« 「モテオヤジ系」 雑誌をめぐる冒険 | トップページ | クズタグの荒野から生還 »

2005/03/12

インターネットで心が読まれる

「お父さん、大変だ、大変だ、ちょっと来てみて~。スゴイよ! インターネットで心が読まれちゃうんだよ~!」

我が家の次女が呼ぶ。何事かと居間に置いてある家族用の PC の前に行くと、「ヤバイよ、これじゃ、心が支配されちゃうよ!」 と、かなり興奮の面持ちである。

一体何に興奮していたのかというと、オンライン・カードマジックというやつである。試しに、こちら をクリックしていただきたい。

※ 【平成 22年 10月 6日 追記】
上記のリンク先はもう消えているので、似たようなサイトを探した。こちら をご覧いただきたい。トリックの中身はほとんど同じである。

英語のサイトなのだが、念のため、説明を日本語に訳すと、以下のようなことである。

では、あなたの思考をコントロールしてみましょう。心の中でカードを 1枚選び、それに集中してください。しかし、そのカードをクリックしてはなりません。それでは、マインドコントロールの妙技で、当ててみましょう。

選んだカードをしっかり覚えたら、こちらをクリックしてください。

試しに、心の中でスペードの 8 を選んで、右下の "click here" をクリックしてみると、以下の表示になる。

あなたのカードを選んで、パイルから消し去りました。驚きましたか?

おぉ! 確かにスペードの 8 が消えている。何度試しても、選んだカードがしっかりと消える。気持ち悪いほど的中する。見事なものである。

「ねぇねぇ、スゴイでしょ。いったいどんな仕掛けになってるの? クリックの仕方でわかるの? それとも、本当にマインドコントロールされちゃってるの?」
(ちなみに、この娘、20歳である)
「そんなわきゃないだろう。どれどれ、タネを探してみよう」

タネは、案外呆気なくわかった。

わかったことはわかったが、ここですぐにそれをバラしてしまってはもったいないので、頃合いを見て 「コメント」 として書いてみたいと思う。それまで、十分に楽しんでいただきたい。

タネがわかった方も、少なくとも本日 (3月12日) 中は、そのものズバリで書き込むのはご遠慮いただきたい。せいぜい、「ははぁ、なるほど」 程度にとどめていただければ幸いである。

tak-shonai の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

|

« 「モテオヤジ系」 雑誌をめぐる冒険 | トップページ | クズタグの荒野から生還 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

いや~これはびっくりしました。
クリックするまでの秒数で何を選んだか読まれているんですよね(んなわけないって)

何回かやってようやく気づきました。うまくできてます。

投稿: 山辺響 | 2005/03/12 10:46

山辺響 さん:

>ネットで個人情報を読まれる脅威というのはここまで来たかという感じだ。心配な人はネットカフェなど、自分のものではないPCからアクセスして試してみたほうがいいかもしれない。

いやはや、これには笑わせて頂きました。
空中回転二ひねり半ぐらいの技ですね。

投稿: tak | 2005/03/12 13:08

1度見れば解っちゃいますね。
同じ数の赤と黒の錯覚ですか。
ひねりもなし。

投稿: kant | 2005/03/12 18:30

わたしも1回クリックしてその場でわかっちゃいましたよ。確認のため、もう1回やって、やっぱりね、という。takさんの娘さん、無邪気すぎる……。や、いい意味で。

これは本当にいわれた通りに素直に念じちゃう人はだまされちゃうのかな。人の云うことを聞かないで明後日のところを見ている人ほどすぐ見抜くんじゃないかなと思いました。

投稿: まこりん | 2005/03/12 19:47

というか、注意力の問題では?

投稿: kant | 2005/03/12 21:34

うぅん、皆さん、案外簡単に見破ってますね。

でも、kant さんのコメント、
夕刻の時点としては、反則スレスレ ^^;)

私の趣味としては、山辺響さんの「ボケ芸」に感銘。
(トラックバックをご覧下さい)

投稿: tak | 2005/03/12 22:35

ほとんどの方がトリックを見破っているようですが、
一応、予告した手前、タネ証しを。

とはいえ、そのものズバリではやっぱり無粋なので、
ヒントにとどめておきましょう。

"click here" をクリックする時、
右クリックで、「新しいウィンドウで開く」にして、
クリックの前後の画面を比較してみて下さい。

投稿: tak | 2005/03/13 00:07

>でも、kant さんのコメント、
>夕刻の時点としては、反則スレスレ ^^;)

ごめんなさい。後でちょっとまずかったかなーと反省しました。
LD事件の地裁判決文読んで、かなりエキサイトしてたもので…。
あれじゃ、日本の証券会社で真面目に働いている人たちが可愛そう過ぎます。(ま、真面目に働いている人間がいるかどうかはさておいて。)どうして米国のために露骨にそこまでしてやる必要があるのか?裁判所まで協力的で、理解不能。

投稿: kant | 2005/03/13 06:51

トランプってのは偉大な紙切れだなと思いました。
これほど遊べるカードは世界中探しても他には無いだろうと。
発明者偉い。でも誰かは知らない。

投稿: かずふさ | 2005/03/13 07:44

kant さん:

法律はしょせん不条理ですから、
不条理性に則った限定的な合理性は、
結局どこまで行っても不条理性を免れません。

かずふささん:

日本の花札もかなりスゴイですけど、
トランプの方が純粋に数学的な規則性を重視していて、
花札は情緒性を取り入れている分、規則性はまだら模様ですね。

投稿: tak | 2005/03/13 22:09

ご紹介ありがとうございます。

私は、「こっちがズルをしたらどうなるんだろう」(本当はクラブの8を念じたのに、結果を見せられてから、いや実はオレが念じたのはハートの9だ、と言い張るとか)と考えて、ああ、なるほど、これならそんな嘘にも負けずに確実に消せるのか、と思い至りました(笑) 結構論理的に考えた方かも(性格がねじ曲がっているとも言う?)

だから、実は↑のコメントを書いた時点では、kantさんの言う「赤と黒」には気づいてませんでした。あんまり観察力・注意力ないですね~>私


投稿: 山辺響 | 2005/03/14 16:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/42004/3254270

この記事へのトラックバック一覧です: インターネットで心が読まれる:

» こんなんありました [水沫日記(みなわにっき)その2]
休日なので小ネタ。 庄内拓明さんのウェブログ「今日の一撃!」で紹介されていたオン... [続きを読む]

受信: 2005/03/12 11:01

« 「モテオヤジ系」 雑誌をめぐる冒険 | トップページ | クズタグの荒野から生還 »