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2016/10/09

切干大根は美味い!

実は切干大根の煮付けなんていう料理が得意である。ニンジン、ネギ、油揚をたっぷり炒め、水で戻した切り干し大根を加えてじっくりと煮込む。味付けは鰹だしが理想だが、市販の出汁でも OK。最後に七味とうがらしをさっとふりかける。

Pppp

インターネット上に紹介されている切干大根のレシピをみると、たいていは砂糖を使うことになっているが、私は使わない。切干大根だけでなく、大抵の料理に砂糖は使わないのである。それは 「日本人と砂糖」 という記事に書いた通りだ。

砂糖なんか入れなくても、私の作る切り干し大根はうまい。前夜にたっぷりと作ったのを、夕食に食べようと思って楽しみに帰宅すると、娘たちがすっかり食べ尽くしてしまっていて、まったく残っていないなんていうのが、ザラだった。それほどまでに自慢のおいしさである。

とはいえ私は、切干大根なんて誰が作ってもおいしくできると思っていたのだが、実はそういうわけでもないらしい。それにはコツというものがあるようなのだ。私は昔から前世代の見様見真似で当たり前にやってきたことが、実は一般にはあまり知られていないようで、わざわざインターネットで 「コツ」 として紹介しなければならない世の中になったようなのである。

そのコツというのは、たっぷりの水でさっと洗い、少量の水で短時間のうちに戻すということだ。戻す時に水の量が多すぎると、煮込む時にせっかくおいしさの解け出た水を捨ててしまうことになり、もったいない。さらに水に長時間浸しすぎると、やっぱりおいしさが溶け出してしまう。

だから切干大根の煮込みなんて、案外短時間でささっと作れてしまう。あまり構えないで、たっぷり造っておけばいい。どんなに大量に作っても、おいしいからどうせ次の日には食べきってしまうことになる。

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グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

スーパーの総菜が旨くない。残して捨ててしまうことが多い。特に筑前煮なんてうまくない。そこで、筑前煮の食材がパックになっているのを買い求め、自分で煮てみたら一気に食べきることができた。

原因は砂糖を使わなかったからと気付いた。煮物に砂糖はいけませんね。スーパーの食材はなぜ砂糖を使うのでしょうか。日持ちが良くなるのか。

投稿: ハマッコー | 2016/10/09 23:40

ハマッコー さん:

スーパーやコンビニで売られてる総菜は、甘過ぎですね。

なぜ総菜に砂糖を使うのかと言えば、私は

1.消費者の多数派が甘い食い物を好むから
2.提供する側が、甘い物の方が売れると思い込んでいるから
3.上記 2つの合わせ技

だと思います。困ったモノです。

投稿: tak | 2016/10/10 16:29

tak さん

友人二人から野菜の定期便がくるのですが、大根を重なって頂いたとき、保存用に太めの切り干し大根を作ります。
これを煮ると、とっても甘いんですよ。^_^

投稿: さくら | 2016/10/11 12:01

切干大根の煮物、旨いですね。あたくしも好物です。つまみによし、飯のおかずによし。
ところで「なぜ煮物に砂糖を使うのか」これは日本の食文化の根源に関わる重大な問題だと思います(はいはいご苦労さん)。
古の「ホニャララ三分クッキング」でも煮物を調理する際「ここでお砂糖を入れましょうね」とドバッと投下していたと記憶していますが、思うに、和食の伝承者であるジジババ(失礼)は戦中戦後の物資不足を経験しているので、砂糖をたっぷり使うことが贅沢である、という刷り込みがある。我々若い世代(ですよね?)は砂糖を初めとした嗜好品に困窮した経験がないので「これ甘すぎる~」となる。ここに世代間の埋めがたいギャップが存在する。それにtak先生の仰るように「甘いものは旨い」という古式騒然たる固定観念そして「甘いほうが売れる」という旧態依然とした思い込みが加わり完璧となる。
まぁそのうち、スーパーの惣菜も甘くなくなるんじゃないですかね(笑)。あたくしは兄弟が多い家庭に育ちましたので、食えりゃ~甘かろうが辛かろうが、よほど不味くなければ、すべて平らげます(苦笑)。でも「少量の水で手早く戻す」はしっかり心中銘記しますた!

投稿: はぎ腹みづ寝 | 2016/10/11 21:34

さくら さん:

そう、砂糖なんか入れなくても、自然の甘みがあるんですよね。

それにしても、大根を自分で切って切り干しにするとは、素晴らしい!

投稿: tak | 2016/10/11 22:55

はぎ腹みづ寝 さん:

そういえば一昨年の今頃、「日本人と砂糖」という記事を書きました。

http://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2014/10/post-2764.html

その仲で、こんなことを書いています。

昔、業界新聞の記者をしていた頃、戦前生まれの編集長が、「小学校の頃、教師が 『君たち、この戦争に勝ったら、砂糖の土俵で相撲をとらしたる』 というのを聞いて、『こらぁ、頑張って是非とも戦争に勝たなあかん』 と思うたもんや」 というのを聞いた。私は思わず 「うわぁ、体べとべとになりますやん」 と反応してしまい、「そうか、君はそんな世代か」 と悲しませてしまったのを覚えている。

まさにこれですな。

投稿: tak | 2016/10/11 23:03

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