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2011/01/19

わさびの毒消し作用

私はカーッとくる辛さ、英語で "hot" と形容する唐辛子的な辛さにはとても強くて、カレーなんかも常に 「激辛」 指定なのだが、わさびの辛さ、あの 「ツーン」 とくる辛さには弱い。寿司屋で 「さび抜き」 を注文するほどヤワではないにしろ、あまりべったり塗られると絶句する。

子供の頃、どうして刺身にわさびを付けるのかと母親に聞くと、母は即座に 「毒消し」 だと言った。わさびで消さなければならないような 「毒」 を、ずっと食わせられ続けてきたのかと驚いて、念のため祖母にも確認すると、祖母も即座に 「毒消し」 と言う。

子供心にはかなりショックなことだったが、かといって刺身を食うのを止めたわけではない。そのあたりは、かなりテキトーなものである。逆にわさびさえ付ければ刺身の毒は消えるとばかり、安心してどんどん食い続け、死にもせずに現在に至っている。

最近、ふと思いついて 「わさび/毒消し」 のキーワードでググってみたら、確かにわさびには強力な解毒作用があるということが確認できた。「わさびスルフィニル」 という成分のおかげなのだそうだ。祖母も母も、そんな化学的知識はなかったはずだが、昔ながらの知恵というのは、なかなか大したものである。

「金印わさび機能性研究所」 というサイトに行くと、わさびスルフィニルの機能性が詳しく紹介されている。

わさびスルフィニルには、解毒作用のほか、抗酸化作用、血流改善作用、がん細胞転移抑制作用、糖尿病合併症予防作用、花粉症軽減効果、炎症抑制作用、膝関節痛抑制作用、美肌効果と、かなり広範な効果があるのだそうだ (参照)。わさびもなかなか捨てたものじゃない。

ただ、このわさびスルフィニルというのは、本わさびに含まれている成分だそうで、その辺で売られてるテキトーに水増ししたようなわさびでは、あまり期待できないんだろうと思われる。せいぜい 「気は心」 程度のものなのかもしれない。

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