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2018/11/30

あんまり天気がいいので、冬とは気付かない

今日も関東は小春日和で暖かい。今、11月 30日の 午後 4時過ぎで、天気図を見ても関東付近の等圧線はだらっとなだらかである。これでは夜中になっても風の強まる気配はないから、東京地方では木枯らし 1号の吹かない 11月となることがほぼ決定である。これは 39年ぶりのことらしい (参照)。

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今日はここ、つくば周辺でも妙に暖かく、小さな羽虫がやたら発生している。クルマの窓を開けると、そんなのがどんどん入ってくるので、気持ちよく窓を全開で走るわけにもいかない。

この夏がやたら暑かったせいで、体がかなり夏向きになってしまい、今月半ば過ぎまでは案外肌寒く感じることもあったが、それに慣れてしまうと、もう妙な暖かさのみが気になる。最近は夜中になってもクルマの暖房を点けて走ったことがないし、さらにはエルニーニョまで発生しているらしく、そうなるとますます暖冬傾向が強まる。

思えば 18歳で山形県の庄内から上京し、初めて晩秋を越した時も、冬が来ているとは少しも気付かなかった。故郷の冬と言えば、ほぼ毎日のように暗い雲が立ち籠め、風速 20メートルの吹雪になる。ところが 11月を過ぎても東京の空は明るく、それほど冷たい風も吹かない。それにあの頃は学園紛争で大学はずっとロックアウト状態だったから、夏休みがそのまま冬休みになだれ込むようなもので。メリハリがないのである。

「あんまり天気がいいから、冬とは気付かなかったよ」 と言うと、周囲の連中は 「冬って大抵天気がいいもんじゃないの?」 なんて言う。その時初めて、「ああ、自分は故郷を離れて東京暮らしをしてしまっているのだ」 と、しみじみ思ったものだ。

そして今、あまりにも冬らしくないので、47年前の感覚を思い出してしまい、「あんまり天気がいいから、冬とは気付かなかったよ」 と、もう一度言いたくなった。温暖化は留まるところを知らない。

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