い死にしてしまう。大笑いして一瞬のうちに体が引きつり、パッタリと死ぬのである。これが発端。

それ以後、その家に突入した人間は、すべて引きつってパッタリといってしまう。件のジョーク原稿を読んで大笑いし過ぎたのが原因である。

これが第二次世界大戦中の出来事だったので、いっそ対独戦争の武器にしてしまえということになる。しかし一人で全体を翻訳したら死んでしまうので、分割してドイツ語訳する。(ちょっと多目の分量を受け持った翻訳家は、病院送りになってしまうのだが)

次の画面には、ヨーロッパ戦線で苦戦する英国軍が登場する。彼らは手に手にドイツ語で書かれたジョークの原稿を持ち、「フェン・エスト・ダス……ヤァ……」 と、声を揃えて読み上げる。すると、どこに潜んでいたものか、大勢のドイツ兵が笑い転げながら現れて、一様に引きつってパッタリといく。(読み上げている英国兵は、ドイツ語がわからないので、無事でいられるというわけだ)

それでドイツ軍も対抗して英語のジョークを作り、英国向けに放送するが、おもしろくもなんともなくて、全然効果がない。ドイツ人はユーモアのセンスが皆無らしい。

結局は、あまりおもしろすぎて危険ということになり、戦後になって永遠に封印されて土に埋められる。その上には、「世界一おもしろいジョーク、ここに眠る」 という記念碑が建てられたというのが、オチである。

とまあ、以上のストーリーを理解して下のビデオをみれば、英語が聞き取れなくてもちゃんと笑えるはずだ。

今月 31日の後編も、しっかりとチェックしよう。

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2014/08/26

上から下まで、各段階が 「ワンオペ」 になってしまうと

日経ビジネスに "ガバナンスも 「ワンオペ」 だったゼンショー" という記事がある。同社の経営改善を目的とした第三者委員会の調査結果に、厳しい労働実態を生んでしまった原因の一つとして 「コーポレートガバナンス (企業統治) の欠陥」 が指摘されたというのである。

今回問題となったすき家などの 「悲鳴を上げている現場の実態」 を、「経営陣が十分に把握できなかったことが対策を遅らせ、事態を悪化させた」 とされている。私はこの記事を読んで驚いた。経営陣は現場の厳しい労働環境を十分承知の上で、無理強いしていたものとばかり思っていたからである。

ちょっとネットを覗けば、ゼンショーがいわゆるブラック企業の代表格であるという情報が掃いて捨てるほどあった。今回の報告でも、従業員が 1ヶ月に 400時間以上働くこともあったと指摘されている。月に 27日間働くとして、1日あたり 15時間近くになる。通勤とメシ食って風呂入って寝る時間を除けば、何も残らない。

こんなひどい実態でも、小川社長は 「ブラック企業」 と言われていることについて、「そんなレッテルは、甚だ不本意」 程度にしか認識していなかったらしい。「世界から飢えをなくす」 という理想に燃え、大量の雇用を創出し、安くて早いメシを食わせる 「ホワイト企業」 だと思っていたようなのである。

すき家のバイトがひいひい言ってるという情報はあふれていたし、知人の息子がゼンショーに入社して 1年ももたなかったとか、すき家でバイトして心も体も壊しそうになったとかいう話は、いくらでも聞こえてきていた。外部の人間が別に必死で調べなくても知っていたことを、その会社の経営者が知らなかったというのである。

これは、構造的な問題としか思われない。現場のバイト店員の悲鳴を、店舗の責任者が聞こうとしない。聞こえても上に伝えない。だから中間管理職にはそうした情報が滅多に入らない。そもそも中間管理職自身が悲鳴を上げそうになるのを必死に耐えているのだから、下の者の悲鳴なんか 「特別なこと」 と思わない。

役員レベルでは、創業当時からの滅私奉公が当たり前だと思っているから、多少のことが耳に入ったとしても、そんなことは社長に伝えるほどの重要事項じゃないと思う。だから当然、役員会で討議されることもない。

つまり、初めから 「過重労働なんて大したことじゃない」 と思っている経営者だから、下の者は 「伝えてもどうせ握りつぶされるし、下手すると自分の立場が危ない」 と思い、ますます何も伝えなくなる。上から下まで各段階が全て 「ワンオペ」 になってしまうと、閉塞状況の連鎖に陥って、硬直以外の道がない。

そんな状況で、経営者は軽い気持ちでどんどん 「合理化策」 を押しつける。どんなに押しつけても反発が聞こえてこないから、つけ上がってさらに 「合理化という名の理不尽化」 に走る。そして突然、臨界点を越える。

現場を知らず、しかも妙に美しすぎる理想に酔う経営者が、最も陥りやすい罠であるが、実はこれ、多くの中小企業がはまってしまう可能性があるんじゃないかと、私は思っている。「ゼンショーなんか、まだマシな方だ」 という声もあるぐらいだしね。

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2014/08/25

iPhone 5 のバッテリー交換プログラム

iPhone 5 バッテリー交換プログラム」 というのが、Apple から発表された。iPhone 5 で、「バッテリー駆動時間が急に短くなったり、より頻繁に充電が必要になったりする」 可能性があるとして、無償でバッテリー交換をしてくれるというのである。既に有料でバッテリー交換をしている場合は、全額返金してくれるという。

