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2018/02/23

東京都議会の風流すぎるポスター

下の写真は、羽田空港に行くモノレールで見かけた東京都議会の告知ポスターである。「街灯りに浮かぶ江戸桜に魅せられ 花の浮き橋を渡りゆく」 なんてコピーだが、決して観光ポスターではない。

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東京都議会の 「第1回定例会」 という割には、ちょっと風流すぎるというか、もっと率直に言えば呑気すぎるデザインである。「議員の頭の中、大丈夫なんだろうか?」 なんて言い出す人もいるだろう。やはり違和感は覚えてしまうよね。

ただ、浮かれた呑気なムードなのは決して都議会議員というわけではなく (中にはそういう議員もいるだろうが)、このポスターのデザインをした人である。政治の堅苦しいイメージを避けたということではあるのだろうが、ちょっと避けすぎなんじゃないかなあ。

で、まあ、直接の問題はデザインした人の頭の中なんだろうが、二次的な問題は、やはり 「うん、これでいいんじゃないの。春らしくて」 なんて、軽い気持ちで OK を出しちゃった都議会の担当者にもある。担当以外の議員には 「あちゃあ、やっちまった。これじゃいろいろ言われそうだな」 と思う人もいるだろうが、大方はそんなことにも無頓着だったりするのかもしれない。

少しは 「都議会運営に関し、いろいろとご批判はあるでしょうが、当事者としてはちゃんとやってるつもりですので、何分よろしく」 というメッセージを、感じさせた方がいいんじゃなかろうかと思うがなあ。

ただ、こんなポスターがごくフツーに流れるだけで、「はい、一丁上がり!」 で終わるとしたら、本当に問題にすべきなのは、受け取る側の感性の方だと言わなければならないかもしれない。なにしろ選挙での投票率も低いし、無関心だしね。

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コメント

年ごとに見ていくと、平成26年あたりから観光ポスター風にシフトしてるようですね。

4年続けてるってことはそれなりに何かの効果があるのかもしれませんね。

投稿: 重箱の隅 | 2018/02/24 00:02

重箱の隅 さん:

↓ このページ、見てみました。

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/poster/

平成26年あたりからというよりは、ずっと少しずつ酔狂さを増しつつあるというイメージですね。

とくに平成29年の 第2回定例会あたりから、「これで行くんだ!」との思い込みを強めているようです。

あったとしても、一体何の効果なんでしょう?

投稿: tak | 2018/02/24 00:41

何を訴求したいのか、わかってないというか、
発注能力がないクライアント担当者って、結構多いんですよね。
しかし、最近、訳わからない CM が多くなったと感じるのは、
きっと私の歳のせいなんでしょうね。(;_;)

投稿: さくら | 2018/02/24 11:12

我が岐阜県の県議会告知ポスター、見たことありません。(まぁ当地は正直岐阜より名古屋寄りのお土地柄なんで…)

ポスター作って告知するにしても、「有権者に訴求」のポイントが明確かどうか、議会の方向性を示しているかどうか、「ポスター告知の意義」がないと、単なるお遊び(税金の無駄遣い)になってしまいます。

お花見然としたコピーですから、風流も盛り込みつつ、
「お遊び上等!都議会」
ってことですかね。

投稿: 乙痴庵 | 2018/02/24 11:32

さくら さん:

まさに、「発注能力がないクライアント担当者」 の代表をみる思いですね。

投稿: tak | 2018/02/24 23:33

乙痴庵 さん:

都議会側にしてみれば、単なるお遊びで、ポスター制作者にしてみれば、公費で自分の趣味を実現させてもらえるんだから、最高のクライアントですね。

投稿: tak | 2018/02/24 23:35

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