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2010/01/28

「赤いスイートピー」 を巡る冒険

デーモン閣下が女性ボーカリスト楽曲のカバーを集めたベストアルバム "GIRLS' ROCK Best" というのを出したらしい。先日、TBS ラジオの夜の番組にゲスト出演していて、その中から 「赤いスイートピー」 を聞かせてくれた。あの松田聖子ちゃんの大ヒット曲を、ちょっとおしゃれなロックにして歌っている。

この曲のアレンジは、スエーデン人のなんとかいう人が担当したらしい。そしてそのなんとかさんとのやり取りを英語でやっているうちに、デーモン閣下は 「スイートピー」 が英語では "sweet pea"、つまり 「甘豆」 なんだということを初めて知ったのだという。

彼はさすがに悪魔だけあって、花に関しては相当に疎いらしく、この年 (10万何歳だか) になるまでそのことを知らなかったという。知ったのはレコーディングが済んでしまってからで、事前に知っていれば、カタカナ発音の 「スイートピー」 ではなく、それなりの発音で歌いたかったのにと、少しだけ悔やんでいた。

スイートピーが "sweet pea" であるというのは、私は子どもの頃から知っていた。それは、あのポパイのアニメのお陰である。あのアニメに出てくる赤ん坊の 「スイーピー」 が、"Swee'Pea" なのだ。私はそれが "sweet pea" の省略形で、花の 「スイートピー」 と同じなんだろうなあと思ってずっと見ていたのである。

ちょっとマニアックな話になるが、あのスイーピーが誰の子どもであるのかは謎である。ポパイとオリーブが結婚しているという事実はないようで、この二人の一粒種というわけではないようだ。

Yahoo 知恵袋に 「スイーピーって誰の子供なの?」 という質問があり、そのベストアンサーとして、「おそらく、オリーブの姉か妹の子であると思います」 という回答が選ばれている。「時々スイーピーが登場するのは、スイーピーの両親が外出するとき、オリーブがベビーシッターを引き受けるという設定」 だったからというのがその理由だ。(参照

「なるほど」 と、私は納得してしまったね。

ちなみに、あのハンバーガーばかり食べている 「ウィンピー」 は、"Wimpee" という名前のようだが、一時 "Wind pea" と表記されていることがあったと記憶している。「ふぅん、『風豆』 か」 と思ってみていたのだから、間違いないと思う。どういう紛れだったのか知らないが。

「赤いスイートピー」 の話に戻るが、聖子ちゃんがこの歌をヒットさせた 1982年 1月の時点では、世の中に赤い色のスイートピーは存在しなかったのだそうだ。しかしその後、品種改良によって本当の赤いスイートピーが出現したのだそうである。(参照

知らなかったなあ。詩が現実に先駆けてしまったのだ。オスカー・ワイルドの言った 「ロンドンの霧」 とはちょっと違うけれど。

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コメント

似たような例に「シクラメンのかほり」の後に
香りつきのシクラメンが開発されたりね。

投稿: Yoshie O. | 2010/01/29 10:57

Yoshie O. さん:

>似たような例に「シクラメンのかほり」の後に
>香りつきのシクラメンが開発されたりね。

へぇ、それは知りませんでした。
シクラメンの香りって知らないけど、よ~く花を近づければ香りがあるのかなと思ってました。

いやはや、オスカー・ワイルドもびっくりのお花の業界です。

投稿: tak | 2010/01/29 11:10

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