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2010/08/09

「3Dテレビなんて買わない」 が 7割

J-CAST ニュースによると、「3Dテレビなんて買わない」 という人が 7割近くを占めたそうだ。年齢が若いほど購買意欲が低く、さらに、これからテレビを買おうと思っている人のうち、3D 対応を重視すると答えたのは全体の 4分の 1程度だったという。 半数以上が「あってもなくてもいい」 程度と答えている (参照)。

私は今年 5月に 3D 映像についての記事を書いている (参照)。結論は 「3D テレビが一般化するまでには、ハード的にもソフト的にも、まだまだかなりの時間がかかるだろう」 としているが、「ハード的にもソフト的にも」 に 「価格的にも」 という言葉を付け加えるのを忘れたのを、ちょっとだけ悔やんでいる。

J-CAST ニュースでは、「(普及の) ネックは高価格と、視聴に専用メガネが必要なことだ」 としている。確かにそれはそうだが、もっと深く考えてみると、3D テレビが必然的にもつ 「ヘビーさ」 が最大の要因だと私は思う。

3D で見たいソフトは、ヘビーなソフトだろう。例えば、3D 効果の映画、スポーツ中継など。これらは、いわば 「食い入るように見るソフト」 だ。そうしたソフトなら、専用メガネをかけて見るのも苦にならない。

しかし、どうでもいい番組、スイッチを入れっぱなしにして、横目で眺めたり、リモコンでばんばんチャンネルを変えてザッピングするようなライトな番組は別だ。ライトな番組をライトに見る時に、専用メガネなんて邪魔でしょうがない。そして、今時のテレビというのは、そのようにライトな見方をされる時間の方がずっと多いだろう。

私はテレビをあまり見ないラジオ人間で、たまにテレビを見ると、目と耳奪われるので疲れてしまうことがある。ラジオなら耳で聞いているだけなので、目までは奪われない。その分、自由なのだ。

3D テレビを専用メガネをかけて見せられたりしたら、「目と耳の両方を奪われる」 といううっとうしさの密度は、ますます濃くなるだろう。だから、そのうっとうしさに耐えられるヘビーなテレビ・ウォッチャーにしか受け入れられないのじゃあるまいか。

しばらくは、ヘビーに見たいのだったら、劇場に足を運ぶという程度でいいと思う。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

3Dテレビは私も興味ありません。それほど普及しないと思います。あんなめがねかけてテレビ見るなんて、暑苦しくて鬱陶しいじゃないですか。歓迎するのはゲームやる人だけじゃないでしょうか。

五年経ったら、あれはなんだったんだろうということになってると思います。まだ実体験してませんがそんな気がします。

音楽聞くにしても立派なオーディオシステムでなくても充分に聞けます。小さなラジオから思いがけず流れてきた音楽に心を奪われることがありますからね。
個人的にはあまりハードにこだわるほうではありませんし。

投稿: ハマッコー | 2010/08/10 00:49

ハードに少しはこだわりがある方ですが、音楽においても、ステレオを越える、三元音源や、それ以上のシステムがありましたね
今は、シアターシステムなどを除いて、ステレオでじゅうぶんとなっている
過剰な臨場感って、疲れますよね

ゲーム、映画、スポーツ中継以外はお断り

投稿: alex99 | 2010/08/10 02:05

ハマッコー さん:

>音楽聞くにしても立派なオーディオシステムでなくても充分に聞けます。小さなラジオから思いがけず流れてきた音楽に心を奪われることがありますからね。

そうなんですよ。よほどのマニアックな人でない限り、ことさらなハードは必要ないと、私も思います。

人間の感覚というのは、想像力をもっています。

二次元画像がどうしても二次元としてしか見えないほどに、人間の認識機能が乏しいというなら別ですが、ことさらに押しつけてくる画像は疲れるでしょうね。

投稿: tak | 2010/08/10 10:15

alex さん:

>過剰な臨場感って、疲れますよね

結局は「押しつけ」というか、聞く方に過剰な緊張(感覚を研ぎ澄まして受け取る)を強いますからね。

テキトーなバラエティやらお笑いやら、日常のニュースやらを見るのに、過剰な緊張は要りません。

月に数本の「これぞ」という番組やビデオを決め打ちして見るために、3D テレビを買うには、よほど値段がこなれないといけませんね。

そうでないと、コストパフォーマンスが悪すぎです。

投稿: tak | 2010/08/10 10:20

先日3DTVを見てきました。
 何とか式、何とか式と、投影方法によって、掛けるメガネが違います。
 その時はハンディー3Dカメラの展示会で、ついでに3Dシアターもどうぞ!ということで拝見してまいりました。

 約30分の商品説明付閲覧でしたが…、めちゃくちゃ疲れました。見終わった後の肩こり感が、中途半端じゃない!

 5分ぐらいならアイストレッチにもってこいなんですが、ちょっと…、慣れるまでは…。
 メガネ外した後の視界への圧迫感が、下手をすると歩行にも影響を及ぼします。(アタクシはちょっとフラッとしてしまいました…。

 映画なんて、めっさ疲れちゃうんじゃない?

投稿: 乙痴庵 | 2010/08/10 13:34

乙痴庵 さん:

>約30分の商品説明付閲覧でしたが…、めちゃくちゃ疲れました。

3D 画像の品質というのもピンキリで、テキトーに 3D にした程度のものだと、かなり疲れると聞きました。

中年過ぎにはオススメできないかもしれませんね。

投稿: tak | 2010/08/10 20:07

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