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2016/07/18

100円ショップに長くいると、頭が痛くなるんだよね

人によって違うだろうが、私は 「100均」 とか 「百円ショップ」 とかいわれる店に入ったとたん、ガソリンに似た刺激臭を感じ、目にしみるような感覚がある。そして長くいると、ちょっと頭が痛くなったりする。そんなわけで、なるべくさっさと退出するようにしている。

確証はないが、あれって店内の空気中のホルムアルデヒド濃度が高いのではないかと疑っている。ホルムアルデヒドというのは結構な毒性の発がん物質で、直接的にはとくに粘膜を刺激する。だから目にしみるような感覚があるのだと思う。

昔は生地屋 (洋服やカーテンの布地を売る店) に行くと同様の臭いと刺激があった。生地にハリを持たせる加工や防カビ、防しわ加工にホルムアルデヒドが使われるので、その残留成分が空気中に発散してしまうのだ。今は有毒成分として厳しく規制されているが、中国製の衣料品だと基準以上のホルムアルデヒドの残留があったりする。

9年前にも中国製衣料品から高濃度のホルムアルデヒドが検出されたというニュースがあり、それについて私は 3本の記事を書いているので、以下にリンクを張っておく。この 3本を読んでいただけば、消費者として知っておくべきことは理解されると思う。

衣料品のホルムアルデヒド騒動
少しは自分で調べて書こう
何でも 「やりすぎ」 の中国的乱暴発想

ホルムアルデヒドは有害物質だが、残留濃度の高い衣料品を買ってしまったとしても、水で洗えばほとんど溶けて流れてしまうので、「中国製の服を着たらすぐがんになる」 なんていう過剰な心配はいらない。とはいえ、店頭に並べられた時点でそんなに残留濃度が高かったら、生産現場はホルムアルデヒドまみれだろうから、中国人労働者の体が心配だというのが、上述の 3本のストーリーである。

で、100円ショップの店内というのは、生産コストの安い中国などで作られた製品が多いから、それらの製品から発散するホルムアルデヒド濃度が高いんじゃないかというのは、容易に想像されてしまうのだ。別に無理にこじつけた話じゃない。

これについて店自身が公表することはあり得ないだろうし、何か問題があって保健所が入ったとしても、一昨年のマニキュアの時のように個別の商品を持ち帰って検査するのが関の山で (参照)、店内の空気の検査まではしないだろうから、データの公表は期待できない。

だから私の言い分も単なる推論に過ぎず、「個人的にはそう疑っている」 というだけのことだ。とはいえ店内に入ると刺激臭を感じて目がショボショボし、長くいると頭が痛くなって、外に出ればすぐに収まるという体験的事実から言っているので。私としては 「シックハウス症候群」 のような敏感な人には、「念のため、100円ショップは避けた方がいいよと」 とアドバイスするのである。

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コメント

そ…、そうだったのか。

100円ショップは好きな方(雑多を見るのが好き)なので、たまに出かけます。

決定的な体調の不具合はありませんが、「工具」「園芸用品」のコーナー辺りで、どよーんとなることがあります。

中途半端な樹脂製品から発せられる臭いに、苛まれていたりします。

投稿: 乙痴庵 | 2016/07/18 21:46

うむー。僕はたまにユニクロに行くのですが、
目がかゆくなったり、くしゃみが出たりするのは、
そのせいなのかなあ…。
。゜゜(´□`。)°゜。

投稿: ひろゆき王子 | 2016/07/18 22:11

乙痴庵 さん:

私としては、繊維製品とプラスティック製品のあたりが、ちょっとヤバいような気がします。

投稿: tak | 2016/07/18 22:29

ひろゆき王子 さん:

ユニクロは生産管理がしっかりしてるので、ホルムアルデヒドの心配は少ないと思いますよ。目が痒くてくしゃみが出るのは、何かのアレルギーを疑う方がいいかも。今どきはカモガヤとかブタクサかなあ。

あるいは、エアコンから出るカビも疑われます。

投稿: tak | 2016/07/18 22:32

そこまで感受性が強くないのですが、確かに「100円ショップ特有の匂い」というのはあるような気がします。

「こんなものが100円で買えるのか!」という驚きもなんか一巡してしまった感じで、最近はあまり利用していません……。

投稿: 山辺響 | 2016/07/19 14:50

山辺響 さん:

そうなんですよね。結局のところ、安物はすぐ壊れちゃうし。

投稿: tak | 2016/07/19 23:30

100円ショップの商品=「粗悪・安全性に疑問」のものが多く見受けられるということを理解した上で、それでも使うことがあります。長く使うことを期待しない、ほぼ使い捨て、というものに限ってですね。

ところが、5年以上も愛用しているものがあるのです。
麺類に入れる長葱を薄く小口切りにするスライサーです。少しだけのためにまな板、包丁を汚したくないときにとても便利なグッズですが、これまで結構な金額で購入したものは今一切れ味が悪かったり、刃と本体の間に葱が挟まってしまったりしてお蔵入りでした。

ある日100円ショップで見つけたものは、とてもコンパクトで、長さが10センチ程度、そしてmade in Japanと表記してあったので、ダメモトで購入しました。これが大当たりでした。サイズが小さいので疲れない、そして切れ味抜群で葱の挟まり・詰まりもないのです。「両刃であること」にその秘密があったのです。これを考えた職人さんに感謝です。

投稿: K.N | 2016/07/20 11:08

K.N さん:

ほほう、そうした 「超当たり商品」もあるのですね。

ただ、そうした掘り出し物を探し当てるまでに、私の場合は頭が痛くなっちゃうしなあ ^^;)

投稿: tak | 2016/07/20 21:13

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