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2009/06/05

かんぽの宿問題

鳩山邦夫総務相が、だだこねまくりである。で、このだだこねを 「正論」 とするのが、国民の多数派になっているんだそうだ。

へぇ、すごいなあ。私が当事者だったら、「赤字垂れ流しの施設なんか、一刻も早く売りたい」 と思うだろうがなあ。まあ、売り先に関しては、かなり怪しい部分もあるけど。

既にあちこちのウェブサイトで指摘されている (例えば こちら) ことだが、「かんぽの宿の売値が安すぎるから問題というのは、間違い」 ということについて、私もその通りだと思う。元はといえば、高い金をかけてその程度の値段でしか売れないクズを作り続けた、郵政族が悪いのである。

一括売却が問題だからと言って、バラして売ったら、一部の優良物件以外は軒並み売れ残るだろう。誰が儲かる見込みのない物件を買うものか。一括売却だから、一挙に厄介払いができるのである。クズとセットで売るのだから、高い値段で買えと言っても、そりゃ無理だ。

「総務省試算では 250億円の価値がある」 というなら、実際にその値段で買ってくれる先を探してくればいい。お荷物物件が言い値で売れるなら、誰も苦労はしない。

こんなことでぐずぐずしている間にも、かんぽの宿は赤字を垂れ流し続けている。今売らなければ、後になって多少高く売れることになったとしても、トントンか、下手したら損になってしまいかねない。

一度けちのついた物件だし、この景気だもの、これ以上の好条件で買うところなんてあるだろうか。鳩山さんの言いぐさは、一見かっこよく見えてしまうけれど、やっぱりだだっ子である。もうすぐ行われるだろう総選挙にも、かなりの悪影響を及ぼすだろうし。

ただ、だからといって、私はオリックスがホワイトナイトだなんて、ちっとも思わない。この間のプロセスは、誰が見ても怪しすぎである。叩いたらいろいろ埃が出るだろう。だったら、さっさと売っぱらって厄介払いしてから、後でゆっくり叩けばいい。

今だだをこねても、誰の得にもならない。そして、後でゆっくり叩くのは自民党では義理が悪かろうから、政権交代後の民主党政権に任せればいいというのは、都合の良すぎるシナリオだろうけど。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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コメント

まったく同意見です。
プロセスが怪しいといえば怪しいですが、そもそもこの案件はいわゆる fire sale です。
不動産市場の下落や、大幅赤字によるキャッシュ流出などから来る時間的プレッシャー、あるいは内部的なリソースの制約といった条件があるから一括で投げ売りをしたわけです。民間企業が大幅な赤字事業を売却する時にのんびり「完璧な入札」なんかしてますかね。
「投売りしなくてもいいじゃない」という人もいるわけですが、そういう人が経営する会社は存続が危ぶまれます。この事業部門はこの会社ではちゃんと経営していけるコンピテンスがなく、自力で立て直すことができないことは明白なのですから。
一括売却せず黒字の物件は残せばいいじゃないかという見方も、赤字物件だけでも売れるという幻想に立っています。
1年間売却が遅れただけで(1年で済めばいいですが、今となっては)、不動産市場の悪化、垂れ流した赤字、この問題の対処や再入札にかかるJPのリソース等で、JPの株主たる国民は無用の追加損失を被ったわけです。さらに、純粋な民間企業であれば、かんぽの宿にしばられている資本コストも考えなければなりません(赤字がゼロだったとしても、ROIやROEが著しく低くなってしまう=株主にとっては機会損失)。
ちなみに、この問題が大きくなり始めた当時、400億円で入札した会社もあったのにという報道もありましたが、その会社は今どうなんでしょうか?ファンディングや再建計画の信用性が怪しいと見て取引を断るというのは、妥当な判断だと思うのですが。

鳩山大臣についてついでに言えば、辞めると言って背水の陣をしいておいて辞めないのは、なんだかんだ言ってもあまり男らしくないですね。

投稿: きっしー | 2009/06/05 20:37


ポイントが違うのではありませんか?
かんぽの宿以外にも西川の悪行は多い
鳩山総務大臣の真の意図がどこにあるのか?私にはわかりませんが、私は西川の続投に反対です

小泉・竹中 ー ゴールマンサックス ー 西川三井住友銀行 ー 西川日本郵政 のラインは、売国奴だと思っています

投稿: alex99 | 2009/06/05 21:45

お荷物ではないのではないでしょうか。お客様は満杯のようですよ。民営化して、価値を落として、やすく出、売ろうとしたことが不正ではないでしょうか。元々民営化という呼び名はいいのですが、お仲間資本主義の気配濃厚です。公営の時はちゃんと経営していたのに、民営になってから経営できないというのも変な話です。かんぽは、民間保険より、ずっと成績校長だったのではないでしょうか。

