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2011/02/13

「情報の密輸」 が必要になってきたみたいだ

チュニジアに続いてエジプトも民衆の圧力で独裁者が追放された。さらにアルジェリアやモロッコにも飛び火しようとしていて、アラブ世界での 「ドミノ現象」 が指摘されている。しかし問題は、アラブ世界だけではない。

今や世界最大の 「独裁国家」 である中国も、この問題には無関心ではいられないようだ。アラブでの民衆運動がインターネットを大きなコミュニケーション・ツールとして活用していると報じられる度に、中国共産党は 「だから、しっかりインターネット規制をしいておけばよかったのに」 と思っているだろう。

エジプトはよくよくどうしようもなくなった今年 1月末になって、インターネットを遮断した。しかし中国ではインターネットは遮断されてはいないものの、肝腎の情報にはアクセスできないようになっている。しっかり手を打っているわけだ。

中国としてはこんな状況になった以上、今でもやりすぎのインターネット規制をさらに厳しいものにしていく可能性がある。中国の人たちは気の毒である。せっかくインターネットというインフラを手にしながら、世界中で当たり前に流通している情報に触れられないのだから。

Twitter で、こんな tweet が流れた。(参照

すごい話聞いた。中国にイラスト無断転載やパクリされて困ってる同人サイトはソースに「六四天安門」「free tibet」て入れるとアクセスなくなるらしい。怖ぇ!

大いにあり得る話だ。パクリ防止のために中国からのアクセスを遮断したかったら、予防的にこうしたキーワードを入れておけばいいだろう。ちなみにウチのブログは、別に中国人がパクリたくなるような要素はないだろうけど、右側のサイドバーにしっかりと "Free Tibet" のバナーがあるから、多分、中国からはアクセスできないだろうと、今気付いた。

中国人にアクセスしてもらえなくても別に困らないけど、自分が中国旅行に行ったら、現地からアクセスできないだろう。困ったなあ。まあ、別に近々中国に行く予定はないからいいけど。

中国のインターネット規制プログラムの中枢をハッキングして、アクセス規制をすっかり壊してしまうやつがいたら、全世界から大拍手を送られるだろう。本当に誰かやってくれないかなあ。

いずれにしても当面は、中国にはインターネット以外の手段で情報を送り込んでいく必要があるだろう。それにしても、前世紀末までには 「情報の密輸」 なんて、あまり考えられなかったけどなあ。

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コメント

タクさん。恭喜發財。新年好。生意興隆。
と、香港の旧正月の挨拶です。

こちらのホームページは、確か、5年前くらいから、
去年まで、中国広東省では、開けませんでした。
ただ、Today's Crackだけは、開けました。
なので、広東省にいる時は、Today's Crackに
直接入っていたのですが、去年の夏くらいに、
間違って、本宅のページをクリックしたら、
開けました。

中国では数年前からYoutubeは、見る事が出来ません。
ニコ動画も、去年からだめになりました。
また、Googleでも、サーチすると検索の関係ない
中国のホームページに飛んだりします。

仕事の関係上、Webサイトが見るとが出来ないのは、
不便ですが、メール、スカイプ、メッセンジャーなど
が使えれば、問題ないのですが、スカイプとか、
メッセンジャーなどは、今後、可能性がありそうです。

明日、広東省に入りネットに接続しましたら、
また、コメントアップします。

最後になりましたが、大変ご無沙汰しています。
毎日、楽しみにしています。

投稿: ヒロ | 2011/02/14 11:21

ヒロ さん:

現地情報、ありがとうございます。

>こちらのホームページは、確か、5年前くらいから、
>去年まで、中国広東省では、開けませんでした。
>ただ、Today's Crack だけは、開けました。

ウチの本宅は中国ににらまれてるんですね。

しかし、Today's Crack はサイドバーに Free Tibet のアイコンがあるのに、なぜ開けたのか不思議です。

まあ、いずれにしても、クリックしても先には飛べないでしょうが ^^;)

投稿: tak | 2011/02/14 13:47

こんにちは、TAKUさん。

広東省からのアクセスです。
本宅に、アクセスできました。

投稿: ヒロ | 2011/02/15 12:26

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