« 選挙で Web を使えそうなんだけど | トップページ | 「夜明け」 を巡る冒険 »

2008/01/13

米国の雰囲気選挙

米国大統領選挙への動向は、オバマ氏の提唱する "Change" という標語がうまく機能し続けるか、単なる雰囲気だけで終わってしまうかというのが、当面の焦点だと思う。

1991年の選挙で、やはり "change" を錦の御旗にして当選したビル・クリントンにしても、結局は何を変えたんだかウヤムヤだし。

ビル・クリントンが変えようとしたのは、今のジョージ・ブッシュの親父のジョージ (西洋人て、親子で同じ名前が多いから面倒だ) 時代の、景気後退の雰囲気にも影響された何となく閉塞感のある政治に、ベビー・ブーマーズの価値観で新風を当てようということだったと思う。

しかし、その息子のジョージ・W・ブッシュ (親父はジョージ・H・W・ブッシュね) の場合は、別に声高に "change" と訴えなくても、放っとけば変わらざるを得ない状況を作り出しちゃってるので、やっぱり  "change" だけでは、そのうちボロが出る。アメリカ版バブルも崩壊しちゃってるから、きちんとした経済政策も示さなければならないだろうし。

今のところは、"Change" 一点張りの気楽さで押し通せる立場のオバマ氏の方が、「あるところでは変革して、あるところでは変わらずに」 みたいな中途半端を言っているヒラリーよりもインパクトが大きいのだろうが。

しかし、そんなこんなで、下手すると、「民主党のご両人て、結局、雰囲気だけじゃねぇの?」 ってところに気付かれてしまいかねない。二人とも、実は大したこと言ってないのだ。本当にあの超大国を任せて、大丈夫なのかという気がしないでもない。

今のところ、時期大統領は民主党のオバマかヒラリーのどちらかだと思われているけれど、やっぱり、「雰囲気より実を取らなきゃね」 ってなことで、蓋を開けてみるとどんでん返しで、共和党の誰かが勝っちゃうなんてことになりかねない。

とはいいながら、共和党の候補者って、本当に皆、悲しいぐらいに、じいさんぽいのだよね。キャンペーン・サイトのウェブ・デザイン (参照) をみると、本当に、一世代ぐらい違う印象を持ってしまう。

で、ひるがえって日本をみると、米国の共和党以上に、見事にじいさんぽいということに愕然としてしまうのだよ。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

|

« 選挙で Web を使えそうなんだけど | トップページ | 「夜明け」 を巡る冒険 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/42004/17658212

この記事へのトラックバック一覧です: 米国の雰囲気選挙:

« 選挙で Web を使えそうなんだけど | トップページ | 「夜明け」 を巡る冒険 »