投稿: Orwell | 2009/06/05 23:22

中央郵便局の解体現場に行って“トキを焼き鳥にするようなもの”と怒ってましたが、あの人は情緒でかっとなってものを言いすぎですね。
草なぎ剛を“最低の人間”と詰った時にはあぶないひとだなぁと思いましたよ。
現代のIT時代に対応できない古いビルをあの超一等地に置いておくのはトキ(超一等地)を飼い殺しにするようなものですよ。名建築であろうが経済性を考慮すれば全面建て替えは当然でしょう。

簡保の宿、中央郵便局とも情緒でかっとなって発言し、引き込みがつかなくなってしまったんじゃないでしょうか。まあ、目立ちたがり屋の性格が災いしてるのは間違いないでしょう。少なくとも政治家には不向きですね。

投稿: 偽浜っ子 | 2009/06/06 04:26

きっしー さん:

私の書き足りなかったところをしっかりと補足していただきまして、感謝です。

投稿: tak | 2009/06/06 07:17

alex さん:

>ポイントが違うのではありませんか?
>かんぽの宿以外にも西川の悪行は多い

私は西川氏の続投云々に関しては、態度を保留しています。
自分の中での判断材料がまだ不足していると思うので。

ただ、西川氏云々と、かんぽの宿問題は、分けて考えています。

売却問題に関しては、さっさとやらないと赤字がかさむばかりだから、早くけりを付けてもらいたいと思っています。

>小泉・竹中 ー ゴールマンサックス ー 西川三井住友銀行 ー 西川日本郵政 のラインは、売国奴だと思っています

小泉路線に関しては、今となっては、「あの時代の日本には 『頓服』 みたいな意味合いで必要なエクストリームだったのかな」 と思うばかりです。

売国奴云々に関しては、日本中に馬鹿な施設を建てまくった郵政族の罪はもっと重いのではないでしょうか。

投稿: tak | 2009/06/06 07:24

Orwel さん:

>お荷物ではないのではないでしょうか。お客様は満杯のようですよ。民営化して、価値を落として、やすく出、売ろうとしたことが不正ではないでしょうか。

お荷物でないなら、2千何百億円かけてつくった施設プラスもろもろが、お手盛り評価でも 250億円にしかならないなんてことはないでしょう。

投稿: tak | 2009/06/06 07:29

偽浜っ子 さん:

>簡保の宿、中央郵便局とも情緒でかっとなって発言し、引き込みがつかなくなってしまったんじゃないでしょうか。まあ、目立ちたがり屋の性格が災いしてるのは間違いないでしょう。少なくとも政治家には不向きですね。

まあ、そうした発言が、何やら正論じみた印象で一人歩きしているということを見ても、郵政問題というのは、まだ伏魔殿なんだなと思います。

投稿: tak | 2009/06/06 07:31

赤字かと言うと、会計基準の変更により、赤字となっているようです。

施設の建設費に約2100億円を費やした「かんぽの宿」の減価償却期間を、60年から25年に短縮し、さらに減損会計で会計処理を行えば、例え公社化以前の「かんぽの宿」の決算が大幅な黒字決算であったとしても、一気に赤字決算に転落してしまい、郵政公社の経営による「かんぽの宿」事業は、第三者から事業としては不採算事業にして、赤字決算に持って行き、「かんぽの宿」を作為的に不良債権化することによって、減損会計を導入、資産の売却価格を低く抑え、一括売却。

こういう話もあります。元々の60年が正しいのかは、
調べていませんが、零細企業ではありえない年数です。

個人的には、一括であろうとなかろうと、入札でなく、オークションにすれば、良いと考えています。
少しでも高く売りたいのですから、入札では、おかしいと思うのが普通ではないでしょうか。

投稿: ヒロ | 2009/06/06 09:32

Orwellさん
>お荷物ではないのではないでしょうか。
かんぽの宿事業は年間40億円からの赤字です。もっと保守的な財務基準で計算をすればその倍以上になるといわれています。

