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2005/07/26

自分自身の耐用期間

今日は私の誕生日である。何と 53歳だという。自分でも信じられない。

53歳に達したのは、今日ではないということも、私は昨年暮れから知ってしまっている (参照)。日本の法律では、誕生日の前日に歳を取ってしまうのだ。だから、私は昨日から 53歳なので、もうジタバタしないのである。

先頃厚生労働省が発表した日本人の平均寿命は、女性が 85.59歳、男性が 78.64歳なのだそうだ。大変な長生きである。自分が男性の平均だけ生きるとしても、人生はまだ 25年ほど残っている。

還暦を過ぎれば、いつお迎えが来ても不思議ではないというような時代だったら、私もそろそろ人生の総まとめにかかればいい歳だろう。しかし、さらに 25年も生き長らえるとしたら、話は別だ。

私はかなり健康な部類に入ると思うので、不慮の事故にでも見舞われない限り、多分 25年ぐらいは十分まともに生きてしまうだろうと思っている。

最近は、月日の経つのが早く感じられてしょうがないので、25年なんて、あっという間かもしれないが、何しろ、ドッグイヤーと言われる世の中である。物理的に単純な時間としては短いかも知れないが、その密度は濃いものになるだろう。あと 25年で、どんなに大きな社会変化が生じるか、知れたものではない。

とりあえず、この 10年は、IT の時代だった。IT の時代とはいうが、とくに後半 5年ほどは、インターネットの時代だった。世の中、インターネットがらみで大きく変化してきた。

幸いなことに、私はこの変化に乗り遅れないで済んでいる。乗り遅れないどころか、結構まともに流れに乗っている。

今後数年間は、この勢いで時代に乗り遅れないで行けるだろうという自信はある。しかし、問題はその後である。

自分が還暦を過ぎた頃、世の中どんなになっているだろうか。これ以上の小難しいハイテクをモノにしなければならないようだと、かなりしんどさを感じていることだろう。

できることなら、その頃には世の中全体も、そうした流れにしんどさを感じていてもらいたい。そして、ハイテクよりもハイタッチなことを論じるのが重要という世界になってもらいたい。

そうすれば、私の耐用期間も大幅に伸びることになる。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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心と体」カテゴリの記事

コメント

私の心臓に埋まっている機械は耐久年数150年と言うが私はそんなに生きられない。

投稿: とし坊 | 2005/07/26 18:55

お誕生日、おめでとうございます(っておめでとうって言われたくなかったらごめんなさい^^;

53歳!私の父も今年53歳。おめでとうと言うと、イヤ~な顔をされちゃいます。私はやっと22年を生きてきた若輩もの、残りの年数はひとまず考えずやりたい放題やっちゃおうと思っております。それでは…

投稿: 千軒町 | 2005/07/26 19:05

誕生日おめでとうございます。
ネット上で知り合っている方の、こういう
具体的な情報があると
一気に顔が見えて親しくなったようながするから不思議です。
でも、気をつけなければならないのは
年齢で人のことをがわかった気になってはいけないということ。
僕はそういうものには捉われないでいたいと思っています。

「歳相応」という言葉には疑問を感じます。
そういうものとは無縁の魅力的で輝いている人たちと
何人も出会ってきたし、自分もそうありたいと思うからです。
でも、「歳」というものから一つだけ確実にわかること・・・。
それは「あの世代の人なのか」ということ。

中・高生や20代の頃にどういう世の中だったのか。
それによって、「その世代の人」の個性というのは
確実にあると思います。

だから、年齢の情報というものもある意味、有益ではあります。


投稿: akaboshi07 | 2005/07/26 19:07

とし坊 さん:

>私の心臓に埋まっている機械は耐久年数150年と言うが私はそんなに生きられない。

とし坊 さんのブログに行ってみて、その意味がわかりました。文字通りの意味なんですね。

150年という時間は、漠然としているので、今から 150年前は何だったのだろうかと考えました。

1855年。安政二年です。幕末です。

スゴイですね。歴史が三回転ぐらいしている感じですね。

投稿: tak | 2005/07/26 22:39

千軒町 さん:

へえ、お父さんと同い年ですか。
そりゃそうだよなあ。
私にも 24歳、20歳、18歳の娘がいるんだもの。

この感慨は、言語に尽くせませんな。

投稿: tak | 2005/07/26 22:43

akaboshi07 さん:

>でも、「歳」というものから一つだけ確実にわかること・・・。
>それは「あの世代の人なのか」ということ。

なるほどね。
そりゃ、確かに言えると思います。

私自身は、25歳から歳を取ってないような気がしていますけどね。

投稿: tak | 2005/07/26 22:46

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