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2005/10/21

煙草を吸うなら、肺の奥まで吸え!

成人に占めるたばこを吸う人の割合 (喫煙者率) は、10年連続で減少しているそうだ。

日本たばこ産業 (JT) の調査によると、喫煙者率は前年比 0.2ポイント減の 29.2%だそうだ。しかし男性の場合は 45.8% (前年比 1.1ポイント減) で、このあたりが、どこに行っても煙たい印象につながっている。

女性は 13.8% だが、前年比では 0.6ポイント増で、4年ぶりに増加に転じた。年齢別で最も高いのは、男性が 30歳代の 54.6%、女性は 20歳代と 30歳代の 20.9%。道理で、最近若い連中の集まる場所に行くと、とくに煙たいわけだ。

私は禁煙してから既に 28年になるが、吸っていた頃にはきちんと肺の奥深くまで吸い込んでいた。決して口先だけでプカプカふかしたりはしなかった。

私は、肺の奥まできちんと吸い込むのは喫煙者のマナーの一つだと思っている。というのは、口先でプカプカふかす吸い方をされると、もうもうとした煙が不必要なまでに立ちのぼって、周囲の迷惑は何倍にもなるのだ。

いったん肺の奥まで吸い込んで吐き出した煙は、色も薄くなっており、それほど煙たくないし、嫌な臭いも減っている。これは、肺の細胞でニコチンやタールを吸収しているからで、つまり 「自分の肺で有害物質を濾し取っている」 わけだ。

それに肺まで吸うと、自然にゆっくりと吸い込むことになるから、煙草の先から立ちのぼる伏流煙もそれほど多くならない。一方、口先だけでふかすと、口先からあふれ出す煙に加えて、伏流煙までがもうもうと立ち上がることになる。

口先だけでプカプカやっている人は、その姿がいかにも昨日や今日に煙草を吸い始めたガキじみていて、軽薄で、さらにみっともなくもカッコ悪いものなのだということを、きちんと自覚しなければならない。同じ吸うなら、もう少しカッコつけてもいいだろうに。

自分ばかりでなく、周囲の健康にも害があることを十分に知ったうえで、それでも喫煙するからには、せめて有害物質の多くを自分の体で濾し取って、周囲にまき散らさないという配慮をするのは当然だ。

つまり、私は 「喫煙者は死ぬリスクを自らさらに高めて当然」 と、過激なことを言わせてもらっているのである。それがいやなら、煙草を止めればいいだけのことだ。肺まで吸い込んでいないのなら、習慣性に冒されてはいないはずだから、止めようと思えばいつでも止められるのである。

私なんか、肺まで深々と吸い込んで、ばっちり中毒になっていたから、止めるときは 1週間のたうち回った。それでも、止めてからというもの、ストレスが減ったのがわかる。

煙草を吸わないとストレスになるというのは逆だ。煙草を吸いつけるから、煙草が切れたり、飛行機に乗ったりして吸えない状態になると、ストレスになってしまうのだ。

吸っている間は周囲にストレスを与え、吸えないときは自分がストレスで苦しむというのは、馬鹿馬鹿しいことではないか。今の世の中、煙草なんか吸わない方がずっと楽なのである。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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