そういえば、私の iPhone 5 も、最近ずいぶんバッテリーの持ちが悪くなり、夕方頃になったら、確実に残り 20%を切る。それで外出するときには充電用のスペア・バッテリーが不可欠になっていた。このニュースを見て、「なんだ、やっぱりそういうことだったのか!」 と思ったのである。

ただ、対象商品は 「ごく一部の iPhone 5」 ということで、自分の iPhone が対象になるかどうかは、ウェブページにシリアルナンバーを入力して調べてみなければならない。それで指定されたやり方でやってみたら、私のは今回のプログラムには該当しないと表示された。

私の iPhone が該当しないというのだから、該当するのは相当頻繁に充電しなければならないのだろう。下手すると、夜のうちに満充電にしても、翌日の昼にはバッテリー切れになったりするのかもしれず、そうだとしたら、ちょっと使い物にならない。

自分のマシンが無償交換対象に該当しないと知って、がっかりする一方で、バッテリー交換なんて面倒だから、逆にほっとしたりした次第である。まあ、まだ少しの間はバッテリー昇天ということにはならないだろう。

どうせ、今年の 11月に 2年縛りが解けたら、iPhone 6 に機種交換するつもりだから、しばらくはこのまま使い続けよう。交換直後は、バッテリーも元気よく少しは長持ちしてくれるはずだ。

スマホというのは携帯電話というよりも小型のコンピュータであり、ガラケーより液晶画面が大きく、頻繁にネットに接続していろいろな操作をする (しなければスマホにする意味がない) ことになる。そんなだから、どうしてもバッテリーのもちは悪くなる。

ガラケーの時はインターネット接続はおろか、メールを打つのも指がつってしまいそうで敬遠していたから、バッテリーのもちはとてもよかった。1日おきか 3日に 1度充電すれば済んでいたものだが、スマホは 1日に 複数回充電することが多い。

スマホも、余裕で朝から夜中までバッテリーがもつようになってくれたらと思う。これ以上の機能を増やすよりも、省電力とバッテリーの改良に取り組んでくれる方がずっとありがたい。

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2014/08/24

例の 「チュー事件」 と、「逆男女差別」

橋本聖子参議院議員の 「チュー問題」 がエラい話題になっている。被害 (あれ、どうみても 「被害」 でしょ) を受けた高橋大輔選手が空気を読んで苦しい取り繕いをしてくれているので、変に穏便に処理されそうだが、私なんか、「橋本さん、『パワハラ/セクハラ』 という言葉が一般化してからのことで、よかったね」 と言いたい。

というのは橋本聖子さんとしては、ぶっちゃけたところ 「パワハラ/セクハラ」 なんて意識は微塵もなく、単に酒飲んで妙にハイになって、「アタシはただ、高橋君とチューしたかっただけなのよ」 ってことだったんだろうと思うからだ。結構オッサンキャラなんだろうね。

で、高橋選手としても、「パワハラやセクハラを受けたという認識はない」 というのは、実感としてまんざら嘘じゃないんだろうが、「いやはや、まいったなあ、まったく」 と思っていないはずはなかろう。「西欧ではハグやキスは当たり前」 なんて言っていたが、いくらなんでもあんなにブチューってやったら、引きまくられる。

昨今は、「パワハラ/セクハラ」 という言葉が一般的になって、その観念もかなり行きわたってしまったので、今回の問題も、幸か不幸かその視点から取り上げられてしまっている。まあ、確かに国会議員先生だし、JOC 内部でもエラい人らしいから、周囲の誰も止められず、やりたい放題だったことは確かなんだろうが。

それにしても、「パワハラ/セクハラ」 なんて言葉を誰も知らなかった時代 (日本では 1980年代前半まで) だったら、「色きちがい」 というレッテルを貼られて、それでけりがついてしまっていただろう。その方がずっと不名誉だから、「ちょっと違う」 という気もするが、「パワハラ/セクハラ」 で論じられる方が、まだマシだ。

ただ、既にあちこちで指摘されているが、これが男女が逆の立場で、フィギュア・スケートの女子選手が、国会議員のオッサンからチューされていたなんてことだったら、絶対にただでは済まない。私の考えでは、今回のことは 「パワハラ/セクハラ」 以前に、逆男女差別である。

その 「チュー写真」 を週刊文春が掲載したというのだが、これも男女が逆だったら、あり得ないことだ。それは、被害者 (あえて 「被害者」 という) の名誉を著しく傷つけ、二次被害につながるものだからである。ということは、これもまた逆男女差別なのだ。

高橋大輔選手にしてみれば、一生の痛恨だろう。彼の身にもなってみるがいい。好きでもないオバサンに抱きつかれて無理矢理チューされている写真が世間に出回ったら、どんな気持ちだろう。本当に本当に、これが逆男女差別でなくて何だというのか。

この件自体は今年 2月のソチ五輪の打ち上げパーティでのことだったらしく、半年も経ってからの暴露に、裏で JOC 内部のゴタゴタがあるとか、自民党内部のドロドロだとか、いろいろなことが言われているが、まあ、そんなことは知ったことじゃない。勝手にやってくれってなもんである。

ただ、これを穏便に済ませたらしい JOC は、今後同様なことをスケベなオッサンがやっちゃったとしても、「被害」 を受けた女子選手が空気を読みすぎて 「大人と大人のはしゃぎすぎ」 なんてことを言っちゃったら (言うかなあ?)、同様に穏便に済ませなければならない 「前例」 を作ってしまったということである。

これを 「悪しき前例」 としたくないのだったら、改めてちゃんとした処分をしなければならない。

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