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2004/11/27

NHK と マツケンと 妻の芸風

凄いなあと感心した。NHK の 「紅白歌合戦」 のホームページである。

左側が赤、右側が白と、見事な 「紅白」 に染め分けて、真ん中は燦然と輝く金屏風のごときしつらえ。しかもエンボスみたいな地紋が入っていて、テキストが読みにくい。今どき、ものすごいセンスである。

ちょっと言わせて頂くとすれば、ウィンドウの中央に表示するようにすれば、多少は見やすいと思うのだが。

さらに、「今回のテーマ」 というのが大上段に振りかぶっていて、「愛・感動・希望の歌を」 だそうだ。本当にすごい。マジなんだろうか。それとも、マジを装う芸風なのか。

芸風なら笑って納得するが、マジだとしたら恐い。美川憲一と小林幸子の壮大な衣装をフィーチャーしたバラエティ番組を作るのに、マジと芸風が微妙に錯綜しているのを感じる。願わくは、きちんと芸風として割り切ってもらいたいものだ。

必ずしも 「芸風」 ばかりでないという気がして、ちょっとヒキ気味になってしまったのは、「NHK紅白歌合戦 歴代司会者一覧」 というバナーをクリックした瞬間である。いきなりアクロバットリーダーが起動して、お役所の発表資料みたいな堅苦しい紙ぺらが表示されたではないか。

あの左右を紅白に染め分けた金屏風から、いきなりワープロで作った味も素っ気もない素人っぽい表である。こんなものすごいギャップをいけしゃあしゃあと演じてみせるあたり、なまじの演出でできる芸当ではない。民放が真似しようとしても決してできない独壇場の世界である。

ところで、妻は初出場の松平健を見るのを楽しみにしている。一度でいいから 「マツケンサンバ」 をきちんと見て、話のタネにしたいらしい。

「知ってる? 松平健って、50歳なんだって。私たちより年下だったのね」
「ふぅん、ずいぶんオジサン顔だね」
「私たちが子どもの頃から、 時代劇やってたみたいな気がするのにね」
「でも、彼が座頭で公演するようになって、まだ20年ぐらいのもんじゃないの」
「駄菓子屋で公演するの?」
「駄菓子屋ぁ??」
「???」
「・・・ 座頭だよ、ザガシラ!」

ウチの娘たちによると、 「天然ボケを装うこと」 は馬鹿でもできるが、すぐに底が割れる。一方、「真実の天然ボケ」 は、馬鹿ではできないそうだ。

「お母さんは、『真実の天然ボケ』 だよね」 ということで、家族の認識は一致している。大した芸風である。


tak-shonai の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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