« 10月の猛暑日 | トップページ | メイン・ブラウザを Safari にしようかなあ »

2013/10/11

いつも同じものを食ってしまう私

emi さんがマイ弁当をもたない理由というのを書いておられる (参照)。それは 「だってその時々で食べたいものって変わるじゃん」 ということなのだそうだ。その時々で、さっと選べるようにいくつかのチョイスが用意されてあって、「今日はこれかな」 という 「気分」 で選べるようになっているというのである。さらにこんな風に書かれている。

食べるものが固定して変わらなかったり、
前々から食べるものが決まっているのがイヤなのだ。
予定調和、ヤラセみたいで恥ずかしい。

で、マイ弁当を作ってしまうと、当然ながら 「前々から食べるものが決まっている」 という状態になる。それがつまらないという。

うぅむ、emi さんとはいろいろな話題で共感できる部分が多いと感じていたが、食べ物に関しては、私とは正反対のようなのだ。というのは、私は基本的に 「いつものヤツ派」 なのである。

私は勤め人をしていた頃から、昼食を食べる店は決まり切っていた。私が一番長く勤め人生活を送ったのは、東京の小伝馬町から神田岩本町付近なので、昼食はいつも 「そば七」 という蕎麦屋だった。小伝馬町と岩本町に店があったのである。

そして選ぶのはいつも同じ 「鴨せいろ」 である。そば七という店は、おいしい蕎麦屋にしては珍しいほどいろいろなメニューがあったが、その中で一番おいしいのは鴨せいろなのだから、それ以外の選択肢はない。自動的に鴨せいろを注文する。

そば以外でも、私の選択は限られている。リーズナブルな値段で、時間をかけずにさっと食べられて、店内が窮屈じゃなくて (私は体が大きいので、窮屈な店は避けたいのだ)、煙草の煙が漂わない店というのは、そんなに多くない。

蕎麦屋以外の店で食事をする場合でも、私の選択肢は広くない。まず私は牛肉はなるべく食べたくないので、フツーのレストランで出されるメニューの中の、3割ぐらい (ステーキとか、ハンバーグとか) は選択肢から自動的に消える。牛肉は嫌いだからというのではなく、ポリシーとして避けているのである。

さらに同様に、豚肉も 1週間に 2~3度までにとどめたいので、この時点で、メニューの半分以上が消える。魚と鶏肉ならいくらでも食べるが、今年 6月に宣言したとおり、希少資源と化したウナギとマグロは食わないことにした (参照) ので、どんなに豊富なメニューがあっても、私の対象となるのは、極々限定されてしまう。

こんなに初めからメニューが限定されてしまったら、注文するものなんておのずから決まってしまう。で、たいていはいつも同じものを注文することになる。なにしろ、ほとんど 「ポリシー」 に則って自動的に決まってしまうので、「気分」 というものの発動する余裕がないのだ。

遠方に出かけた時などは、その土地の名物料理を食う。せっかく行ったのだから、その土地ならではのものを食うに限る。それが訪問先への礼儀というものだと心得ている。そして何度行っても同じものを食う。だって、その土地の名物料理だけあって、おいしいのだもの。ただ、牛とマグロとウナギだけは、名物料理でもなるべく食わない。

「そんなチョイスの仕方で、つまらなくないのか?」 と聞かれるかもしれないが、まったくつまらなくない。私はいつも同じメニューでも全然不満に思わない人なのである。それより、ポリシーから外れるものを食う不愉快さを避けることの方が、ずっと優先する。食事時に不愉快にはなりたくないからである。

|

« 10月の猛暑日 | トップページ | メイン・ブラウザを Safari にしようかなあ »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

「この店のこれ」という定番は私にもあります。それと“予定調和”は別物なんですよ。

takさんと私が一緒にお食事することがあったら、takさんの「いつもの」を私が「初めてor久しぶりに」いただけば問題ないですね。2日目からはどうしましょう?笑。

投稿: emi | 2013/10/12 04:44

マイ弁当もいいデスネ!
デモ、あたくし、諸般の事情により、ムリ。
ならばランチは外食で、好きなモノが食べられるかというと、あたくしの行動圏には、お店も限られてマスし、食べてるそばで、タバコのけむをプゥ~ッとか吐きかけられるのもヤダ(あたくしのランチは1時すぎなので、お店の禁煙タイムも終わってマス)。
というわけで、あたくしのランチも、Tak先生同様(気にさわったらパルドン!)、ほとんど同じモノデスネ。
ファミレスでもあればナー。

投稿: ルイ・フェルディナン・ゲスマリオ | 2013/10/13 17:52

ルイ・フェルディナン・ゲスマリオ さん:

行く店が限られて、それで不満にも思わないと、食べるものも同じになりがちなのかもしれませんね。

「この店だったら、これ以外ないよなあ」 ってな感じです。

投稿: tak | 2013/10/13 20:53

弁当男子です。

男子と言うには、とうがたちすぎてますが、気にしないでください。

晩におかずをこさえて、晩飯代わりのおつまみしながら、お弁当用の分と朝飯用の分と…。

3食同じかい!

わっはっは。

投稿: 乙痴庵 | 2013/10/18 01:42

乙痴庵 さん:

そりゃまた、究極の食事スタイルかも。

投稿: tak | 2013/10/18 15:41

emi さん:

1年近くもの間、コメントのレスを失念していたことに、たまたま今日気付きました。失礼しました。

もしかしていつの日か、食事をご一緒する時があるかもしれませんが、その曉には私の 「いつものヤツ」 を 「初物」 としてお召し上がりください (^o^)

投稿: tak | 2014/09/23 19:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/42004/58359571

この記事へのトラックバック一覧です: いつも同じものを食ってしまう私:

« 10月の猛暑日 | トップページ | メイン・ブラウザを Safari にしようかなあ »