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2004/07/06

今回の参院選

私自身は、今回の参議院選挙も期日前投票になるが、ちゃんと行くつもりである。しかし本音を言うと、それが望ましい行動なのかどうか、わからなくなった。

一度投票率を 10%台とかに極端に下げて、国会の権威をスポイルしてしまってはどうかと思うこともある。

読売新聞社が全国の有権者約 5万人を対象に行った全国世論調査では、投票に 「必ず行く」 と答えた人が 73%で、前回参院選より 4ポイント減少したという。私はこの調査結果を見るたびに、「ウソばっか!」 と思う。

というのは、「必ず行く」 が 77%になった前回の参院選でさえ、実際の投票率は 56.44%だったからである。大体において、実際の投票率は読売新聞の調査結果より 20%ぐらい下回る。電話でアンケートされると、ついカッコつけて 「必ず行きますよ」 などと、心にもないことを言ってしまう人が多いようだ。

こんなことなら、いっそのこと皆で投票をボイコットしてしまってはどうかと思うことがあるのである。ボイコットと言っても、立候補者本人やその親類縁者、選挙フリーク、公明党支持者などはどうしても投票に行くだろうから、結果的には最低でも 10%台の投票率になるだろう。それでも、国会の権威を失墜させるには十分な低率である。

「そんなもんで選ばれた議員なんて、俺たち知らんもんね」 と言ってしまったら、どうなるだろう。その時こそ、議員たちも真面目に考えるのではなかろうか。

自民党は惨敗するのではないかと言われているが、そんなことは当たり前である。民間企業でこれだけ顧客サービスを怠ったら、とっくの昔に倒産している。

自民党なんて昔からバラバラだが、今回はとくに輪をかけているようで、行政改革なんかどこかに吹っ飛んでいる。党としては惨敗しても、小泉さんが退陣してくれればうれしいみたいな連中がゴロゴロしているのだら、求心力なんて出るわけがない。

「いろいろ不満はあるでしょうが、とにかく投票に行きましょう」 なんていう呼びかけは、こんな連中に議員としてのお墨付きを与えることに通じる。馬鹿馬鹿しくもなろうというものだ。初めから全然投票に行く気のない若者たちの感性は、案外侮れないのである。

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