>お客様は満杯のようですよ。
客の来ている所もあるでしょうけど、そういうものとパッケージにしないと売れない物件が多数あるということです。

>公営の時はちゃんと経営していたのに、民営になってから経営できないというのも変な話です。
「公営の時」にちゃんと経営していなかったことが問題なのです。保険事業のお金で損失を穴埋めしていたわけです。「ちゃんと経営していた」という認識はあまりにも危機感がないと思います。
そんな穴埋めをできるほど簡保は儲かっていたんだから別に良いじゃないかといわれそうですが、簡保や郵貯をそのままにしておくことの国民負担はきわめて大きいです。このコストの問題は書き始めるとキリがないですが、日本の民間金融機関の脆弱性と公的部門の野放図な財政の大きな原因になっています。この十数年間だけでもこの2つから生じたコストは想像を絶します。

投稿: きっしー | 2009/06/06 10:01

alexさん

>小泉・竹中 ー ゴールマンサックス ー 西川三井住友銀行 ー 西川日本郵政 のラインは、売国奴だと思っています

私はそんな「ライン」はないと思っています。
今では覚えている人は少なくなってしまったかもしれませんが、小泉政権当時、西川氏は全銀協の会長で、竹中プランに対して激しく抵抗していました。柳沢伯夫・金融庁「ライン」の馴れ合い型の行政とは一線を画したものだったからです。
そうした経緯から、西川氏を日本郵政の社長に任命したのは、仲良しというよりは、敵対する派閥のメンバーを入閣させるような、政治の世界で「老獪」とされるような一手だったと思います。
ただ、その人選そのものに関しては、私もAlexさん同様、評価していません。立派な人物であれば、鳩山氏と差し違え覚悟で堂々と正論を述べられているはずだと思いますが、納得のいく話を同氏がしているのを見たことがありません。

投稿: きっしー | 2009/06/06 10:27


きっしーさん

>小泉政権当時、西川氏は全銀協の会長で、竹中プランに対して激しく抵抗していました。柳沢伯夫・金融庁「ライン」の馴れ合い型の行政とは一線を画したものだったからです。
そうした経緯から、西川氏を日本郵政の社長に任命したのは、仲良しというよりは、敵対する派閥のメンバーを入閣させるような、政治の世界で「老獪」とされるような一手だったと思います。

この経緯は覚えています
ただ、西川氏はゴールドマン・サックスを通じて、竹中氏とつながっていると私は思っています

tak-shonai さんが、かんぽの宿の方が問題だと言いますが、かんぽの宿は採算はどうあれ、逃げて行くものではありません
だれがババを引くかのゼロサム・ゲームです

巨額の郵貯がほとんど米国再購入に使用されなければいいのですが、民間会社となっては、歯止めがありませんね


投稿: alex99 | 2009/06/06 14:44

そもそも・・・・・

監督官庁の仕事とは、日本郵政株式会社の”業務”を、
郵政事業を適切に行っているかどうかの観点から、
監督指導することのはず。

もちろん「かんぽの宿」は国民の資産であるから、
その売却に政府が関心を持つのは当然だ。
しかしこれは、株主たる財務大臣の任だろう。
どう考えても、「損切り(必要!)」の決断に総務相が口を出してはイケマセン。

ましてや、社長人事への容喙とは職権乱用としか思えません。

投稿: McC | 2009/06/06 22:09

ヒロ さん:

>施設の建設費に約2100億円を費やした「かんぽの宿」の減価償却期間を、60年から25年に短縮し、さらに減損会計で会計処理を行えば、例え公社化以前の「かんぽの宿」の決算が大幅な黒字決算であったとしても、一気に赤字決算に転落してしまい、(以下略)

公社化以前の「かんぽの宿」の決算が黒字だったとは、聞いたことがありません。

逆に言えば、都合のいい会計方式でも苦しい結果しか出ていなかったというわけでしょう。

>個人的には、一括であろうとなかろうと、入札でなく、オークションにすれば、良いと考えています。
>少しでも高く売りたいのですから、入札では、おかしいと思うのが普通ではないでしょうか。

この種のケースでオークションというのは、あまり聞いたことがありません。リスクが大きすぎです。

「少しでも高く売りたい」 というのが目的の全てではないというのは、経緯を見ればわかることでしょう。

投稿: tak | 2009/06/07 07:05

きっしー さん:

>「公営の時」にちゃんと経営していなかったことが問題なのです。

まさに。

>簡保や郵貯をそのままにしておくことの国民負担はきわめて大きいです。

この問題に関しては、人の数だけいろいろな説がありますが、私は少なくとも、「あのままではいずれ問題が大きくなりすぎて、手がつけられなくなっただろう」 と思っています。

