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2018/01/16

「小正月」 が 「しょうしょうがつ」 になってしまうんじゃないか

昨日 1月 15日は 「小正月」 だった。読みは 「こしょうがつ」 である。関東の正月は、元日から 7日までが 「松の内」 だが、関西ではこの日までとするところが多い。そして関西式の方が歴史的な慣例に則っている。

180115

ところがこの 「小正月」 を、「しょうしょうがつ」 と読み違える人がやたら多い。4年前の 1月 16日に、"「小正月」 は 「しょうしょうがつ」 とも読むのかと思っちゃうほどに" という記事を書いているぐらいに多いのだ。もちろん辞書を引いても 「しょうしょうがつ」 なんて項目はないから、「こしょうがつ」の読みが正しいのは言うまでもないのだが。

ところで 4年前の記事には、次のように書いている。

「"しょうしょうがつ"」 というキーワードで検索しても、本日のところはわずか 23件しかヒットせず、しかもその中には、それまで 「しょうしょうがつ」 と読み間違えていたという記述の方が多い。とりあえず一安心したくなる。

ところが、4年前に 23件だったのが、今年はなんと、354件に増えてしまっているのだ。その中にはもちろん私の記事も含まれていて、 ”「しょうしょうがつ」 は誤り” であることを指摘したものも多いのだが、気がかりなのは、完全に 「しょうしょうがつ」 と思い込んでいるページがかなり増えていることである。

上の写真は、4年前の記事でも指摘した大阪心斎橋の 「作一」 という日本料理店 (ミシュランの 1つ星を獲得しているらしい) のサイトの中で、季節の風物を紹介したページ (参照) の中の拡大である。もっともらしく書いてはあるのだが、「小正月 (しょうしょうがつ)」 というのは、ちょっとね。あれから 4年以上経つのだから、早く修正してもらいたいものだ。

ただ、昨年暮れの "「雰囲気 — ふいんき」 問題を巡る冒険" でも書いたように、いくら間違いでも間違える人が圧倒的多数になってしまうと、そっちの方が認知されてしまうということがある。そのうち 「小正月は、『しょうしょうがつ』 とも言う」 なんてことになってしまいかねないではないか。何しろ 「ふいんき」 とは違って、「しょうしょうがつ」 と入力すれば何の問題もなく 「小正月」 に変換されてしまうし。

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コメント

「小京都」も本来は「こぎょうと」だったとか。
いずれ「しょうしょうがつ」になってしまうんでしょうね。

投稿: 重箱の隅 | 2018/01/17 01:21

重箱の隅 さん:

「小江戸」 も 「しょうえど」 になったりしたら、ちょっと辛いですね ^^;)

投稿: tak | 2018/01/17 17:32

柳家小さん、桂小金治。

この辺も怪しくなるのでしょうか?

投稿: 乙痴庵 | 2018/01/20 11:52

乙痴庵 さん:

落語を 「笑点」 でしか知らないという連中が多いですからね。若い人だけかと思っていたら、70過ぎのじいさんでも同じレベルの人が結構多いと知って、びっくりです。

投稿: tak | 2018/01/20 23:35

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