新市長選挙
私の住んでいる地域も、この度の 「平成の大合併」 とやらで、隣の村と一緒になって、肩書きだけはめでたく 「市」 になった。
暫定的に、以前の町長が首長代行みたいな地位にあるらしいが、今月 14日に新市長選挙が行われることになっていて、今月 7日の告示前から宣伝カーがかまびすしい。
告示前だというのに、宣伝カーが候補予定者の名前をスピーカーでこんなにも発信し続けていられるのは、これは 「選挙運動」 ではなく、「○▽後援会」 とか 「□△さんを市長に推薦する会」 とかの活動という建前であるかららしい。
昨日も、住宅地の一番奥まで宣伝カーが進入してきて、ちょうど我が家の前でストップし、大音響でがなりたてる。あまりうるさいから、せっかく心地よい春風を取り入れていた窓を、これ見よがしにピシャリと閉めたら、慌てて移動していった。
あまり反感を買わないように、「うるさがられたら、即、移動」 というマニュアルでもあるかのようだ。ということは、あからさまにうるさがられるまでは、どんどん候補予定者の名前を売り込めということなのだろう。
ならばこちらも、宣伝カーが来るたびに、早めに 「あからさまに」 うるさがるそぶりを見せればいいということだな。生活の邪魔をされないためのノウハウとして、よく覚えておこう。
それにしても、7日の告示から 14日の選挙まで、たった 1週間の選挙期間しかないというのは、公職選挙法で規定されているのだが、実情にそぐわない気がする。
市長選挙ごときに、あまり金をかけないようにするためなのだろうが、実際は、既にこんなに金がかかってるし。それに、期日前投票を行うにしても、それができる日程は、事実上、4~5日に限られるし。
早めに告示してくれれば、その間の選挙運動は法律できっちりと制限されるから、「後援会」 や 「推薦する会」 の野放しの運動よりは、うっとうしさが抑えられるだろうに。
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