この度の民営化が最善の策といえるかどうかは別として、あのまま放っておくのは、最悪の策だっただろうというのが、私の立場です。

>>小泉・竹中 ー ゴールマンサックス ー 西川三井住友銀行 ー 西川日本郵政 のラインは、売国奴だと思っています

>私はそんな「ライン」はないと思っています。

えぇと、この種の話は、「ある」 と思えばあるし、「ない」 と思えば 「ない」 といった類のものです。常に。

物事はただ一つのすっきりした理由で動くものではありません。いろいろな要素の絡まり合った状況で、どの視点を重視して決断するかということになります。

よほど単純なみえみえのケースは別として、大抵の物事は 「そうともいえるし、そうでないともいえる」 あるいは 「そうともいえるが、逆の見方も可能」 というになります。

で、たとえ 「そのライン」 の意図によるものだったとしても、それが確実に当初の計画通りに運ぶというものでもありません。

もし意図が完全に実現するものだったら、今頃、世界は国際資本の思いのままになっています。

>ただ、その人選そのものに関しては、私もAlexさん同様、評価していません。立派な人物であれば、鳩山氏と差し違え覚悟で堂々と正論を述べられているはずだと思いますが、納得のいく話を同氏がしているのを見たことがありません。

まあ、御輿に載せられているので、堂々とした議論も、自分の進退を自分で決めることもできないんでしょうね。

投稿: tak | 2009/06/07 07:24

alex さん:

西川氏の 「ライン云々」 に関しては、↑ のレスに述べました。
曖昧な言い方しかできませんでしたが、そもそも 「ライン」 そのものが曖昧だと思いますので。

>tak-shonai さんが、かんぽの宿の方が問題だと言いますが、かんぽの宿は採算はどうあれ、逃げて行くものではありません
>だれがババを引くかのゼロサム・ゲームです

国民が直接ババを引かないために、国民の方が早く逃げておきたいと、私なんぞは思うわけなんですが。

これにもいろいろな見方はあると思いますけど。

>巨額の郵貯がほとんど米国債購入に使用されなければいいのですが、民間会社となっては、歯止めがありませんね

(明確なミス変換は独断で訂正しました ^^;)

えぇと、役にも立たない土木事業や赤字再生産のためのハコモノを作るために使うのと、米国の圧力で国債買うのと、どっちがいいのかといえば、どっちも止めてもらいたいというのが、私の考えではあります。

ただ、下らない 「モノ」 をつくって固定化してしまうより、金融商品の方がまだマシという考えもないではないです。とはいえ、米国債もどうしようもないハコモノ以上の問題はありますが。

こうなると難しくて、私にはこれ以上はわかりません。ゴメンナサイです m(_ _)m

投稿: tak | 2009/06/07 07:29

McC さん:

>しかしこれは、株主たる財務大臣の任だろう。
>どう考えても、「損切り(必要!)」の決断に総務相が口を出してはイケマセン。

細かいところはなんだかよくわからないんですが、どうやら、総務省が 「認可権限」 というのを持っているらしいんですね。

こうなると、制度自体の問題もありそう。

投稿: tak | 2009/06/07 07:35

400億円の値を付けた不動産業者を跳ねのけ100億円のオリックスを選んだという事を考えれば、ここの主さんの理屈は通りません。西川氏は明らかに不正転売を示唆したのです。

投稿: ケーキ屋 | 2009/06/17 11:34

ケーキ屋さん:

>400億円の値を付けた不動産業者を跳ねのけ100億円のオリックスを選んだという事を考えれば、ここの主さんの理屈は通りません。西川氏は明らかに不正転売を示唆したのです。

高く売れさえすればいいというわけではないというのは、前のレスでも触れた通りです。

売却された後の従業員の処遇の問題もあるから、あまりわけのわからないところに売るわけにも行かないとおもいます。

総務省試算でも 250億円にしかならない物件に 400億円の値を付けるというのも、なんだかなあという気がしますし。

まあ、オリックスへの売却が 「できレース」でないとは、私も思いませんが。

投稿: tak | 2009/06/17 12:46

>売却された後の従業員の処遇の問題もあるから、あまりわけのわからないところに売るわけにも行かないとおもいます。

●400億円を用意できる会社が訳が分からん企業ではないはずです。又、市場価格は約1000億円です。簡保の宿は、官業の民業圧迫に配慮して祝日休業を行い地元の温泉ホテルと共存していたという足枷もありこれが民営企業になれば十分採算の取れる物件ばかりでした。又、簡保の宿の赤字も縮小傾向にあり慌てて売るべきものでもありません。何より簡保事業は郵政事業の稼ぎ頭の事業であり、「簡保の宿」は死差益を生むための契約者への還元事業であり少々の赤字は許容範囲内のものでした。死差益を考えるのは官民に関わらず生命保険会社であるなら当然考えるべきものです。

