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2019/02/27

「オレオレ詐欺」 を防ぐには

神戸新聞の "スーツ 「ダブダブ 不振に 質問したら 18歳 「受け子」 だった" という記事に、少々笑わせてもらった。18歳の少年が、兵庫県宝塚市の高齢女性から息子を装って現金 200万円をだまし取ろうとしていたのだという。

190227

記事によれば 「女性と路上を歩く少年のスーツが 『だぶだぶ』 で体形に合っていないことを不審に感じた捜査員が、少年に職務質問し、事件が発覚」 した。この時女性は少年に手渡す現金を用意しており、被害に遭う寸前だったというのだから、危ういところだったわけだ。

この記事を最初に読んだのは読売新聞のサイトで、そこでは、「現場を車で通りかかった署員が、スーツ姿の不似合いな男と女性が話している様子を不審に思い、職務質問」 と伝えられていた (参照)。「それだけのことで 『怪しい!』 と判断する捜査員の直観ってすごいな!」 と、私は素直に驚いていたのである。

「スーツが似合わない」 というだけでそんなことになるのだったら、私なんかしょっちゅう職質されるだろう。いや、実際にはスーツなんて滅多に着ないから、そんな心配はないか。

この件を扱った 「2ちゃんねる」 のページには、

6 :名無しさん@1周年:2019/02/26(火) 15:37:44.36 ID:CygQu+st0.net
>スーツ姿の不似合いな男
おまいら

7 :名無しさん@1周年:2019/02/26(火) 15:38:04.29 ID:tmxUDKFn0.net

スーツはな

就活の頃から着こなしていないと
いきなり無職の 22歳が着ても不自然で着こなせないよ

無職にはムリさ

というのがあって、「まさに!」 と思ってしまった。なかなか鋭い指摘である。ただ実際には、だぶだぶ過ぎて、一見して不審な着こなしだったというので、「それならわかりやすいかもね」 と納得した。

それにしても世の中には、こんなようなバレバレの詐欺ストーリーに簡単に騙されてしまう高齢者が多いようなのである。いくらテレビなどで 「詐欺に注意」 と呼びかけても、いざ自分にそんなような電話がかかってくると、頭の中身がぶっ飛んでしまうのだろう。あるいは 「息子に頼りにされた」 という 「ちょっと歪んだ嬉しさ」 が、正常な判断力を鈍らせてしまうのかもしれない。

ちなみに 7年前に死んだ父が生前、「ウチにも 『オレオレ詐欺』 の電話がかかってきたことがある」 と語っていた。以下は実際には庄内弁の会話だったのだが、便宜上、フツーの日本語に翻訳して記す。

私: 「さすがに、騙されなかったわけね」
父: 「だって、お前は俺に標準語で電話してきたことなんてないだろうよ」

その電話の主は、私の名をかたりながら共通語でしゃべっていたらしい。あり得ない話である。というわけで、故郷の言葉は大切にすべしと確認できたのであった。

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コメント

私はどうも昔からオレオレ詐欺に関してはあまり被害者に同情できないんです。
最近はいろいろ手口が発達してるみたいなんでどうだかわかりませんが、初期のころは「デキの悪い息子が何かをやらかして、それをもみ消すためにカネが必要」みたいなストーリーが多いということでしたよね。
そこで「きっちり自分でカタを付けろ」と叱責もせず、金の力でなんとかしようという考え、決して褒められたものではないと思うんですよね。

投稿: きっしー | 2019/02/28 22:12

きっしー さん:

"「息子に頼りにされた」 という 「ちょっと歪んだ嬉しさ」"

と書きましたが、「かなり歪んだ嬉しさ」 かもしれませんね。

投稿: tak | 2019/03/01 17:35

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