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2019/08/02

例の吉本興業社長の 5時間超の記者会見ビデオ

吉本興業所属のお笑いタレントの「闇営業」問題については、ほとんど関心がないのでこのブログでも完全無視の態度だったのだが、急にちょっとだけ興味が湧いた。いや、興味が湧いたというのは「闇営業」の経緯とその後のお笑いタレントの動向についてではなく、例の 5時間以上に及んだという記者会見そのものについてである。

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というのは、知り合いのフリーカメラマンがその 5時間超の記者会見にずっと張り付いていたというので、「それはそれは、ご苦労さんでした」という話になってしまったからである。彼は結構芸能ネタの撮影取材をしているとは聞いていたが、そんな記者会見の撮影までしているとは知らなかった。

「うんざりした?」と聞くと、「いやはや、疲れましたね。いくら何でも長すぎですよ」と言っていた、しかしカメラマンというのは記者とは違って、意識が話の内容なんかより「憔悴しきった様子」とか「どぎまぎした表情」とかにフォーカスしているので、それはそれで集中してシャッターを押しまくっていたようではある。

で、「どんなような会見だったんだろう」とググってみると、記者会見の始めから終わりまで 5時間以上を中継した動画が見つかった。

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YouTube にアップされていたビデオ(参照)を覗いてみると、上の写真のように、中継時にビデオ画面の右側にリアルタイムで書き込まれたチャットが、延々と同時進行で流れている。ということは、かなりの人数がずっと中継を見ながら茶々を入れていたわけだ。すごいなあ。何だかんだ言っても、日本は平和な国である。

こちらは 5時間以上もこんなビデオを眺めている暇がないから、飛ばしに飛ばして見ただけだが、印象に残ったのはこう言っちゃナンだけど、芸能マスコミというものの質の低さだ。記者は吉本側に遠慮しいしい核心から外れた質問ばかりしているし、吉本側はそれらの質問に対してちっとも的確な答えになんかなっていないが、岡本社長がとにかく延々としゃべりまくっている。

「遠慮しいしい」の東京マスコミと「内容はともかくしゃべりまくる」大阪のオッちゃんの対決なのだから、かみ合わないのは当然で、結局は大阪のオッちゃんの方のペースで進んでしまっている。記者側は「無駄に疲れさせられた」だけで、それは吉本側の「無駄に疲れて帰ってもらう」という目的通りだったと言えるだろう。

カメラマンたちが「正直言って、ジャニーズと吉本にはいい印象なんてない」と口を揃えるのも道理という気がしてしまった。

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コメント

>印象に残ったのはこう言っちゃナンだけど、芸能マスコミというものの質の低さだ。記者は吉本側に遠慮しいしい核心から外れた質問ばかりしているし、

全くその通りです。
加えてそういうところに出没するカメラマンと言うのはなんであそこ迄シャッターを押し続けるのかと思いますね。「主役」がちょっと困った顔をするとパシャッ、涙を拭おうとするとパシャッ、で際限なくシャッターを押し続ける。そしてフラッシュなんか使わなくても充分明るい写真は撮れるのにそれも不思議です。

昔、エリザベス女王が来日した時にカメラマンが際限なくフラッシュをたき続けた行為に対して女王がムッとして「もういいんじゃないの」と言ったのを思い出しました。

記者会見なんてサングラスをして応じればカメラマンも戦意喪失するでしょう。理由を訊かれたら「目を保護するため」と言えば済んでしまう。

投稿: ハマッコー | 2019/08/04 01:12

ハマッコー さん:

最近は何千回シャッターを押してもフィルム交換の必要がないので、とにかく数で勝負する傾向がありますね。

連続してシャッターを押し、後から一番いいのを選ぶというスタイルです。

フラッシュの多用に関しては、完全なセッティングの不可能なシチュエーションでは、「使わないよりはマシな写真になる」ということのようです。相手の都合は考えませんね。

投稿: tak | 2019/08/04 22:07

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