投稿: ケーキ屋 | 2009/06/17 23:01

ケーキ屋さん:

>400億円を用意できる会社が訳が分からん企業ではないはずです。

一般論ですが、ポンと 400億円出せる企業というのは、そうはないので、その用意のしかたとか、いろいろ検討してみる必要があるとは思います。

その辺の問題でしょうね。

>又、市場価格は約1000億円です。

これに関しては、算出のしかたがいろいろ (都合いいのから悪いのまで) ですから、議論を避けます。

>簡保の宿は、官業の民業圧迫に配慮して祝日休業を行い地元の温泉ホテルと共存していたという足枷もありこれが民営企業になれば十分採算の取れる物件ばかりでした。

それならば、既に民営企業になったわけですから、実際に採算を取ればいいわけですね。

>又、簡保の宿の赤字も縮小傾向にあり慌てて売るべきものでもありません。

現状ではまだ売れてませんから、「売らなくても大丈夫」 という説得力のあるデータを出せるように、経営努力して頂きましょうとしか言えません。

投稿: tak | 2009/06/18 10:14

簡保の宿事業は、死差益を得るための事業です。つまり簡易保険介入者への還元事業に過ぎません。簡易保険事業は大幅な黒字でして、故にこれを安値で慌てて売り払う必要はありません。トヨタのように本業が赤字になってF1から撤退するという流れであれば理解できますが、簡易保険制度は今も大幅な黒字ですからその必要はないのです。しかも赤字幅は毎年縮小していたというのですから慌てて路線価格800億円市場価格1000億円の虎の子を100億円で売る必要はなかったのです。総務省の試算250億円といのはウソ臭いですね。普通の企業は路線価格や市場価格を基準にいたしますが、体制派のブロガーさんの眼は何処までも曇っているようですね。

投稿: ケーキ屋 | 2009/06/18 23:10

ケーキ屋 さん:

>簡保の宿事業は、死差益を得るための事業です。

そう捉えておられるなら、それはそれで結構です。
簡易保険事業の大幅な黒字をどのように使うべきかというのは、また別の議論としておきましょう。

>体制派のブロガーさんの眼は何処までも曇っているようですね。

体制派のブロガーさんとは、私のことを指しておっしゃっているのでしょうが、それは心外であるとだけ、慎ましく申し上げておきます。

投稿: tak | 2009/06/19 09:01

>簡易保険事業の大幅な黒字をどのように使うべきかというのは、また別の議論としておきましょう。

●本業の簡保事業が大黒字で、「簡保の宿」は死差益を図る事業という所を完全に無視して、「赤字だから良くない」というのは偏った議論です。この基本の部分を無視して、赤字の部分だけクローズアップするのでしたら、企業の社会貢献事業はすべて無駄な事業という事になります。

投稿: ケーキ屋 | 2009/06/19 13:07

イオンが市民を集めて植林事業をしているが、イオンはあれで金儲けをしようと思っていない。イオンは植林活動を通じて企業イメージの向上を狙っている。この活動自体に採算性を求めるようなものではない。赤字で結構なのである。もし黒字でも出したなら非難されるだけである。簡保事業における簡保の宿も同じである。これ自体で利益を出さなければならないとされたのは小泉内閣以降のマスゴミのデマゴーグによるものである。勿論、イオンだろうがトヨタであろうが郵便局だろうが本業がダメになれば、利益還元の社会事業から撤退すればいい。しかし、そこの部分がグチャグチャに議論され、ただ単にオリックスへの利益供与に過ぎないものを「カイカク」として語られることがおかしいのである。

投稿: ケーキ屋 | 2009/06/19 16:28

>>簡保の宿事業は、死差益を得るための事業です。

>そう捉えておられるなら、それはそれで結構です。
>簡易保険事業の大幅な黒字をどのように使うべきかというのは、また別の議論としておきましょう。

●「元来利益出しちゃ非難されるものを赤字だから非難する」これが今回の簡保の宿不正廉売の正体である。ここが議論の本質である。ホンダの自動車事業が好調で黒字で儲かってしょうがない時にF1事業から撤退して、ライバル会社に日産にF1事業を市場価格の1/10で売るようなものだな。分かりやすいな。

投稿: ケーキ屋 | 2009/06/19 16:45

ケーキ屋さん:

あなたのおっしゃりたいことは、納得したというわけではありませんが、わかりました。

これ以上議論を続けても不毛と思いますので、レスは打ち切らせて頂きます。

投稿: tak | 2009/06/19 23:37

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