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2007/08/29

「違ぇよ!」 だけは許せん!

私は 「若者言葉」 と呼ばれるものには結構理解があるつもりなのだが、自分では決して使わないだろうという言い回しも少なくない。

その筆頭が 「違げぇよ!」 という言い方だ。試しにこのキーワードでググると、1860件もヒットする (参照)。しかし、こればかりは多分、一生使わないだろうと思う。

「違いがわかる」 とか 「違います」 なら、「違げぇがわかる」 「違げぇます」 と音便化させるのにやぶさかではない。「おでぇかん様、そりゃ、違げぇますだ!」 なら、全然許せる。

だが、「違げぇよ!」 は、どうしても日本語の法則からは発しないのである。「違う」 の [au] という二重母音は、[e:] とは音便化しないのだ。どうしても [o:] になるだろう。だから、関西弁の 「違ごぅとる!」 なら、全く問題ない。だが、何度も言うが、「違げぇよ!」 は許せない。

もう一つ、「マジすか!?」 は、他人が使う分には許せないわけじゃないが、自分では使わないだろうという言葉である。「マジかよ!?」 は使う。さらに、「マジに」 や 「マジで」 も使う。しかし、「マジすか!?」 は、生理的に合わない。

それから、「ウソォ!」 という言葉も、かなり抵抗がある。驚くほど意外なことを知らされたときに、「本当!?」 と言うことはある。しかし、「ウソォ!」 とは、私は決して言わない。しかしこれは、既に 40歳ぐらいまでの世代には何の抵抗もないようである。

私は、この言い回しが世に出始めた頃 (多分、25年か 30年ぐらい前だと思う)、これが単に 「本当!?」 の代用品であるとは気付いておらず、自分の言葉に  「ウソォ!」 なんて反応されると、マジに (ほら、使った) ムッと来ていた。

「ウソなんかじゃねぇよ! なんで、こんなことでウソなんか言わなきゃいけねぇんだよ!」 と、いちいち言い返していた。相手は、私がどうしてそんなにムキになったのかわからず、ぽかんとしていた。

今思うと、そこまで直に反応するのはちょっと野暮だったかもしれないが、今でも 「ウソォ!」 と言われると、自分が嘘つき呼ばわりされてるみたいで、ちょっとむかつく。(どさくさ紛れだが、「むかつく」 は、よく使う)

"Very" の意味合いでの 「メッチャ」 はよく使う。「チョー」 だって使わないわけじゃない。しかし、「ギザ」 はさすがに使わない。

「違ぇよ!」 以外は、理屈じゃなくて、かなりの部分、生理的な理由からである。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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コメント

お邪魔します。がんなむぅです。

若者の一部の文化に、『相手を凌駕しながら話す』傾向があると思います。(大人も一緒かぁ…)

で、『その通りだね』というニュアンスを、「ちげぇねぇ!(江戸っ子気取りで、ね…)」と表現しています。(若手ミュージシャンあたりが発祥か?)


その表現をベースに、『違いない』から『ない』を欠落させて、『違います』にして、「ちげぇよ!」として使用していると推測致しますが…。


「ちげぇよ!」の正しい使い方って、この解釈で、合ってますぅ?

投稿: がんなむぅ | 2007/08/29 22:09

がんなむぅ さん:

うぅむ …
これって、マジネタですか?

あっしゃあ、若ぇ奴らの口から 「ちげぇねぇ!」 なんて、聞いたことねぇんすがね ^^;)

投稿: tak | 2007/08/29 22:57

元勤めていた会社で、若造君(当時20才)達の会話で確認しています。

アタクシに対しても、「ちげぇねぇっす!」ってやってましたんで…。

すみません。ドメスティックな裏付けで…。

投稿: がんなむぅ | 2007/08/29 23:26

がんなむぅ さん:

>アタクシに対しても、「ちげぇねぇっす!」ってやってましたんで…。

へぇ、そうでやすかい!
そいつぁ、驚き桃の木山椒の木だ!
早速、ご隠居に知らせなきゃ。

(わたしゃ、熊さんか? ^^;)

投稿: tak | 2007/08/30 00:44

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