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2017/12/13

羽生永世七冠の偉大さを、実感として理解できる素養がない

私は将棋というものがからきしダメなので、羽生善治氏が 「永世七冠」 達成というニュースを聞いて、彼が生きている間はずっと最高位に留まるので、七冠のタイトル戦はなくなってしまったのかと思っていた。

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ところがよく聞いてみると、これは 「名誉称号」 みたいなもので、それぞれのタイトル戦はこれからもフツーに行われるというのである。そりゃ、そうだろうね。そうでなければ、将棋の世界が商売にならない。ということは、仮に羽生氏が来年どれかのタイトルを失っても、「永世なんとか」 という称号を名乗り続けることができるというわけだ。なんだかよくわからん話だが。

既に何度か書いていることだが、私は将棋の駒の動かし方ぐらいは知っているが、実際に将棋を指して人に勝ったことが生まれて一度もない。何が苦手といって、将棋ほど苦手なものはこの世にないと言っていいぐらいのものだ。

私は父の遺伝子をかなり色濃く継いでいると思っているが、将棋と囲碁の素質だけは全然引き継いでいない。父はかなり上手だったようなのである。「ようなのである」 というのは、父の上手さを理解できるほどの素養のない息子なのだから、しょうがない。

それだけに、羽生氏の偉大さというのはいろいろ伝え聞くことはあっても、実感としてはさっぱりわからない。「よほど強いんだろうな」 とは思っても、「強いって、どういうことなんだ?」 というのが全然想像も付かないのである。音痴がジャズのアドリブを、「単なるでたらめ」 と思ってしまうようなものだ。

ある分野における名人の妙技を理解するためには、多少なりともその分野の 「勘所」 みたいなものを理解しておかないと無理なのかもしれないと、つくづく思う。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

私は趣味「将棋」なので一言。
「永世」は原則として引退後に呼ばれます。
なので来年無冠になったとしたら、今のところ「羽生九段」になると思います。
ただやはり特別な人ですから、例外規定がなされる可能性はあります。

羽生さんの強さ、ですか。
私はまだ級位者ですが、こんな説明はどうでしょう。
羽生さんが素晴らしい手を指したとして、でも将棋に絶対はないので、その瞬間から打倒羽生に燃える多くの棋士たちがコンピューターも駆使してその手への対抗手段を立てるのです。
相撲などと違って頭脳ゲームなので、必ず対抗手が見つかり次は通用しません。
伸び盛りの若手・脂ののった中堅・羽生世代と言われる強豪ぞろいのベテランが、悪く言えば「寄ってたかって」羽生さんに対抗する図が出来上がります。
また将棋は誰とでも戦うわけではなく、羽生さんと戦うのはそもそも相当強い棋士ばかりになります。
にもかかわらず7割を超える勝率を維持し続けているってところがすごいと思います。

ちなみに、アマチュア初段以上は申請すると会長・名人・竜王3人の直筆署名入り免状がもらえます(それなりのお値段)。
竜王になったので少なくともあと1年、羽生さんの直筆が!しかも国民栄誉賞者になるかも!
というわけで先日から久しぶりに将棋ネトゲを再開し、必死で初段を目指している最中です(笑)

投稿: らむね | 2017/12/13 22:24

私も囲碁と将棋はやったことがないので、羽生永世七冠とか言われてもどれほどすごいのか全く分かりません。
テレビでそんな話をしているのを聞いても蚊帳の外に置かれた感覚が生まれ ”自分はダメなやつなんだなぁ” と思ってしまいます。
というわけで、TAKさんの記事を読むとほっとします。

投稿: ハマッコー | 2017/12/13 23:44

将棋の世界、いまや現役の名人でさえAIに勝てない時代です。

そのことを踏まえたうえで、羽生がどれほど凄いかを伝えるエピソードというか、ツイッターで出回って大受けしていた笑い話。

「○○も負けた!」
「××も負けた!」
「もうAIに勝てる人間はいないのか!?」
「まだ羽生がいる!」
「…いや、羽生を人間にカウントしていいのか?」

※ まぁ実際にはたぶん羽生も勝てない、というか勝ち越せないとは思いますが。

投稿: 山辺響 | 2017/12/14 15:32

らむね さん:

いろいろご教示いただきまして、恐縮です。

ただ私としては、将棋というものにそれほど奥深い手があるということが、まったくピンと来ないのであります。要するに理解するだけの甲斐性がないので、こればかりはごめんなさいというほかありません。申し訳ない。

投稿: tak | 2017/12/14 18:51

ハマッコー さん:

将棋というものと、これも前に書いたことですが、算盤というものについて、どうにも近付きがたく感じております。こればかりは、体質なんじゃなかろうかと思います。

で、「ごめんなさい」 以外の言葉が思いつきません。

投稿: tak | 2017/12/14 18:54

山辺響 さん:

AI がしゃしゃり出る分野で勝負していなくて、本当によかったと思います ^^;)

投稿: tak | 2017/12/14 18:55

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