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2018/11/06

異常気象は今後も増え続けるという予測

今年の夏は異常としか言いようのない暑さだったが、時節は変われば変わるもので、少しはしのぎやすい季節になった。ただ、近頃はモデレートな気候は長続きせず、秋はすぐに終わって冬に突入する。

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National Geographic が 「夏の異常気象、2100年までに1.5倍に? 最新研究」 という記事を伝えている。「熱波、洪水、干ばつ、山火事など北半球の気象災害の原因、極端気象の長期化で」 という、うんざりするようなサブタイトル付きだ。

夏の暑さがこのまま極端な方向に向かい続けたら、もうこの地球には人間が住めないほどの状況になるまでに、それほどの時間はかからないという気がする。私の世代は、生きてももう 20年やそこらだろうからまだいいが (いや、あと 30年以上生きちゃったらどうしよう)、子どもの世代にとっては深刻だ。

こうした異常気象の主要原因は、ジェット気流の蛇行だと言われている。この現象が起きる要因は北極の平均気温が上昇というのだから、要するに地球温暖化が根本的な問題なのだ。上述の記事から引用しておく。

はるか上空を西から東へ吹く北半球の寒帯ジェット気流は、北極の寒気と熱帯の暖気の温度差によって生じる。北極は、他の場所よりも 2〜3倍も急速に温暖化しているため、気温差が小さくなり、ジェット気流が遅くなる。流れが遅い川と同じように、ジェット気流も遅くなると大きく蛇行しがちになり、夏の間は時に何週間もその蛇行が停滞することがある。

最近頻発するような異常気象が 2100年までの間に起きる頻度を、気象モデルを用いて予測すると、「わずかに減少する」 というものから 「3倍に増加する」 というものまで、さまざまな結果が得られたという。そして平均的な数値としては、異常気象は 「1.5倍に増える」 ということになったようだ。

今年の夏のような猛暑が、それほど珍しいものではなく頻発するようになるというのでは、堪ったものではない。対策としては石炭を用いた火力発電を減らすことが最も効果的であるというのだが、そのためには、原発ではなく太陽光、風力、地熱などの自然エネルギーを利用した発電をもっと増やさなければならないのだろう。

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