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2017/02/16

「老い遅れ」 という言葉を初めて知った

「近頃、老眼が進んじゃってさ」 とつぶやいたら、「老い遅れるよりはいいわよ」 と、一緒に仕事をしている女性に言われた。彼女は 70歳を過ぎて、実はいろいろ病気を抱えてはいるらしいが、すこぶる元気で快活に見える。それにしても 「老い遅れる」 という言葉を、この時初めて知った。

170216

帰宅してググってみると、これは黒井千次著の 『老いのかたち』 という本に出ている言葉らしい。初版は 2010年 4月というから、結構前の本だ。この本は 4章立てになっていて、それぞれ 「病気待ちの列」 「友を送る-これも同窓会」 「老い遅れに気をつけて」 「普通高齢者がイチバン」 というタイトルだという。

第3章の 「老い遅れに気をつけて」 を踏まえて、彼女は 「老い遅れるよりはいいわよ」 と言ったのだろう。私は黒井千次氏の本を 1冊も読んだことがないので、どんな具合に書かれているのか知らないが、まあ、先輩からのありがたい言葉として受け取っておこう。

黒井千次氏はさらに、2014年に 『老いの味わい』 という本も出しているらしい。それだけでなく、『老いるということ』 (2006年)、『老いのつぶやき』 (2012年)、『老いへの歩み』 (2015年) と、「老い」 をテーマに何冊もの本を出している。ふむ、「老い」 というのは、案外商売になるのだな。

私はかなり老い遅れている傾向があるのだが、ある日突然がくっとこないように、少しは老い遅れに気をつけて生きてみようと思う。

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