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2007/05/28

「中国で原発 100基超」 というスリル

中国、2030年までに原発 100基超を建設へ」 というニュースの見出しを読んだだけで、申し訳ないけど、背中がゾクゾクしてしまった。

世界で品質管理の最も優れた国と言われた日本にして、原発関連の不祥事がぼろぼろ出てくるのだから、中国で原発を 100基も作ったら、一体どんなことになるのだろう。

私の専門のアパレル業界と一緒に論じるのは、ちょっと乱暴すぎるかもしれないが、中国の品質管理というのは、かなり進歩したとはいえ、正直言って、まだまだ信頼しきれないところがあるのだ。

今の日本のアパレル市場は、70%以上が中国製の製品で占められるようになったので、一事が万事という論法は通用しないが、それでも、いくら何でもそりゃないだろうと言いたくなるような不良品が頻発する。

例えば 「シャツの両方に右袖が付いていた」 とか、「下げ札に表示されている寸法と、縫いつけのケアラベルに表示されている寸法が全然違う」 とか、「ポケットの内袋が脇の縫い代に縫い込まれていて、何も入らない」 とか。

縫製現場では、右袖を両側に縫いつけようとしたら、不自然でやりにくいので、途中で間違いに気付かないはずがない。それでも、「エイヤ!」 で縫いつけてしまって、それで (かなりいい加減な) 検品の目をかいくぐって、出荷されてしまうのである。「見つからなければ、それで OK」 という世界のようだ。

こうしたことは、アパレル製品だけじゃなく、薬やら粉ミルクやら、キクラゲやら、ペットフードやらで、どんどん明るみに出ているから、まあ、ほかの業界だって似たようなものなのだろうと思われても仕方ない。

それでだ。こんなようなイージーさが、原発の中でもフツーに現われるとは、思いたくない。思いたくないが、それでも、やっぱり心配になってしまうのは、そりゃ、人情というものだ。

願わくは、2030年までには、原発なんて時代遅れの技術になってしまっていて、もっとずっと安全で効率のよい発電技術が普及していてくれるといいのだが。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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