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2005/01/24

電車とデパートは暑すぎるかもしれないが・・・

今頃の季節になると、「電車とデパートは暖房を効かせすぎているのではないか」 という話をよく聞くようになる。

試しに、「電車 デパート 暖房 暑すぎる」 の 4語でググってみるといい。人いきれの中で鼻の頭に玉の汗を浮かべて憤っている人がかなり多くいることがわかる。

確かに、ラッシュ時の電車内は暑すぎることが多い。寒いホームから電車に飛び乗ると、窓ガラスは内外の気温差で曇り、座席に座っている人はお尻の暑さに閉口し、立っている人は顔中汗だらけだ。せめて、混雑時だけは暖房を切るか緩めるかしてもらいたいものである。

しかし、デパートの暖房が効きすぎというのは、どうやら誤解のようだ。というのは、デパートというのは、外との出入り口付近以外はほとんど暖房をしないらしい。店内は、照明器具と人いきれで、自然に暑くなってしまうもののようなのだ。

百貨店の店内は、よくみると照明の固まりである。天井、ガラスケース内、壁際のスポットライト、誘導灯、その他もろもろ・・・あれらの照明器具が、それぞれ思いっきり熱を発散させているのである。夏は冷房をがんがん効かせて、ようやく人が生きていられほどで、冬になっても、ちょっと人が入れば暑くなる。店員は半袖で仕事をしている。

日本の百貨店の照明は、ニューヨークあたりに比べて蛍光灯の比率が高く、どうも白々しい気がするのだが、それも道理である。日本というのは省エネ意識が高い。あまり白熱灯を使用していては、夏場も冷房コストが鰻登りになるし、下手すると、冬でも冷房が必要になりかねない。どうしても発熱量の少ない蛍光灯を多くせざるを得ないのだろう。

その点、米国辺りは省エネ意識が希薄だから、店内でも白熱灯の比率を高くして、いかにもセレブなぬくもりのある照明にしていられるのだろう。

だからどうしても日本のデパートの店内は、なんだか安っぽい雰囲気から抜けきれない。それも仕方のないことなのかも知れない。

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コメント

かつて流通系の企業に入社したとき、百貨店などでは冬もたいていは暖房を入れない、という話を聞きました。

暖房を入れると人はコート類を脱いで手に持つ。するとそれ以上荷物を増やすのが億劫になり、購買意欲が鈍る。

という説明でした。ほんとかどうかは知りません(笑)

投稿: 山辺響 | 2005/01/24 09:29

NPO北海道グリーンファンドのHPで「施設の暖房と省エネルギーに関する調査報告」に調査結果が出ています。NPOの調査結果だから間違いないでしょう。実際に私が設備工事会社に勤務していた頃にも、スーパーの裏事情でも同じことを聞きました。スーパーの開店時でしたが、空調は暖房ではなく、冷房でした。
ほんとに、本当のことです。

投稿: ひろくん | 2010/03/30 19:59

冬のデパートでは冷房。これは、本当のことです。
特定非営利活動法人(NPO)
北海道グリーンファンドのHPにも事実が書かれています。
ほかにも、インターネット検索をして調べると、事実だと言う証言は得られます。

投稿: ひろくん | 2010/03/30 20:02

ひろくん さん:

百貨店では暖房はしない。下手すると、冬でも冷房する。

これはもう、常識として知っておかなければならないことのようですね。

投稿: tak | 2010/03/30 23:23

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