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2009/11/23

勤労感謝の日の英訳

世間でいう三連休も私にとってはあまり関係なくて、最終日の今日だけ、やっと少しはゆっくりできた。

今日は 「勤労感謝の日」 という国民の祝日である。米国には "Labor Day" というのがあって、これが日本でいうところの 「勤労感謝の日」 であるとされるが、これ、甚だ怪しい。

というのは、"Labor Day" の "labor" という言葉は英和辞書的な訳語は 「労働」 だが、ニュアンス的には 「骨折り仕事」 という感覚があり、「勤労」 というのとは少し違うような気がするのである。「骨折り仕事の日」 なのである。

そもそも Labor Day の発祥は、1870年代にカナダで盛んになっていた "Nine-Hour Movement" という労働時間を 9時間に制限しようという運動だといわれていて、労働者の権利を謳ったものというイメージが強い。

一方、日本の勤労感謝の日は、元々は宮中の新嘗祭に端を発していて、五穀の収穫を祝い、神々に感謝するという意味合いが強い。だから、その意味では勤労感謝の日というのは、"Labor Day" ではなく "Thanksgiving Day" (感謝祭) にずっと近いと思う。11月下旬という時期も近いし。

私の iPhone のカレンダーにダウンロードした祝日データでは、本日の勤労感謝の日の英文訳が "Labor Thanksgiving Day" ということになっている。うぅむ、ちょっと苦しい気もするけれど、まあ、いいか。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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