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2019/05/06

遅ればせながら、フェアトレード・コーヒーに鞍替えした

私は結構なコーヒー好きだと思う。と言っても、よくいる「徹底したこだわりのコーヒー好き」というわけではなく、とにかく何杯も飲んでしまうというだけで、そこそこおいしければあとは文句は言わない。

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ただ、それなりにおいしいコーヒーを飲みたいという欲求はあるわけで、何でもいいというわけじゃない。どうせ飲むならインスタント・コーヒーは論外だし、昨年の今頃「コーヒーは豆で買うに限る」という記事を書いた程度の贅沢はしてもいいと思っている。

そして最近、遅ればせながらフェアトレード・コーヒーというものに乗り換えたので、「遅すぎだよ!」と言われるのを覚悟で報告申し上げる次第である。本当に我ながら完全に乗り遅れと思うのだが、フェアトレード・コーヒーを豆の状態で売る店が近所に見つからず、長らく購入する機会を失っていた。そしてついにしびれを切らして Amazon で探して買ったというわけだ。

今回の豆は、斎藤コーヒーという店の「メキシコ マヤビニック」というもの。200グラムで 1,289円だから、結構お高い。ただ他のコーヒーが途上国の小規模コーヒー生産農家にかなりの犠牲を強いて生産・流通していることを思えば、コーヒー好きとしてはこのくらいの負担はしても罰は当たらないと思う。(参照

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この豆はフェアトレードというだけでなく、有機栽培されたものという。缶にあけてみると、見慣れたコーヒー豆よりずいぶん艶々していて薫りもよく、それだけでかなりそそられる。

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ミルで挽いて淹れてみると、何だか赤ワインに近いような色合いだ。一口飲んでみるとかなりさっぱりしていて、苦みは少ない。とはいえ、後効きするようなコクがしっかりしている。心持ち的にも風味的にも、引っかかる感じがない。こんな類いのコーヒーは初めて飲んだ。

私としては、「こりゃ、おいしいじゃないか!」と思ったのである。こんなにおいしくて、フェアトレードであることによる潔い心持ちがするなら、今後ずっと飲み続ける価値がある。鞍替え決定だ。

 

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コメント

怪しい宗教のチラシを置くようになってから足が遠のいてしまいましたが、昔、近所にフェアトレード商品専門店というのがあって、当時はよく利用していました。
フェアトレードが話題になった当初は「フェアトレード作物に生産が集中して相場が暴落し、フェアトレードに参入できない大規模農園の労働環境が急速にブラック化している」とか「その一方で最低取引価格を当て込んだ低品質な農産物の流入が激しい」とか、「価格の上げ幅に比べて買取価格の色付けが極端に少なく、『フェア』の看板を不当に安く買い叩いているに等しい」みたいな批判がありましたが、今はだいぶ改善も進んでいるんでしょうね。

投稿: 柘榴 | 2019/05/08 03:49

柘榴 さん:

そりゃ、フェアトレードを謳いさえすればいろいろな問題がすべて一挙に解決するというわけにもいかないでしょうが、関係者の努力で少しずついい方向に向かうと期待します。

この分野では市場原理が望ましい方向に働く力となるでしょうから、否定せずに見守りたいですね。

投稿: tak | 2019/05/08 21:16

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