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2012/01/29

NHK のテイストが変わった?

私は NHK の連続ドラマというものを見ない人である。朝の連続ドラマでも、大河ドラマでも、何というか、あの独特の NHK ドラマ臭、あれが苦手なのだよ。あの、リアルさとか自然さとかいう要素よりも、説明的であることを重視しすぎた演出。

例えば、主人公 A は B に心を寄せているが、どうしても素直に自分の気持ちを表現できない。そこであえてさりげない態度を装おうとしているが、実際のドラマで見ると、どう見てもさりげなくない。わざとらしすぎる。

そのわざとらしさは、どう見てもバレバレなのだが、ドラマの中では誰も怪しまない。視聴者がどんなに鈍感でも主人公の気持ちが伝わる演出なのだが、ドラマに登場する主人公以外の人物は、それ以上に鈍感だということになる。

ところが最近、その NHK 臭が少し薄れてきているような気がする。朝の連ドラ、『カーネーション』 がずいぶん評判がいいので、一週間分まとめて粗筋を見せる番組を見たら、登場人物の演技がずいぶん自然になっているのである。

大阪弁 (でいいんだよね?) が十分に自然だし、視聴者は鈍感なものと決めつけるような説明過剰な演技が、かなり少なくなっている。これは、NHK としては革命的な変化でさえある。

『平清盛』 も、かなり NHK 的でなくなっている。よっぽどコンベンショナルな NHK 体質と思われる兵庫県知事のテイストには徹底的に合わないらしいが、これまでのステロタイプな 「大河ドラマ体質」 が薄れている。かろうじて鼻につかないところまできたという気がする。

私は近頃、NHK BS のドキュメンタリーなら評価しているのだが、NHK のドラマ部門にも、ようやくまともな感性が芽生えつつあるのかもしれない。遅すぎると言えば遅すぎるのだが。

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