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2005/04/01

日米政府間の密約を暴く

私は都内にオフィスを持たないので、モバイル PC が手放せず、PHS カードを使って頻繁にメールチェックをする。

最近、虎ノ門近くの某ビルの地下の喫茶店でメールチェックすると決まって混信が生じ、妙なメールが紛れ込むことが多いのに気付いた。すべて英文メールである。

初めのうちはウィルスかスパムメールと思い、全然読まずに削除していた。しかしどうもウィルスではないし、スパムメールでもない。 後でわかったのだが、そのビルの地下は、どういう関係か自動的に何かの無線 LAN にはいってしまうようなのだ。

かなり気になりだしたので、先月あたりから混信メールが入る度にちゃんと読んでみると、なんと、日米両政府間の機密のやりとりらしいのである。冷や汗をかく思いがした。

そういえばそのビルは、首相官邸と米国大使館を直線で結んだちょうど真ん中あたりにある。この間のセキュリティは、いったいどうなってるのだ?

ほとんどは大したことのない挨拶程度のメールなのだが、先月の 20日頃からのやりとりの中に、とんでもない機密事項を発見してしまったのである。ここで暴露してしまうことにはかなりのリスクを感じるのだが、非常に重要なことなので、思い切って書いてしまおう。

機密事項というのは、どうやら米国からの強い圧力で、来年度は 4月 1日から 9月 30日までの半年で切り上げてしまい、10月 1日から次の平成 19年度に入ることが、政府部内で極秘裏に内定してしまったようなのだ。年度を半分に短縮することで、財政赤字縮小を図るらしい。

収入は可能な限り先取りしてしまい、支出は半年分だけで抑えて、剰余金は次年度にまわすという方針のようだ。

確かに、赤字縮小には有効かもしれないが、突然やられては、社会の枠組みが激変してしまう。米国はどうしてそんな内政干渉的な圧力をかけたのだろう。その疑問が解けたのは、昨日のことだが、米国側から発信された次のようなメールを見てしまったからである。 (以下翻訳:庄内拓明)

今回の貴政府の決定を歓迎する。従来、貴国の官公庁・公的団体等の首脳が年度当初に発する声明を、我が国の政府関係者はまったくシリアスに受け止めることがなかった。そのために、必要なアクションを取りそびれてしまうことも、度々だった。

しかし、この度の決定により、会計年度初日が 10月 1日になることで、貴国の首脳がどんなに見当外れでトンチンカンな声明を発表しようとも、我が国政府関係者がそれをエイプリル・フールのジョークと誤解することが避けられるため、適切かつ迅速な対応を行うことが可能になるはずだ。

今回の我々からの希望に沿った貴国のアクションが、副次的効果として財政赤字縮小に一役買うようであれば、望外の喜びである。貴国でうまくいくようならば、我が国としてもそれに見習って前倒しを行い、2007年度あたりから、4月 1日を年度初日とすることを検討したい。

そうすれば、重要な場面で 「あれは、エイプリル・フール・ジョークだったのさ」 という言い訳を多用できるので、我々としても期待は大きい。

なるほど、そういうことだったのか。

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(4月 2日 追記)

今さら申すまでもないことですが、これはエイプリルフール・ジョークとして書かれたものです。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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