見てはならんぞ!
都市伝説というものがある。代表的なのは、「口裂け女」 や 「ハンバーガーが猫バーガー」 といった類のお話である。その中に、「見てはならんぞ」 系のお話というのがある。多くのケースでは、田舎に行き、見てはならない 「もののけ」 などを、つい見てしまうというものだ。
「見てはならんぞ」 系の代表的な都市伝説 (里帰り伝説?) には、「くねくね」 と 「犬の幽霊」 が挙げられるだろう。
とくに、「くねくね」 はなかなか面白い。もしお暇があったら、リンク先に飛んでご覧いただきたい。ツッコミどころ満載なのだが、「くねくね」 をまともに見て気の狂ってしまった 「兄」 を 「田んぼに放してやる」 なんていうあたりは、かなり 「都会視点のフォークロア」 っぽい。
我が家の次女は、今年の夏、この 「くねくね」 にはまって、Google の画像検索で 「くねくね」 の画像を探し廻ったが、当然ながら見つからなかった。もっともらしい画像を創作して、それらしくアップロードしたら、きっとかなりのアクセスを稼げるだろう。
「見てはならん」 で思い出したが、インターネット・アーカイブ というサイトには、古今東西のウェブページがごっそりと保存されている。ここを見ると、今ではいっぱしのデザインになっているサイトでも、昔はこんなにダサダサだったのかと、ばれてしまったりする。
一昨年あたりに、自分の本宅サイト (当時のタイトルは 「知の海に跳び込め」) が保存されているかどうか、試しに検索してみたら、URL だけはノミネートされていたが、アーカイブとしては未保存だったので、残念に思った記憶がある。
しかし、今日検索してみたら、本宅サイトのトップページが 2002年 6月 4日から今年 1月 28日までの間に、7回も保存されていたのである。
ついでに、別宅 「和歌ログ」 も調べたら、今年 2月 3日時点のトップページが保存されていた。私のサイトも、ついにインターネット・アーカイブに保存されるまでに成長したかと、感慨深いモノがあったのだが、一番初期のページを見て、我ながら驚いた。
ダッサイのである。こんなものが公衆の面前に晒されていては、お恥ずかしいのである。整形したタレントが、昔の素顔をすっぱ抜かれたら、こんな気がするだろうかというほどである。
まさに 「見てはならんぞ!」 と言いたくなってしまう。
ただ、少し言い訳させて頂くとすれば、アイコンとして使っているボタンのデザインがバラバラになっていて、まるで統一性がないのは、インターネット・アーカイブのサーバに保存されているイメージファイルが、かなり古いデザインと、後に修正されたデザインが、混在しているためである。中には、今現在のものを呼び出しているものまである。
だから、保存された当時のデザインにしても、実際にはあそこまでダサくはなかったのである。いくら何でも、もう少し素材の統一感はあったのである。あれは、実際よりかなり崩れた姿である。
それにしても、やっぱりちょっとお恥ずかしい。
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