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2007/07/11

在 NY 日本人の 「英語の間違い経験」

Cube New York というサイトに、"在 NY 日本人が語る 「英語の間違い経験」" というのが紹介されている。

目立つのは、やはりご多分に漏れず "L" と "R"、"S" と "TH" の発音の間違い、聞き違いだが、中には、私も 「へぇ、知らなかった!」 と思うような話もあって、興味深い。

日本人は "L" と "R" の区別がつかないというのは、かなり有名な話で、アメリカン・ジョークにもよく取り上げられる。最新作の一つは、ジョージ・ブッシュが小泉さんに 「最近、選挙のことが悩みだ」 とこぼしたら、日本からバイアグラが送られてきたというものだ。(わかる人はわかると思うので、あえて説明はしない)

紹介したサイトを読んで、この年になって初めて知ったのは、"boyfriend" と "girlfriend" の使い分け、そして、"French kiss" の違いである。

日本語の 「ボーイフレンド」 「ガールフレンド」 は、単に 「男友達」 「女友達」 のことだったりするが、英語ではより親密な 「恋人」 に近い意味になるから、使い方に注意しなければならないというのは、近頃かなり知られた常識である。しかしニューヨークでは、ことはそう簡単にはいかないようなのだ。

女性がいうところの "boyfriend" は、確かに 「恋人」 だが、"girlfriend" というと、単に 「女友達」 ということらしい。ここで紹介された在ニューヨーク日本人女性は、初めのうちはそれを知らず、「さすがにニューヨークはレズビアンが多いなぁと感心していた」 というのである。確かに、私もそう誤解してしまいそうだ。

しかし、「逆もまた真なり」 とはいかず、男は恋人のことを "girlfriend" というけれど、同性の友達のことを "boyfriend" とは決して言わない。うむ、確かにそうだ。男が "my boyfriend" なんて紹介したら、それは確実にホモセクシャルだろう。

言葉というのはニュアンスで成立している部分が大きいから、単純な理屈通りにはいかないのである。

それから "French kiss" である。日本で 「フレンチ・キス」 といったら、それはもう舌を絡め合う濃厚なキスということになるが、ニューヨークでは、ほんの挨拶程度の軽~いキスのことをいうらしい。「所変われば品変わる」 である。

「ほんのフレンチ・キスだから」 というのを、目を丸くして 「No !!!」 と断ってしまって、後でバツが悪くなったという話が紹介されている。そりゃ、知らなきゃあせるだろうなあ。

じゃあ、本場のフランスでは、"French kiss" はどんな意味になるのだろうと、一瞬だけ考えたが、アメリカに "American coffee" がないのと同じで、フランスには "French kiss" はないのだろうと思い当たった。日本には 「日本茶」 があるのになあ。

それから、この話の関連で、単にハグして 「チュッ」 と音だけさせるのを、「ハグ & エア・キス」 というのも、初めて知った。

言葉というのは、実際に使われている現場に入り込まないと、なかなか本当が理解が得られないものである。

(上述のジョージ・ブッシュと小泉さんのジョーク、わからなかった人は、こちらこちら をクリックすればわかるはず)

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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