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2016/08/29

ノーミートのメニューは選択肢が極端に少ない

今日は群馬県高崎市までの出張で、往復 260㎞ を運転した。帰りは日が暮れてかなり空腹になったが、群馬県内の国道 354号線沿いには、私が入りたくなるようなレストランが見当たらない。ほとんど焼き肉屋とかハンバーグレストランとか、とんかつ屋とかいうのばかりなのである。

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私は肉食 (鶏肉を除く) を止めてほぼ 3年ぐらい経っていて、会食などで出てきてしまったら仕方なく食うが、自ら選択して肉を食うことはなくなった。だから、焼き肉とかハンバーグとかとんかつとかいう料理は、ハナから選択肢に入っていないのだ。

ようやく蕎麦屋を見つけて晩飯にありついたが、最近の外食の世界は、ことほど左様に肉食に支配されているのだと、改めて認識した。つまり肉を避けると、外食の選択肢が極端に減ってしまう。これは紛れもない事実で、ということは、外食をするとほとんどの料理に肉は入ってしまっているのである。

友人の多くは 「肉を食わないなんて言ってたら、食べるものがないじゃないか」 と言う。「今の世の中で肉食を避けてたら、暮らしていけないだろう」 と言う者までいる。動物性タンパク質を摂らなければ、栄養失調になると心配する者もいる。しかし実際にはそんなことは全然ない。世の中には完全菜食主義で活躍しているスポーツ選手もいるし、私は魚と鶏肉は食うしね。

要するに多くの人は、肉食忌避は現代日本における食文化の大勢に合わないから、そんなことにこだわるべきじゃないと言うのだ。逆に会食などで供された肉を仕方なく食うと、「お前は菜食のくせになぜ肉を食う」 と責められたりする。こっちだって食いたくて食ってるわけじゃなく、食べ物を捨てることの方が問題だから仕方なく食っているのに、この世の中は食い物のことになると、余計なお世話というのが妙に多いのである。

私は外食はできるだけ蕎麦とか魚類の定職とかにする。ラーメンすらもチャーシューと出汁に使う肉や骨の類を避けるために、最近は食べないようにしている。嫌いで食べないのではなく、ポリシーで食べないのだ。そしてポリシーで食べないでいると、いつの間にか肉類をおいしいと感じなくなる。不味いとまでは言わないが、あえて金を払って食べたいとは思わなくなるのだ。

そして、このポリシーは確かに現代日本の食文化には適合していないのだが、私としては、だからと言って妥協して肉を食おうとは思わない。そのうちに、日本の食文化もノーミートの選択肢が増えるものと期待している。

ちょっと前までは非喫煙者は少数派で、多くの場で煙の暴力に耐えていたが、今では少なくとも喫煙席が分離されるのが普通になり、むしろ喫煙者の方が肩身の狭い思いをしている。これと同様に、ノーミートのメニューが増えるのも自然の流れと考えている。ただ、それには時間がかかることが確実で、私の目の黒いうちに一般的になるかどうかはわからないが。

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コメント

近畿地方では、「まいどおおきに食堂」とか「ザ・めしや」なんかの定食屋系外食チェーンがロード店も多く展開しています。
がっつり食べたいとき以外は昼も夜もこういう店を愛用していますが、関東や東北にはあまり出店していないみたいですね。

投稿: ちくりん | 2016/08/30 16:43

ちくりん さん:

そういえば、関東以外の土地に行くと、そうした定食屋チェーンを見かけますね。関東はラーメン屋ばかり増えて、どうもおかしなことになってます。

投稿: tak | 2016/08/30 23:40

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