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2006/11/30

ねじめ正一さんと酒田

昨日から酒田に帰ってきている。市内全戸に無料配布されている地元誌 "SPOON" の10月号をみたら、詩人のねじめ正一さんがいらして、朗読会やトークショーに参加してくれたという記事が出ている。

迂闊にも知らなかったのだが、ねじめさんは、とても酒田に縁の深い方だったのである。

ねじめさんは、30年前の酒田大火 (その時、私は既に東京暮らしだったのだけれど) 後の復興に取り組む商店街の奮闘を、『風の棲む町』 (1996年・NHK出版) という小説にしており、その後 『青春ぐんぐん書店』 と改題して新潮文庫に収められているらしい。

おいおい、知らなかったよ。これ、もっと酒田発の話題としてもっと積極的にアピールしてもらいたかったなあ。本当に酒田って、いいものが一杯あるのに、プロモーションがお下手なんだから。ともあれ、さっそく書店で探して読んでみようと思う。

ねじめさんが初めて酒田にいらしたのは、19年前のことだという。酒田の阿蘇孝子さんという人から、ねじめさんの朗読会をしたいという手紙があったのだが、いったんは断ったらしい。しかし、再び届いた手紙の便箋から、コーヒーのいい匂いがしたのにやられてしまって、つい引き受けてしまったそうだ。

阿蘇さんは、その頃喫茶店をやっていたという。酒田って、喫茶店文化がまだ生き残っているのだよね。

ねじめさんのトークショーの記事から、以下を引用しておこう。

実際には、復興をめぐって、いろいろトラブルがあったと思います。(中略) それでも、これは町のためにやっていくんだって決めた時の酒田人の速さ。それから町の復興のために、みんなが一致協力してやっていくんだという、酒田の人たちの必死さというものも書いておきたいと思いました。

よくわかってくれているなあ。感激した。本当に、酒田の人たちって、「速い」 んだよね。だから、わたしもものごとがサクサク動かないと、ついいらいらしちゃったりする。酒田人の悪い癖だけど。

この記事は、最後にこう締められている。

酒田は魚も米もおいしいし、人も温かいし、老後に住むには最高にいい街だよねって、うちの奥さんとも話しているんです。六十歳過ぎたら移住してきちゃうかも知れませんけど、その時は仲よくしてやってください(笑)。

おお、大歓迎だ。

(写真は、SPOON 10月号より)

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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