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2011/04/12

「地震酔い」 復活

あの震災から 1ヶ月経った昨日、茨城県と福島県は改めて揺れまくった。夕方 5時過ぎに福島県浜通を震源とする地震で、、福島県いわき市や茨城県鉾田市は震度 6弱を観測、つくば周辺でも 震度 5弱となった。

いくら記念日でも、そんなに律儀に揺れまくってくれなくてもいいのにと思うが、この地震以後、震度 3から 4ぐらいの余震が、いちいち数えちゃいないけど、20回以上続いたと思う。先月の本震以後も、揺れていない時間の方が短いんじゃないかと思うぐらいに常に揺れていたが、今回もそんな感じだ。

こうなってしまうと、地震で揺れているのか、風で揺れているのか、あるいは自分の心臓の鼓動に合わせて揺れていると感じているだけなのかわからなくなる。感覚が狂ってしまうのだ。これを 「地震酔い」 というらしい。

先月の震災以後、ずっとそんな感じが続いていて、周囲に聞いてもほとんどの人が同じ感覚に戸惑っていた。1ヶ月経ってようやくまともな感覚に戻ったと思っていたのに、またぶり返しである。

地震酔いを治すには 「水を多めに飲んで深呼吸」 するといいらしい。先月、県北の友人と電話で話したときにそれを言ったら、「水飲みたいけど、まだ水道が出ないんだよ」 と言われた。彼らは地震からほぼ 2週間近く、給水車からもらってきた貴重な水で暮らしていたのである。

県南でもつくば市、牛久市、土浦市では 3日間ぐらい水の止まったところが多いのだが、私のところはついに断水せずに済んだ。停電にもならなかったし、被害としては一番軽く済んだ地域である。それでも、ほとんどの人が 「地震酔い」 になった。

昨日の地震では、常磐道のいわき勿来といわき湯本の間で土砂崩れが発生して、下り車線を完全に塞いでしまったらしい。この土砂崩れで埋まってしまった車というのはないらしいが、ちょっとぞっとするお話である。人間だけでなく、地面も地震酔い状態になっていて、ちょっとした揺れでも崩れやすくなっているのかもしれない。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

常磐道で、対向車線を走っていて、影崩れを目撃した人がいて、トラウマになりそう、とつぶやいていました。

...確かに、居合わせたら、嫌だなあ。犠牲者は出なかったようなので、良かったのですが。

投稿: luckdragon2009 | 2011/04/12 13:11

luckdragon2009 さん:

>常磐道で、対向車線を走っていて、影崩れを目撃した人がいて、トラウマになりそう、とつぶやいていました。

そう言う光景は見たくないですねえ。

余震が収まるのに一年かかるなんていう人もいますが、早く落ち着きたいものです。

投稿: tak | 2011/04/12 17:57

ここ数日の大きめな地震は、結構正確に携帯電話の警報が事前に鳴ってますね。
学習効果があるのかな?

ところで、風評被害の記事のときに懸念をコメントさせて頂いたことが起き始めています。
http://www.asahi.com/national/update/0412/TKY201104120637.html
出荷したい気持はわかるけど、こういうことがあるとどれだけ消費者心理にマイナスの効果があるかを考えるととても残念です。

この結果、例えば全国の焼肉屋の集客が悪化しても不思議ではありません。安全基準に対する不信感がジワジワと拡大すれば、他の野菜に関しても「なんとなくやめとくか」という心理が広がってしまうの避けられないでしょう。

「食べても直ちに健康に影響するものではない」けれど、安全基準に対する信認を維持する上で出荷すべきでない作物に関しては、たとえば直売場などでそういうものとして売るなら、好んで買う人もいるでしょう。しかし、一般流通網への不信をもたれてしまうと、農家も、食品業界も、消費者も不幸な目に遭ってしまいます。

ワインの制度を模した高品質野菜のアペラシオン制度みたいなものを提唱している方々もいるし、コシヒカリなどの米のブランドの維持の大切さも認識されているのに、どうして消費者心理とか基礎的なマーケティングに鈍感な人が多いんですかね、この業界は。政府や東電は、早く、かつ広めに、被害の出た(出そうな)地域の農家に対して賠償を保証し、疑心暗鬼の連鎖を防止すべきです。
また、どこかの村で、稲の作付けをしないでバイオ燃料向けの作物への転換を提唱した村長さんがいらっしゃいましたが、こういう発想やそれをサポートする施策が必要なのではないでしょうか。そもそもお米の場合、減反しなきゃならないくらいなんだから、この際色々とポジティブな動きにできることもあるのではないでしょうか。

投稿: きっしー | 2011/04/13 10:08

きっしー さん:

出荷停止ではなく、「自粛」の段階だった時点で、「独自の検査で基準を下回ったからいいだろう」との判断によって出荷したもののようですね。

しかも、その後追いで「出荷停止」の措置になったというのが、またまたややこしい。

いずれにしても、勝手な判断は市場全体の信頼性を落としますね。残念なことです。

投稿: tak | 2011/04/13 13:03

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