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2004/07/11

「整理できない」症候群

昨日、知人と 「机の上を整理できない」 症候群の話になった。やはり、ある程度は整理できてないと、捜し物に取られる時間ばかり増えて、仕事がはかどらない。

しかし、何もかもきっちり整理する方がいいかというと、そういうわけでもない。

捜し物に取られる時間も馬鹿馬鹿しいが、整理作業に取られる時間だって、かなりのものである。1週間に 1時間かけて整理作業をしても、その 1週間のうちに、ものを探す時間が合計で 1時間以上短縮されなければ、それはかえって無駄というものではないか。

考えてみると、1時間かけて整理しても、1時間の捜し物時間短縮は容易ではないということがわかる。ROI という言葉がある。Return On Investment の略で、投資に見合った効果が得られるかということだ。その視点からすると、きちんと整理するというのは、時間をかけただけの時間短縮効果があるとは到底思えない。

そもそも、きちんと美しく整理した書類に限って、それから先、あまり使われることもなく、5年ぐらい経って何の価値もない化石と化しても、書類棚の特等席にきれいにファイルされて鎮座ましましているということが多い。そのくせ、一番よくつかう書類は、せいぜいクリアファイルかなにかに放り込まれて、机の片隅に積み重ねられていたりする。

私は、野口悠紀雄氏の 「超」 整理法 を実践するようになってから、机の上がまだしもましになった。しかし、きれいに整理されているわけではまったくない。きれいに整理されているのと、使いやすく散らかしてあるのとでは、私は使いやすく散らかしてある方を取りたい。

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