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2018/05/15

車いすバスケットボールのポスターでちょっと

先日、電車内でみかけたパラリンピック関連の吊り広告で、なんだか納得いかないのがあったので、ここに掲げておく。もしかして単に私の知識足らずに過ぎないのかも知れないので、詳しい人のコメントを期待したい。

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何が納得いかないのかというと、車椅子バスケットボールに関する解説で、「ジャンプの代わりに片輪を浮かせる」 ということに関してだ。上に画像を掲げておく。これに関する説明として、次のように書いてある。

一般のバスケットボールと同様に、高さが有利に働く車いすバスケットボール。車いすではジャンプができない代わりに、片方の車輪をあげて高さを確保する 「ティルティング」 というテクニックがあります。絶妙なバランスで繰り出す凄技は必見です。

しかし、実際のイラストを見ると、2人の選手が競り合ってボールを奪い合っているが、2人ともボールに伸ばした腕の、反対側の車輪を上げているのである。これではボールに対する 「高さ」 が、ちっとも確保されていない。

一方、「ティルティング バスケットボール」 のキーワードで画像検索すると、下のような写真が表示された。これなら、シュートしようとしてボールを持った方の手の 「高さ」 をしっかりと確保できていて、なるほど 「高い打点を維持」 という字幕も納得できる。

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ポスターのイラストから考察すると、競技用の車いすは車輪が前後から見て 「ハ」 の字型に付いているので、この場合は 2人の選手がお互いに伸ばした腕の側の車輪を垂直にして、ボールの真下に入ろうとした結果なのかもしれない。ただ、これは必然性はあるが、「高さを確保するため」ではなく 「位置を確保するため」 なので、解説文とそぐわない。

あるいは、2人の選手がボール下に勢いよく入り込んだ際に、勢い余って反対側の車輪が持ち上がってしまっているとも想像できる。いずれにしてもこのポスターは、イラストにするための写真の選択を、ちょっと誤ってしまったのではないかと思うのである。

ちなみに 「ティルティング」 とは "tilt" (傾ける)  という英単語から来ている。クルマの世界ではハンドルの角度を変えられるのを、誰が言い始めたのか、ダサダサに訛って 「チルト・ステアリング」 なんて言っている。

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