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2007/07/12

うぅむ、にっくきアレチウリ

多摩川の中下流域で、河川敷に帰化植物の アレチウリ が急激に繁殖して、ヨシ原のヨシに絡みつき、数万羽のツバメがねぐらを奪われているというニュース (参照) を目にした。

うぅむ、にっくきアレチウリ。府中四谷の河川敷では、一昨年 2万羽いたツバメが、昨年は 50羽しか確認できなかったというではないか。

そういえば、私が取手駅近くに借りている駐車場の周辺でも、アレチウリが大増殖している。上の写真は、坂の道端の草に絡み付いて、そのチクチクザラザラした感触の蔓を、まるでエイリアンの如くに道路の真ん中あたりまで伸ばし、次の寄生先を探ろうとしている光景である。

そして、下の写真は何だと思われるだろうか?

実は上の写真の右手に続く杉林の一本の杉の姿なのだ。アレチウリが杉の木にびっしりと絡み付いて、まるで、「アレチウリの大木」 のような様相になってしまっている。

こんなにまで絡み付かれては、杉の木はさぞうっとうしくて堪らないだろう。濡れ落ち葉の比じゃない。まことに気の毒な話である。

この植物が 「アレチウリ」 という名の帰化植物だとは、件のニュースで初めて知ったのである。何でも、北アメリカ大陸が原産らしい。

実は、この話は昨日付の 「和歌ログ」  (参照) でも触れていて、私はその中で次のように書いている。

つい、アメリカに絡みつかれて身動きが取れなくなっている日本を見ているような気がするが、このメタファーはあまりにもステロタイプ過ぎて気恥ずかしいから、敢えて否定しておこう。

(否定して、かえって意味が強まってしまったりして)

そしてめずらしく、こんなふうな気張った歌を詠んでしまった。

アメリカの棘ある蔓に覆はるる杉に見るまじ祖国日本

否定したせいで意味が強まってしまったのは、どうやら確実なようだ。まあ、あまり政治的な深い意味は込めてないのだが。(政治、嫌いだし)

ちなみに、「アレチウリ」 (荒地瓜) は和名で、英語名は "star cucumber" というそうだ。「星のキュウリ」 である。多分、花の形が星に似てる (参照) からそういうのだろうが、私の感覚では、アレチウリを 「スター」 だなんて言いたくないなあ。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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コメント

いつも楽しみにしています。
アメリカでは日本の葛でたいへんなことになっているようですね。

http://catalog.typepad.jp/catalog/2004/11/post_20.html

投稿: ぐう | 2007/07/13 00:42

ぐう さん:

うひゃあ! すごい!!
「お互い様」 の域を超えてるみたいですね。

「葛の葉子別れ」 なんて、ぶっ飛んじゃう。

http://brosp1.hp.infoseek.co.jp/kuzunoha.html

投稿: tak | 2007/07/13 07:42

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