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2014/06/29

「カシージャス」 か 「カシーリャス」 か?

今回のワールドカップでは、前回優勝のスペインが早くも一次リーグで消え去ってしまった。リーガ・エスパニョーラのファンで、スペイン・サッカーこそ世界最高峰 (最近はドイツが注目だが) と思っている私としては、かなり残念な思いである。とはいえ、リーガ・エスパニョーラで活躍している選手の多くが南米出身者なので、今大会での南米の強さが納得できるというものだが。

ところで、スペインのゴールキーパー、"Casillas" は、Wowow の放送では 「カシージャス」 という名前でお馴染みなのだが、NHK のワールドカップ放送では、「カシーリャス」 となっていた。これ、どちらが正しいという問題ではないらしい。私は Wowow のおかげで、スペイン語の "lla" の発音は 「ジャ」 になると知ったが、どうやら方言によって 「リャ」 と読むこともあるそうなのだ。

ただ、最近では 「ジャ」 の方が圧倒的に優勢らしいので、私としては今後も 「カシージャス」 なのだと思うことにする。同様にチーム名でも、"Villarreal" は 「ビジャレアル」 だし、今季は降格が決まってしまったが、"Real Valladolid" は 「レアル・バジャドリード」 である。

ちなみにリーガ・エスパニョーラには 「セビージャ FC」 というチームがあり、今シーズンは 5位になっている。このチーム、原語の表記では "Sevilla Fútbol Club” だが、”Sevilla" というつづりを見て、何か思い出さないだろうか。できれば、スペイン、アンダルシア地方の有名な都市、「セビリア」 を思い出してもらいたかったのだが。

「セビリア」 は 歌劇 『セビリアの理髪師』 で、日本でもお馴染みの都市なのだが、原語では ”Sevilla" であって、ということは、そう、「セビージャ」 のことなのである。”Sevilla" を 「セビリア」 と読み慣わしてしまったのは、我々の祖先の誤読なのだそうだ。

ただ、今さら 「セビージャの理髪師」 なんて言ってもイメージが狂っちゃうし、「セビーリャ」 にはかなり近いから、放っておくしかないのだろうね。

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