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2014/02/04

近頃は立春でも卵が立たなくなった

「立春卵」 の話題を覚えておいでだろうか。「立春には卵が立つ」 という中国の言い伝えがあるが、別に立春に限らず、卵は立てようと思えば立つのである。私は過去に、卵を立てた記事を写真入りで何度か書いているので、証拠としてご覧いただきたい。

2006.02.01 立春に (限らず) 卵が立つ / 如月一日の歌
2008.02.04 如月四日の歌
2009.02.04 卵が立って立春大吉

とまあ、我ながら物好きなことだが、最初の 2つは立春じゃないので、別に立春でなくても OK という証拠にもなる。卵というのは、思いのほか簡単に立ってしまうもののようなのである。

ところが、どうしたことか、最近は卵が立たなくなってしまった。昨年も一昨年も試したのだが、どうしても立たない。5年前まではあんなに簡単に立っていたのだが、そういえば、8年前より 5年前は立てるのに苦労した覚えがある。どうやら卵はだんだん立てにくくなってきたようなのだ。

ぶっちゃけた種明かしをするが、卵が立つのは、卵の殻の表面にある微妙なギザギザというか、ブツブツが、極々小さな三脚のような働きをしてくれるからであるらしい。このギザギザあるいはブツブツが、テーブルなどの表面の微妙なデコボコにうまくフィットすると、すっと立つのである。

だから、表面を触ってみてなんとなくザラザラした感触のある卵の方が立てやすい。これは経験上確かなことだ。

ところが、最近の卵は表面が妙にツルツルのような気がする。これではどうもやりにくい。最近は衛生面の配慮をしすぎるあまり、卵の表面がツルツルになるまで洗浄しているのかなあなんて、私は密かに考えていた。

で、凍えるほど寒くて雪さえ降ったとはいえ、時折しも立春の今日、客観的な検証ができないかとググってみたら、「スーパーエッグクリーナー」 という、洗卵機の動画が見つかったので、紹介しよう。

鶏の汚物だらけの卵がどんどんきれいになる様がよくわかる。かなり詳細に撮影してくれているので、機械の内部で、思いのほかに固そうなブラシで念入りにブラッシングされているのも見える。あんなブラシでゴシゴシこすられては、そりゃ、表面のブツブツも摩耗してしまうだろうよ。

これで何となく、最近の卵が立春でも (あるいは立春に限らず) 立たなくなった理由がわかったような気がした。昔はちょっと汚れがついたままの卵というのも売られていた記憶があるが、あまりにも衛生にこだわりすぎると、世の中おもしろくなくなるものである。

来年は地卵かなにかの、自然なままで流通している卵を買ってきて、試してみようと思っている。それとも、地卵でもきれいに洗うことに関しては同じなのかなあ。

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