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2017/12/09

今回の深川の事件について

私は神社仏閣好きなのだが、今何かと話題の富岡八幡宮には、どういうわけか一度も行ったことがない。それどころか、最寄り駅の東京メトロ、門前仲町という駅で下車したことすらない。個人的には縁遠い神社である。

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間もなく新年になってしまうが、こんなことがあった直後だけに、富岡八幡宮の初詣客は激減するだろう。下世話な話だが、お賽銭収入だってまともには入らないだろうし、関係者にとっては頭の痛い話になる。

事件の背景には肉親同士の愛憎があったという。自殺した容疑者は自分の息子を宮司にすることを要求していて、「実行されなかった時は、死後においても怨霊となり祟り続ける」 などと書いた手紙を関係者に送りつけていたという (参照)。物騒な話である。いくら理不尽な話でも怨霊になるのは当人の勝手だから、このあたりのことはしっかりと宗教的に解決しなければならない。

ほとぼりの冷めた頃合いに、この事件で命を落とした 3人の魂鎮めを懇ろに執り行わなって、「きちんと浄めた」 ということにしないと、後々まで参拝客の数が回復しないだろう。その前に宮司の跡継ぎまで決めなければならないとなると、後始末はなかなかつかないだろうから、下手するとぐずぐずしているうちに神社そのものが衰退してしまいかねない。

この件に関連してもう一つの話題は、神社本庁が今回の被害者である姉の方の宮司就任を認めようとしなかったということだ。「女性差別」 ではないかという声もある。このため富岡八幡宮は神社本庁を脱退するまでに至っている。

全国の神社の中には女性の宮司も何人か存在するらしいが、富岡八幡宮クラスの格の高い神社になると、女性宮司というのは事実上あり得ないらしい。何しろ神社本庁というのは例の日本会議の中心的存在だから、女性天皇を認めたくないのと同様、女性宮司も歓迎しないのだろう。

今回の事件は、いろいろな問題を浮き彫りにしてしまうようなのである。

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