京都は危ない
仕事で日本中のあちこちにでかけることが多い私だが、これまで一番多く旅行で訪問した都市は、圧倒的に京都だろう。直接京都に行ったわけではなくても、関西、北陸 (金沢とか福井とか) に行った時には、宿泊は京都でということが多い。神戸や福井で一日がかりの仕事をすると、その夜は京都に泊まり、翌日はスケジュールを空けておいて、京都の神社仏閣巡りをして帰るのが楽しみである。
そんなわけで、これまで京都には何度行ったか数え切れないくらいだ。二泊できることはほとんどないので、朝から夕方までかけて京都のあちこちを巡り、夜に帰ってくることが多い。ゆったりとした滞在はできないが、行く度に重点エリアを決めて集中的に足でかせぐ。そんなわけで、これまでにようやく京都市内の主なエリアは巡ることができたと思う。
まだまだ網の目から漏れているスポットもあるが、ざっとした観光案内パンフレットに出ているところはほとんど足を運んだ。最近は新規エリアに行くというよりは、気に入ったスポットの再訪が多くなっている。
京都は奥が深い。何度訪問しても、まだまだ知らないところがある。その奥の深さは、長い歴史を経たことによる 「闇」 の部分が大きいことにもよる。
京都の街は、表面的な観光旅行をする気なら、気軽にざっと見て回れる。その段階を経ると、ちょっと深入りしてみたくなる。しかしそれにはちょっとしたリスクを冒す覚悟が必要だと思う。何しろ一歩踏み込むと、いろいろな情念がとぐろを巻いているのだ。東北の田舎町出身の私には、ちょっと危なすぎである。
あまり深入りしすぎないように、これからもちょっとずつかじっていこうと思っている。
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コメント
こてこての江戸っ子(日本語変?)なあっしは、京の都は中学生のときに一回行ったきりでげす。
それでも、生暖かい風に吹かれながら眺めた、闇に浮かぶ京都タワーのなまめかしい姿(ませた中学生?)を思い出すことはできやす。
江戸ばっかりじゃ飽きちまうから、あっしもたまにゃあ、京の都をそぞろ歩きしてみたいでげすな。
しかし、京の都の闇はなにやら深そうでげすね。
takの旦那も、そんな京の都の闇を覗いちまったんでげしょうか( ̄ー+ ̄)ニヤリ
投稿: 萩原下衆兵衛 | 2015/04/01 18:02
萩原下衆兵衛 さん:
私の最初の京都体験 (17歳) は、何しろ 「ドヤ街」 だったもので ^^;)
ちなみに、今はそのドヤ街は消滅しているようで、どう探しても見つかりません。
投稿: tak | 2015/04/01 22:17
tak-shonaiさんごきげんよう~
おはようございます~
ふううう~~ん。そんな危険って?
ふうううううう~~~ん。そうですか~
私には一生わからないままなんでしょうねぇ~
投稿: 朱鷺子 | 2015/04/03 07:26
朱鷺子 さん:
光と闇の境目を、注意深く伝って歩くようにしています (^o^)
投稿: tak | 2015/04/04 01:09