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2008/07/12

庄内人のため息

えぇと、あの、「北朝鮮に戻すべきだった」 みたいな発言をした加藤紘一氏、あれ、庄内の人なのだ。生まれは私の故郷、酒田市の隣、鶴岡市なのだが、ちょっと恥ずかしい。

私が子どもの頃は、父親の加藤精三という人が選挙に出ていて、あの人は、多分世襲の二代目なんだと思う。

一時は小泉さんや山崎さんとともに 「YKK」 なんてもてはやされていて、うちの田舎でも、「庄内から総理大臣が出るかもしれない」 なんて期待も少しはあったが、宮沢派を禅譲される平成 10年頃からやることなすことはずれまくりで、今では庄内人もため息をついている。

悲しいことに、選挙のたびに対立候補として出てくるのが、社民党とか共産党とかの人ばかりで、まともな選挙戦にならず、苦労なく当選してしまうので、それがかえってあのぼうっとした感じのキャラを醸造してしまったのかもしれない。

今回の 「北朝鮮に戻すべきだった」 発言は、当人としては何を狙って言ったんだかわからないが、言うだけ逆効果だったというのは、結果が示すとおりである。大した成果がなかったとはいえ、洞爺湖サミットのタイミングを見計らって言ったとみられることに関しても、わけのわからん人である。

「YKK」 のうち、小泉さんだけが抜け出してしまって、後に残された 「YK」 は、さんざんな有様である。とくに加藤さんは、大事なところの状況判断で大失敗ばっかり繰り返していて、「YK」 じゃなくて 「KY」 なのかなんて、親父ギャグにもならない悲哀を醸し出している。

まあ、多分、人望がないのかもしれない。周りに本気で彼のためを思ってくれている人がいれば、マスコミに紹介されるときの顔写真だけでも、もうちょっとまともな写真を撮ってもらうとか、配りまくるとかできるはずだ。あんな寝起きのオッサンみたいな写真じゃなくて。

この人は今、日朝国交正常化推進議員連盟という組織の顧問をしているようなのだが、一体どんな利権があるのだろう。

子どもの頃、酒田の街では、夕方過ぎまで海岸で遊んでいると、「北朝鮮の船にさらわれてしまう」 と言って怒られたものだ。それは冗談ではなく、本当にシリアスなリスクだったということが、今、明らかになっている。

公式に北朝鮮拉致被害者として認定された人以外でも、北朝鮮にさらわれたんじゃなかろうかと思われている行方不明者は、少なくない。私の死んだ母の友人の娘さんも、ある日突然、何の前触れもなく行方不明になってそのままだ。

隣町の鶴岡は、そんなふうな感覚って、なかったんだろうか。それとも、生まれたのは鶴岡でも、ずっと東京でお坊ちゃん育ちしたので、そんなことは身につまされるほどの問題じゃないと思っているのだろうか。

民主党さん、次の選挙で山形 3区にまともな候補を立てたら、国会議員が一人増えると思うよ。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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コメント

はじめまして。
親戚が多数酒田にいます。で、以前はこの人の話題がよく出ましたが、最近は全く話題にならないですね。
「元何某」の肩書きだけで、完全に過去の人になってしまっているのを、ご本人だけが分かっていない気がします。

投稿: すがわら | 2008/07/12 09:59

すがわら さん:

>親戚が多数酒田にいます。で、以前はこの人の話題がよく出ましたが、最近は全く話題にならないですね。

酒田の人間は、割と気が早くて、何でもちゃちゃっとやってくれないと、イライラしてしまいます。

加藤さんの、あのぼぅっとした感じは、少なくとも酒田人のキャラではありません。鶴岡人には悪いけど、やっぱり、のんびりした鶴岡っぽい。

でも、私のイメージする鶴岡人というのは、反応は遅いけど、熟慮の末の行動で、「さすが、鶴岡人かも」 と思わせるところがあったりしますが、この人の場合は、どうも…… (これ以上は言いません ^^;)

投稿: tak | 2008/07/12 15:12

ご無沙汰いたしました

本当に「あの」加藤紘一という人は・・・
拉致被害者と交換に北朝鮮へ送り込みたいですね

あの人が自民党にいること自体が今となっては謎ですね
河野衆議院議長と同じく

それに、これはどうでもいいことかも知れないけれど、
人に見られる商売の政治家なのに、いつも寝癖の髪の毛が後頭部にピンと立っているし、あのぼ~っとした眼差し

おしゃれに無頓着になるという認知症の初期段階でしょうか?

投稿: alex | 2008/07/14 20:02

alex さん:

おお! お帰りなさいませ。

加藤さんは、どうにもこうにも、いやはや……
(ため息)

投稿: tak | 2008/07/14 20:12

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