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2005/06/04

Google の翻訳アルゴリズム

コヨーテ日記」 のジャネド・カイさんが、google.co.jp ではなく google.com で自分のサイトのページを検索し、 [Translate this page] をクリックしてみるという荒技を試しておられたので、私もやってみた。

昨日付のトップページを英訳させてみたところ、素晴らしい結果になった。

ページの真ん中に表示される 「今日の一撃」 のリード部分は、以下のようになったものである。

(原文)
故・二子山親方の葬儀のニュースで、若貴兄弟がお互いに目も合わせないという、異常な光景が強調されていた。

世の中には周りから 「変な家族だなあ」 と思われているファミリーがかなりあるが、花田家というのは、その中でも典型的な例だと思ってしまうのである。

(Google の翻訳結果)
You say with news of funeral of the * two child mountain bosses, the your sibling does not adjust either the eye young mutually, the abnormal spectacle was emphasized.

In society from around " it is the strange family ", considerably there is a family which is thought, but the flower rice field house, you think even the among those it is typical example.

ものすごい翻訳である。「故・二子山親方」 が "* two child mountain bosses"、「花田家」 が "flower rice field house" になってしまうのは、しょうがないと思いながらも、いきなり "You say" で始まるのには (多分、「目も合わせないという」 のところから来たのだろうが)、のけぞりそうになった。

そこでふと思い立ったのは、この翻訳された英文をさらに Google の翻訳にかけて、日本語に戻したらどうなるかということである。

しかし、いきなり英語のページを作っても、Google はすぐにはクロールしてくれない。そこでちょっとした裏技を使い、私の管理する某英文サイトの下の方に、地色と同じ色のフォントでコピペし、それを Google.co.jp で検索して、[ このページを訳す BETA ] をクリックしてみたのである。

結果は以下のような日本語となった。

あな たはの葬式のニュースと言う* 2 人の子供山の主任は, あなたの 兄弟どちらか目の若者を, 異常な光景強調された相互に調節しな い。

" それのまわりのからの社会では奇妙な家族 " は, かなりそこにである家族あるそれらの中でそれが典型的な 例であることを思考のが, 花の米の野戦家屋すなわちあなたは考 える。

もう、わけがわからない。ただし、よくみると、最後の和訳文は、オリジナルを滅茶苦茶に訳した英文テキストを、かなり忠実に翻訳しているということがわかる。「故・二子山親方」 → "* two child mountain bosses" が 「2 人の子供山の主任」、「花田家」 → "flower rice field house" が 「花の米の野戦家屋」 になってしまったのは、ご愛敬というしかないが。

つまり、この最後の和訳文の滅茶苦茶さ加減は、かなりの部分、一つ前の段階の英訳文の滅茶苦茶さに依存していると言っていい。

しかし、英訳文が滅茶苦茶なのは、オリジナルの私の日本語が滅茶苦茶なせいかというと、自分で言うのもなんだが、そんなことはないはずだ。

二段落目で、「思ってしまう」 の本来の主語である 「私は」 が省略されているので、「花田家というのは」 が主語に取り違えられかねないというところにしても、日本語としてはそれほど破格の用法ではないと思う。

Google の翻訳アルゴリズムは、英文和訳はそれほど捨てたものでもないが、和文英訳の方は、まだまだ改良の余地がある。

しかし、それも無理からぬところである。私の経験からしても、他人が書いた日本語の文章を英訳するのは、その逆よりもずっとうっとうしいものだ。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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