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2007/05/05

大家族の鯉のぼりと少子化

私の生まれた庄内は、ひな祭りの盛んな土地柄 (参照) だが、現在住んでいるつくばの里は、鯉のぼりが盛んである。

こちらに引っ越してきた 25年前は、あちこちの家々に、びっくりするほど盛大な鯉のぼりが上げられていて、感心するというよりは、ただただ呆気にとられて見ていたものだ。

この辺りでは、男の子が生まれると、親戚一同が寄ってたかって鯉のぼりをプレゼントするという風習があるようで、多分、もらった鯉のぼりは全部上げないと申し訳がないというようなメンタリティからだと思うのだが、結果的にとても派手な鯉のぼりになる。

何しろ数が多いので、一本の柱に縦に上げるのでは、とんでもない高い柱が必要になる。そんなわけにもいかないので、大抵は写真のように、柱を中心に左右に振り分ける形になっている。ものすごい大家族の鯉のぼりだ。

ところが、以前はあちらにもこちらにも、こうしたど派手な鯉のぼりが見えたのだが、最近ではとんと目立たなくなってしまった。探すのに苦労するほどである。理由は単純で、子供の数が減ってしまったからだろう。

私がこちらに引っ越してきた 25年前の男の子は、今では 30歳前後に達しているのだろうが、多くはまだ独身で、その下の世代は極端に少ない。小学校でも教室が余ってしまって、何とか資料室とか、かんとか懇談室とか、わけのわからない空き部屋が一杯だ。

というわけで、人間の世界は子供が減って大変なのだが、たまに見かける鯉のぼりは相変わらず大家族なのである。それどころか、最近はあまり日の目を見なくなった鯉のぼりを大量動員して、川に渡してしまおうという試みがこの辺りまで出てきている。なるほど、確かに気持ちはわかる。

こどもの日の本番は、一昨日あたりまでは天気が崩れるという予報だったが、昨日から、「曇り時々晴れ」 に変わっていて、何とか持ちこたえそうだ。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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