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2015/11/19

心をコントロールすることと体の関係

3日前の記事の続きである。慢性腰痛はストレスによるところが大きいとわかってきているが、実は腰痛だけではない。心や体の不調の多くは、ストレスに関係がある。ガンですらストレスが大きな要因となっている。まさに 「病は気から」 である。

9年前に 「ビスケット 1枚で元気が出る不思議」 という記事を書いた。登山でシャリバテになり、腹が減って一歩も動けなくなった時に、ビスケット 1枚かじるだけで、すぐにまた歩けるようになるという話である。

腹に入れたばかりのビスケットが一瞬で消化され、エネルギーに変わるわけがない。そのプロセスは時間がかかるはずなのに、すぐに歩き始められるというのは、脳の働きによるものなのだろう。

シャリバテする時というのは、「食糧補給がままならないみたいだから、これ以上の運動は止めろ」 と、脳が命令しているに違いない。そしてビスケット 1枚食べた途端に、「なぁんだ、食料補給がままならないと思ったのは勘違いだったから、運動再開してもいいよ」 と、脳が命令するのである。すると、何事もなかったように歩き始められるのだ。

かくのごとく、心と体は密接に関連している。それがわかれば、心をコントロールすれば大抵の体の不調は解消できるということになる。もっといえば、心のコントロールが上手になれば、病院や整体治療院通いで大金を使わずに済むことになる。

さらに、物理的に食べることよりも脳内の働きの方がずっと重要なのだとわかれば、ダイエットにも役立つ。そんなに必死になって食べ物を腹の中に入れてやらなくても、動けなくなったり死んだりすることは決してないのだ。それさえ心の奥底で理解できれば、つい食べ過ぎて太ることもなくなる。

問題は 「心のコントロール」 といっても潜在意識にまで関わることだからすぐにできるというわけではなく、結構なトレーニングが必要になるということだ。継続的な 「瞑想」 が体にもいいというのは、こうした視点からも説明がつく。それを 「非科学的」 と決めつけるのは、実は科学的視点からも時代遅れになりつつある。

「ない」 ということを証明するのは、「ある」 と証明するよりずっと難しい。まだ十分に解明されていないというだけのことを、安易に 「非科学的」 と決めつけるのは、それこそが非科学的態度というものだ。

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コメント

遅れたコメントで失礼します。

腰痛や肩こりは心理的な要素が大きいことは医師も承知しております。
ただ、患者さんがストレスが原因と自覚してくださる前に医師の方からそれを指摘しても、納得して下さらない場合が多いです。

筋肉の緊張をほぐす薬ですよと言って精神安定剤を投与して、その効果を実感していただいてから種明かしをして、薬に頼るより他の方法でストレス解消を図りましょうね~と説明するようにしております。

投稿: ちくりん | 2015/11/23 03:44

ちくりん さん:

おお、そのようなからくりを用意されておいででしたか。敬服の至りです。

それほどまでに、フツーの腰痛持ちの意識の方が遅れているのですね。

投稿: tak | 2015/11/23 10:48

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