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2016/04/29

田舎の道は、歩行者なんていない

昨日、本当に久しぶりに東京下町をクルマで走った。そこで如実に感じたのだが、茨城県の道路と東京下町の道路の最大の違いは、「人が歩いているか/歩いていないか」 ということである。東京の下町 (まあ、下町に限らないのだろうが) の道路は本当に多くの人が歩いているが、茨城県内のフツーの道路は、歩いている人なんか滅多にいない。

交差点で左折とか右折とかする時に、横断歩道の歩行者のために止まって待たなければならないのは、東京の街である。茨城県では、横断歩道を渡る歩行者なんて、主要駅前でもない限り滅多にいない。ちょっと小さな駅だと、大抵家族の誰かがクルマで迎えに来ているから、駅前といえども歩行者なんていない。

田舎の人は歩かないのである。ちょっと近くのコンビニに行くのでもクルマに乗る。歩いて行こうなんていう発想はハナからない。一方、都会の人間はよく歩く。自宅から最寄りの駅まで、10分以上の道を歩くのは珍しくないし、駅にたどり着いたら階段の上り下りが待っている。最近はエスカレーターが増えたが、それでも階段の上り下りが皆無になったわけじゃない。

だから 1日の平均歩数は、都会人の方がずっと多い。田舎で暮らしていたら、1日 2000歩も歩かないかもしれない。それで田舎の人間は、案外体力がない。

というわけで、私は最近よく自転車に乗るのだが、田舎では自転車は歩道を走る方がいいと思っている。だって、田舎の歩道には人間なんていないのだから、放っておくのはもったいない。それに田舎の県道なんて大抵道幅が狭く、バスがすれ違うにも大変だ。そんなところを、ママチャリがのらりくらり走ったら、確かに危ない。

私自身は田舎道でも自転車で車道を走るが、あまりにも道幅の狭いところを大型トラックがビュンビュン通り過ぎるような区間では、歩道に避難することもある。そうでもしないと、本当に命の危険を感じてしまうのだ。どうせ歩道を通る歩行者なんていないのだから、「歩道は自転車専用道」 と割り切るのが現実的だ。

本当に都会と田舎では、道路の存在意義がかなり違っている。

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