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2007/11/20

大連立待望論は、案外根強い

本当は平均的自民党よりずっと右寄りなのに、今の自民党には空席がないので、仕方なく民主党に籍を置いている人というのは、中央にも地方にもいくらでもいる。

そんな 「民主党内隠れ自民党」 みたいな人にとっては、「大連立」 というのは、実は大歓迎の話だったりするようなのだ。

こっそりやった党首会談で持ち出された 「大連立構想」 は脊髄反射でぶち壊しちゃった民主党だが、その実、「幹部のバカども、なんで実現させなかったんだ」 と、陰で悔やんでいる民主党員は、かなりの数に上るようなのである。

彼ら民主党内右派は、党内左派、つまり旧社会党系の存在がうっとうしくてたまらないらしい。こんな奴らと身内付き合いするよりは、自民党の中の右派の方が、ずっと話が合うと思っているみたいなのだ。「衆参のねじれ現象」 なんかより、こっちのねじれの方がややこしい。

大阪市長選では民主推薦の平松氏が勝ったが、党内右派は、「あの伏魔殿みたいな大阪市役所の中で、自治労を喜ばせるのはたまらん」 と感じている。「せいぜい中道右派の姿勢を崩さないでもらいたい」 というところだろう。

大連立のどさくさで、自民と民主の右派同士が手を組み、自民のリベラル派を追い出して、民主党内左派とくっつかせてしまいたいというのは、多分、彼らの本音なんじゃないかと思う。そしてその方が、有権者にとってもわかりやすい 「すっきりした構図」 になりそうだ。

一度つぶれてしまった話なので、急には蒸し返されたりしないだろうが、政治の底流としてずっと後に引きそうな気がする。ただ、政治の世界というのはどう転んでも、どうせ 「すっきりした構図」 なんてものは実現されないんだと、私は思うのだが。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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コメント

「大連立」だと、自民・民主共に離脱する人も多かったでしょうから、結果としては「政界再編」となったはず。
私はそうして、スッキリしてほしかった。
さもないと、いつまでも政権与党と野党の違いだけで、ねじれ現象のままの自民・民主が絡み合った閉塞状態。
投票者側から見ても、旗幟鮮明でない。
民主党の左派には、社民に帰ってもらいたい。

投稿: alex99 | 2007/11/20 02:14

alex さん:

「大連立経由の政界再編」を望んでいる人は、実は多いですね。
今回は言いだしっぺがあのじいさんなので、完全にご破算ですが。

投稿: tak | 2007/11/20 14:15

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